中爺通信

酒と音楽をこよなく愛します。

盃山

2009-10-07 06:49:16 | 雑記
 あっ、やっと上の方に何か見えた。あれが山頂かな?けっこう険しいな…もう息が切れてるんだけど。


 昨日は午後から山形Qの合わせ。あと一月ちょっとで定期演奏会だというのに旅行やら何やらで、あまり練習がはかどってない。だいぶ疲れもたまって来てますが、のんびりもしてられません。こういう時は体力だけが頼りです。それなら体を鍛えなければ…。

 ということで心身を鍛えるべく、朝早く起きて登山を。…いや、登山なんて言うと大げさです。家から一番近い山、「盃山」に行ってみただけです。はっきり言って、登山というものの楽しさはまったくわかりませんが、ここは山形。どっちを向いても山ばかりなのに、登らないまでも歩いたこともない、というのはさすがによろしくない。行くだけ行ってみるかなと。毎日、飲んだくれてばかりいるわけじゃないんですよ。

 盃山のふもとまでは、家から歩いて20分弱…さすが山形。都会では考えられませんな。どこから登るのかなと思って探してみると、鳥居があって「盃山登山口」と書いてある。とりあえず上の神社まで行ってみるか。

 山道はひんやりして気持ちが良い。やっぱり秋はいいな…などと考えていられたのもつかの間、どんどん急になってきた。ええっ、ここ登るの?まだ10分ぐらいしか登ってないので、引き返すのも情けない。もうちょい頑張るか…。

 ぜーぜーしてきたけど、まだ何も見えて来ない。誰も見てないし、もう引き返すか…と思った瞬間に鳥居発見。とにかくあそこまで行ってみないと気がすまない。けど、相当険しいな。

 たどり着くと、鳥居の下に小さいお地蔵さんがあるだけ。…これは神社じゃない。本体はまだ上にあるのか。どうしようか迷っていると、何やら注意書きがある。
「参拝者は必ず身体を洗い清めてから参拝すること。そうでないとご利益はありません。」
何これ…じゃあ出直して来ます。さすが山奥の神社だけあって気難しいんですね。ここへ来るまでに汗だくになってるようじゃ、参拝する資格が無いということか…。

 帰り道途中の開けた所では、山形市の街並みが見下ろせました。山に囲まれて小ぢんまりした良い街です。
     

 「そこに山があるから」…そこらじゅうにあっても、そう簡単には登れませんね。
コメント
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