山クジラの田舎暮らし

岩手県北の田舎に生息する「山クジラ」です。定年後の田舎暮らしや趣味の山行きのことなど、発信していきます。

『水滸伝』7烈火の章=北方謙三著

2014-05-28 12:13:17 | 読書

北方謙三の『水滸伝』の7巻目、『烈火の章』を読んだ。この巻では、梁山泊の2人の棟梁のうち宋江が、逃亡生活の中で、万をこえる官軍などに取り巻かれ、これを救出するたえめに梁山泊軍が出動し救い出す。このたたかいで逃亡生活を終え宋江も梁山泊に入る。いよいよ宋と梁山泊との正面切ったたたかいが始まろうとしている。なかなか読み応えのあるあたりだ。


アスパラが美味しい季節に

2014-05-28 07:25:35 | グルメ

おはようがんす。昨日、ようやく補植を終わった。とはいっても、田植え機の旋回範囲で植え残した部分と、田植え機がつくったわだちで苗が浮いた閉まった部分を植えただけである。厳密に言えば、苗がうまく供給されず植わっていないところなどもあるのだが、1人で75㌃の田んぼを全部やれば、あと1週間あっても終わらない。かといって、家族もふくめて人手がない。その分お人件費を払うとすれば、経費倒れになってしまう。この地域でも昔は「結いっこ」というのが生きていて、親戚や近隣から人が寄って田植えをしたものだが、現在の農業はそういう風にはならないのである。私も農家の三男坊だが、小学生くらいから田植えに刈りだされ、苗運びなどをやった記憶がある。農村と農業がかかえている困難がこんなところにも見え隠れする。

ところで、アスパラの美味しい季節になった。今朝は、アスパラのソテーが出ていた。九戸村などでは、アスパラの生産が盛んで。道の駅などに行くと、安く出回っている。季節の物を季節にいただく。当たり前のことだが、これが一番良い。

配達終了後に田んぼの水口を開けてきた。一番下の田にたっぷり水を入れるには、ほぼ一日給水しないとならないらしい。何でも、深水の方が稲が頑張って成長しようとするらしい。ここ何年かの改修で、田のクロがかなり高くなったので、10㌢位に水を入れても大丈夫である。午後から再び田んぼに出向いて、水の流入をとめる。可能な限り日光であたためておくのである。これからはしばらくは、この水見が毎日に日課になる。