やまさん。RCのブログ-V2

このブログは家庭とRCの両立に日々悩む一人の中年(^^;の苦闘の日々??をお伝えするどきゅめんたりーです。

RCで工作 ~ リューター活用編

2013年08月04日 | 自作 (DIY)の部屋

みなさんこんばんは。

”久しぶりの工作”でワタシが自作したルーターテーブル、

どうやって自作したのかと何人かの方達から興味を持って

ご質問戴いたようですので、今回簡単な作り方を挙げて

みますね。

Img_0334

これがルーターテーブル(というほどのものではないですが)です。

写真上部にある、ドレメル製型番800のリューター(ルーター)で

カーボン板を加工しやすいようにと、加工治具として自作しました。

ドレメルからも正規のルーターテーブルは販売されていて、

amazonのこちらから購入することも可能です。

ワタシのルーターテーブルは、材料代として700円ほどあれば

自作できるのと、カーボン板加工に特化した簡便な構造です

ので、興味ある方はドレメルのルーターテーブルを購入される

前にご検討されるのも良いかと思います。

Img_0340

まず、用意するのは150×250㎜位のステンレス製バットです。

ダイソーとかの100均で料理用として販売しているものです。

材質がステンレスですので、上記の穴加工を自分で施すに

はなかなか苦労するところです。

まず、3㎜くらいのドリルでど真ん中に穴を一つ開け、リーマ―

で頑張って広げます。次にリューターを使って付属の酸化アルミ

砥石(#932とか)を使って穴を広げます。この酸化アルミ砥石、

リューター買うと必ずおまけでついてきますが、カーボン板や

アルミ加工にはあまり使えず何のための砥石だろうと思って

ましたが、ステンレス加工で初めてその必要性を感じた次第

です。鉄系加工用だったんですね。

Img_0336

ドレメルのリューターは先端部の樹脂部が上の画像のように

ねじになっていて取り外すことができます。このねじ部が通る

ようにステンレスバットに穴をあけるわけです。

Img_0337

そして上記の写真のようにリューターをステンレスバットの穴に

差し込みます。

Img_0338

そして樹脂部を指で押さえて、リューター本体をぐるぐる回して

樹脂部のねじを締め込みます。これでリューターがステンレス

バットに固定できるようになったわけです。穴を一つ、開けた

だけですけどね。

Img_0341

次にステンレスバットの上部に貼り付けてある色とりどりの板は

上記写真にあるカラーボードを切って、両面テープで何枚も

貼り付けただけのものです。1枚5㎜ですがワタシは8枚重ねた

ので厚さは40mmですね。サイズは適当で良いですが、確か

100×200㎜位に切って貼り付けました。リューターの先端

チップ部は穴径30㎜にラウンドカッターで加工しました。

これもお持ちでなければダイソーとかで100円で売ってます。

ボディのホイールアーチ加工にも便利ですから皆さん常備

してください。

Img_0339

この状態でも作業はできなくもないですが、リューターを手で持ち

ながらカーボン板を動かすのは至難の業でしょうから、この

ステンレスバットを保持する台としてお風呂で使う座椅子を購入

しました。こちらはなにも加工せず、真ん中の穴が大きいもの

をダイソーで選定しました。500円でしたね。

Img_0335

ちなみに、お風呂の座椅子に当たる部分にもカラーボードを適当な

サイズに切って、ステンレスバットの裏面に貼り付けておくと作業時

に滑らず、力を入れやすくなりますのでお勧めです。

以上、カラーボードを貼り付けるのに使った両面テープはすべて

タイヤ用にカワダやイーグルから発売されているタイヤ用の薄い

両面テープを使用しました。手持ちにあって便利だったのと、薄い

ので両面テープ自体がよれて動いたりしないのが選定の理由です。

Img_0342

このルーターテーブルを使って、早速カーボン板を切り出してみました。

ドレメルタングステンカーバイトカッター#9903を使ってみたところ、上記

の写真のように複雑な形状も比較的簡単かつ精度よく加工できます。

カーボン板を糸鋸で切り出したことのある方なら、この優位性は身に

染みてお判りになるかと思いますねえ。

Img_0345

で、作業中でも作業後でも、カーボンの粉はこのようにステンレスバット

ごと、ごみ箱に裏返してとんとんすれば、カーボンの粉まみれになること

なく廃棄できるのもとても魅力的ではないでしょうか?狙いとした

カーボン加工時の作業環境を大幅に改善できたと思いますが、

如何でしょうか。

コメント (7)
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