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木を愛し、土に親しみ、犬と戯れ、思いつくまま気ままに発信、知る人ぞ知る「山章工房」のブログです。
山章工房の木土愛楽(きどあいらく)



おはようございます。

散歩で表に出ると、ワンランク低い寒さを感じます。

星はきれいに見え、風が吹いてます。

そしてJA温度計は今季初の10度切りの8度でした。

脚のことを考え、練習休みは予定通りです。

さて、一日中曇り空の昨日、大工仕事をたっぷり楽しみました。

大工仕事の前に、使い古した手ぬぐいやタオルをウエスに、

空になった軟膏の容器で刃物に塗る油つぼを作ります。

真ん中は市販のものですが、左の手作りの方が使いやすいです。

道具箱も整理します。

左の箱には、技能検定に必要なものだけ入れました。

右側はメンテ用の道具を中心しました。

そんなことをしていたので、大工仕事の開始は10時を過ぎました。

丸ノコの刃が、刃先は鈍っていないのですが、やけに汚れているので

フルタ機工さんに研磨してもらった刃と取り替えます。

午前中は、先週残したもや束を梁に据えます。

据え付けたのは午前中ですが、撮影は夕方5時の作業終了時です。

その後は、先ほどの束の上に載るもやの加工ですが、

構造の変更があったので、夏につけた墨線をカンナで削って消してやり直し。

あっという間にお昼です。

といっても、もう1時半になっています。

磐田から持参したボロネーゼソースにスパゲッティを茹でて合わせるだけです。

お風呂掃除をしたら、早々に作業再開。

墨付けが終了したら、必ず寸法を確認します。

これが訓練校で習っていることです。

やっぱりありました、ミスと誤差、これをカンナで削って改めて墨付け。

作業の進みは遅いですが、何かとっても楽しいです。

わーやった!というような湧き出るようなうれしさではなく、

曲尺で墨線を引いていると、体の内から何か自分の精神的な充実感を感じます。

学んだことを実際に目の前でやっていることで、

まだ自分の伸びしろを感じることができるからです。

再度、いや三度、眼前のもや束と墨付けの寸法違いがないかを確認。

3時40分頃、ようやく加工を開始します。

ほぞ穴掘りは、このロボットのような角ノミです。

速い、しかもきれい、7つのほぞ穴を掘るのに25分少々。

もし、私が手でやったら2~3時間はかかるでしょう。

次は鎌継ぎの加工です。

ここはのこぎりとノミの手作業しかありません。

でも、この作業もまた面白い。

しかし、5時の放送がムラの谷間に響いたので作業終了。

道具を片付け、最後は加工出た木くずを

薪ストーブで焼却です。

あっという間の1日で、作業スピードは上がりませんが、確実に進んでいます。

それでは今週も元気に行きましょう。



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