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山クジラの田舎暮らし

岩手県北の田舎に生息する「山クジラ」です。定年後の田舎暮らしや趣味の山行きのことなど、発信していきます。

ほっと一息

2014-05-21 07:19:06 | グルメ

おはようがんす。今朝は配達を終えると、5時には田んぼに行って水のまわり具合を確認した。同じ水源の下の4枚は最後までたっぷり水が入っていたので、水口を止め、一定の深さになるように調整した。昨日変えるとき、少し水口を絞りすぎたので、1番上の一枚だけ水が少なかったのでさらに水を入れておいた。昼にでも行って深さを確認し、止めないとならない。いつもよりは少ないが、機械でちゃんと植わらなかった苗が横になっていたり、浮いていたりする。ここ1週間くらいの間にしっかり植えてやらないとならない。「補植はしない」というのが今の流れのようだが、まあできるだけのことをしておかないとと思う。あとは機械が作って行ったコブが水面上に出ているの等も少し直してやらないとならない。それでも田植えが終われば、じたばたする必要なはいので「ほっと一息」の感じである。

そんなわけで、今日から通常の生活に戻り「弁当持ち」ではなくなる。半日程度作業をして家に戻って食事ということで間に合うことになる。今朝のメニューは残っていた冷凍のエビフライに、レンコンのキンピラ、メカブの酢の物、ホウレンソウとニンジンのシラス和え、サラダ。ぐっと質素になったが、これで十分。

いよいよ、今日の夕方カナダに居る次男家族が一時帰国を利用してわが家にも来る。1歳児がいるのでグリーンヒルに泊まるが、夕食はわが家でということになる。妻は「煮魚を食べたいというリクエストに応え、マガレイの煮魚をつくった。汁物はお願いというので、今晩は「ひっつみ」をつくろうかと思案中である。


豪華お弁当を持って田植え

2014-05-20 17:27:26 | グルメ

お晩でがんす。今日は5時過ぎから苗の取り出す作業をして、7時過ぎに朝食を済ませそのまま田んぼに行ったので、ようやくブログに取り組めるようになった。一年のうちでももっとも忙しい一日だったのです。「しんぶん赤旗」日刊紙の配達を4時30分までに終え、作業着に着替え妻とともに苗を委託していた農家のハウスに行き、苗を掘り起こして軽トラに積み込む。独特の積載用のやぐらで積むのだが、今年は苗箱が130枚で1回では運びきれない。

苗おこし作業

そこで、田んぼに苗をおろしていったん家に帰り朝食にする。

私は軽トラで先発して、最後の作業をやっていると委託しているオペレーターが田植え機を持ってやってきた。大野明戸地区の農業後継者でまあ、青年と言って良い世代である。8時30分から田植えを開始。妻と義妹は到着していないが、今年10㌃の田んぼを借りて作付する夫妻が来ているのでとりあえず間に合った。間もなく妻たちも来たので、私と妻は再びなえおこし作業にかかる。残りの苗を運び、苗運びのやぐらを初秋者に返してもどり、少し作業をすると機械での田植えは終わり、オペレーターは機械とともに帰って行った。

昼食はトップにかかげたお弁当。いつもの一人用と違ってかなり豪華である。作業をいっしょに取り組んだ夫妻も独自にお弁当を持ってきたので、楽しく昼食を済ませ、午後1時から倒れている苗の抑えと、欠株の「補植」をおこなった。労力と収量の関係では、最近の解説書は「補植はしない」と書いている。まあ、苗が残っていて労賃を払わなくても良い家族労働があるときか、可能な限り補植をしても無駄にはならないと思う。

午後3時で作業を切り上げ、私は「おおの健康の湯」で汗を流す、連休明けから10日以上毎日田んぼに通っての作業が一応のピリオッドをうった。もちろん米づくりは、これから刈り取りを迎える9月20日過ぎまで、肝心な「水見」、薬剤散布、追肥の散布、etc。昔は「八十八度の手がかかる」といわれたように、決して何もしないで良いということではない。様々な栽培技術の進歩でだいぶ手数が減ってはいると思うが、それでも必要なことはちゃんとやらないと、売れるような米はできない。私の孤独なたたかいはこれからも続くのである。

 


麦イカを焼いた

2014-05-19 07:40:08 | グルメ

おはようがんす。昨日は1番下の田んぼの高低差が気になったので、クロヌリをしたうえで周辺部のみを再度「植代」かけをした。水をぎりぎりまで下げると、まだ少し高いところもあるが、2㌢位水が入れば、稲は水の中という感じになったのでまずは良しとした。今日は、すべての田んぼの「植代」作業でトラクターが脱出した際にできたわだちを直したり、微妙な高さを調整する「エンブリ」をやって、水の深さを田植え本番用(ひたひたの水)にして、事前作業はすべて終わる。やれたれ、さすがに「がおれた!」

今朝のメニューのメインはスルメイカの焼いたもの。今頃はまだスルメイカは小ぶりで柔らかく、通称「麦イカ」と呼ばれる。要するに麦の収穫期に採れるイカというような意味だろうと思う。

明日は、6時前に苗を受け取りに行って、田植え機のオペレーターが機械を持ってくるのが8時30分。75㌃分なので午後までかかるだろう。稲作りのプロは「補植はしない」と言っているので、私もこれにならう。ただし、機械の旋回範囲の関係で植え残した部分だけは補植してやらないとならない。田植えが済めば、次は毎日の「水見」である。早朝に水を入れ、昼ぐらいには止めて水温を上げて夜を過ごさせるというのが基本だ。今年拡大した1番下の田の水もちが悪い感じがどのようにでてくるか心配でならない。


タナゴの塩焼き

2014-05-18 07:38:31 | グルメ

おはようがんす。昨日はがんばって、全部の田(5枚、750㌃)の「植代」をやり終えた。あとは、クロ塗りとその他の環境整備だけである。昨年までは、田植えまでの作業日程がうまくゆかず、前日あたりに「植代」をやり、当日も朝から田の調整作業をやったりしていたのだから、かなりの進歩だと思う。ただ、今年田んぼに戻したところの水もちが悪いのが少々気になっている。

今朝は、タナゴの塩焼きがメインでした。ニラ入りオムレツも美味しかった。弁当をもって間もなく田んぼへ出勤です。


タラボのクルミ味噌和え

2014-05-17 06:41:28 | グルメ

おはようがんす。昨日は時折雨が降ったりする中、一番高低差のある田んぼの高低差を直し、「植代」を実施した。トラクターの代掻き用のオプションを「ロック」状態にすると土寄せができる。この状態で高いところの土(泥)を削り低いところまで運ぶ。これをやるといったん田んぼがぐちゃぐちゃになるのが、代掻き状態にして、少し浅めに代掻きをしていく。結果、かなり良くなったが田の中央部が少し高い感じだ。今日は、他の田の微調整と植代をやって、明日、時間に余裕があるようだったら、最終調整をやろうかと思う。今回作業した田は、ここ数年の間に牧草地を田に戻したもので、1年目は大きな陥没部分が出来てトラクターが立ち往生してしまい、刈り取り後に「シラマサ」を入れてもらって修正したが、今度は高いところが出来て完全に水に潜らない場所が出来た、毎年修正をしてきたのだが、ようやく今年は何とかか均一の高さにできそうな見通しである。

ところで土曜日は、いつものように「山賊食堂」の開店日。昨日作業後に集めてきた「タラボ」=(タラの芽)。少し大きくなり過ぎていたが、なんとか食べられそうなので、湯がいてクルミ味噌和えにした。クルミは地物のサワグルミ(固いクルミ)、味噌は豆ミソ、この組み合わせでないと、タラボに負けてしまうのである。ギンザケを焼いて、冷凍のエビフライをあげ、ゴーヤー入りサラダをつくった。汁はニラタマ。お弁当もつくったので、間もなく田んぼへ出勤する。今日明日で、田植えの準備を基本的に負えないとならないのだ。