山クジラの田舎暮らし

岩手県北の田舎に生息する「山クジラ」です。定年後の田舎暮らしや趣味の山行きのことなど、発信していきます。

『高杉晋作』=池宮彰一郎著

2014-05-02 18:34:22 | 読書

池宮彰一郎の『高杉晋作』上・下を読んだ。池宮彰一郎は1923年東京生まれ、三村伸太郎に師事し、シナリオを学ぶ。シナリオの代表作が『十三人の刺客』、『雲霧仁左衛門』など。テレビドラマでは『必殺仕掛人』、『水戸黄門』、『大岡越前の守』などの良く知られた番組のシナリオを書いている。思えば、たいした人物である。

『高杉晋作』は、「季刊歴史ピープル」の創刊号に発表され、出版にあたり加筆されたものである。著者は「あとがき」の中で、「著者は、長州の高杉晋作の立場から、維新革命を直視しようと思い筆を執った。高杉晋作は、十八の時。吉田松陰の教えを受け、以後十年、維新革命に尽瘁し、二十八歳で世を去る。その十年のうち、尊王統幕の運動に奔命したのは五年に過ぎない。五年の運動によって、盤石の徳川幕府はゆらぎ、倒壊は時間の問題になるに至った。その五年の歳月と、年来二十三から二十八に至る晋作の客気を描きたいと思った」と書いている。明治維新をめぐる人物像では、西郷隆盛や坂本竜馬が英雄視されているが、高杉晋作の果たした役割は何だったのか、考えてみる必要があると思った。


連休後半、裏妙義で丁須の頭をめざす

2014-05-02 15:05:08 | 山行き

こんにちは。田んぼの土は水をふくんで柔らかかったが、何とか「田おこし」を完了した。途中、燃料を給油した際、タンクのふたを閉め忘れどこかに行ってしまった。しかたないのでクボタの営業所に取り寄せを頼んだが、連休後ということだった。明日は、それぞれの排水口を塞いだり水を入れるための環境整備をする。あとはギョウジャニンニクの移植もしようと思う。

4日から、新聞休刊日の7日まで私たち夫婦は久々の休み。私は基本的に「毎日が日曜日」なのだが、天候が許す限り農作業をやっている。妻は町会議員などというささやかな公職にあるため、なかなかまとめて休みを取るということができない。今年は色々あって、新聞休刊日にどこかに泊まりに行くこともできないできた。今年の連休の後半は、群馬の私の生家を訪れ、父母、長兄の墓参りをすることがメインだ。そして前後にどこか山に登るという計画である。裏妙義は、渋川高校の山岳部の合宿で表のコースも裏のコースも歩いた思い出の山である。今回は5日に裏妙義の丁須の頭(ちょうすのかしら)に登ってみようと思う。連休の真っただ中なので混んでいるかもしれないが、行って見ようと思う。5日に生家に泊まってさてどうするか。上越国境の山などはまだ冬山と同じで、我々の力量では入山できない。榛名山か岩櫃山でも行こうかと思っている(これは、5日になってから考える)。どちらも私が中学時代に登った山である。今回は無理せず、山の雰囲気を味わってくる程度にしたいと思っている。1日目は国民宿舎裏妙義泊まり。2日目は実家泊まり。3日目は川古温泉「浜屋」泊まり。全部予約は入れてある。


今朝はブリの照り焼き

2014-05-02 07:30:42 | グルメ

おはようがんす。昨日は午前、午後とトラクターのコックピットの中で過ごした。田おこしの単調極まりない作業である。ある年、義父が途中で投げ出したのもわからいでもない。そしてこの作業をやったからといって、すぐに成果が見えないのも農業という仕事の特性だと思う。午後2時頃になって雨が降り出した。しかもかなり激しい雨で、田んぼに水が溜まりはじめ、田おこしが代掻きのようになってしまったので中断。外で風呂に入って6時30分からのメーデー会場に向かった。会場の向かいにある大手書店で、佐伯泰英の「鎌倉河岸事件帳」の最新刊(5月1日発売)を買った。読むのが楽しみ。

今朝はブリの照り焼き、ホウレンソウと卵のソテー、卵入りの袋物などで朝食。今日も弁当を持って田んぼで作業だが、雨のためぬかるようだと田おこしは明日に延期して、周辺整備になる。今年は他の家の田んぼの田おこし、代掻きも請け負ったせいもあって、できれば家の分は連休前に終え、連休明けに請負分をおこすことにしたい。そして水を入れて粗代掻きを家、請負分とやって、クロヌリ、家の分の本番用の代掻き、エンブリ、田植え、補植、そして請負分の本番用代掻きとなる。連休の4日から7日にかけては群馬へ旅行するが、それ以外はほとんど隙間がないほど作業日程が入っている。