山クジラの田舎暮らし

岩手県北の田舎に生息する「山クジラ」です。定年後の田舎暮らしや趣味の山行きのことなど、発信していきます。

豪華お弁当を持って田植え

2014-05-20 17:27:26 | グルメ

お晩でがんす。今日は5時過ぎから苗の取り出す作業をして、7時過ぎに朝食を済ませそのまま田んぼに行ったので、ようやくブログに取り組めるようになった。一年のうちでももっとも忙しい一日だったのです。「しんぶん赤旗」日刊紙の配達を4時30分までに終え、作業着に着替え妻とともに苗を委託していた農家のハウスに行き、苗を掘り起こして軽トラに積み込む。独特の積載用のやぐらで積むのだが、今年は苗箱が130枚で1回では運びきれない。

苗おこし作業

そこで、田んぼに苗をおろしていったん家に帰り朝食にする。

私は軽トラで先発して、最後の作業をやっていると委託しているオペレーターが田植え機を持ってやってきた。大野明戸地区の農業後継者でまあ、青年と言って良い世代である。8時30分から田植えを開始。妻と義妹は到着していないが、今年10㌃の田んぼを借りて作付する夫妻が来ているのでとりあえず間に合った。間もなく妻たちも来たので、私と妻は再びなえおこし作業にかかる。残りの苗を運び、苗運びのやぐらを初秋者に返してもどり、少し作業をすると機械での田植えは終わり、オペレーターは機械とともに帰って行った。

昼食はトップにかかげたお弁当。いつもの一人用と違ってかなり豪華である。作業をいっしょに取り組んだ夫妻も独自にお弁当を持ってきたので、楽しく昼食を済ませ、午後1時から倒れている苗の抑えと、欠株の「補植」をおこなった。労力と収量の関係では、最近の解説書は「補植はしない」と書いている。まあ、苗が残っていて労賃を払わなくても良い家族労働があるときか、可能な限り補植をしても無駄にはならないと思う。

午後3時で作業を切り上げ、私は「おおの健康の湯」で汗を流す、連休明けから10日以上毎日田んぼに通っての作業が一応のピリオッドをうった。もちろん米づくりは、これから刈り取りを迎える9月20日過ぎまで、肝心な「水見」、薬剤散布、追肥の散布、etc。昔は「八十八度の手がかかる」といわれたように、決して何もしないで良いということではない。様々な栽培技術の進歩でだいぶ手数が減ってはいると思うが、それでも必要なことはちゃんとやらないと、売れるような米はできない。私の孤独なたたかいはこれからも続くのである。