中爺通信

酒と音楽をこよなく愛します。

湊屋藤助

2022-02-28 22:55:00 | お酒の話(県外)
 ようやく少し春めいて、雪が融けはじめた山形です。街中の雪の壁から水が染み出して、雨どいや下水からは、雨が降っているかのような音がしています。

 この感じで、そこら中の山々からも、水が流れてくるわけですから、相当な量になるでしょうね。…雪国にきれいな水が豊富なのもよくわかります。

 ということで、山形以上に雪深い、新潟は魚沼の銘酒「湊屋藤助」です。魚沼は言わずと知れた米どころ。最高級のコシヒカリの産地ですね。やはり、水がきれいだからでしょう。

 新潟の米は、コシヒカリだけではありません。

…ササニシキ?

 違います。「越淡麗」を忘れてはいけません。ちなみに、そのまま「こしたんれい」と読みます。新潟が誇る酒米です。(本当に素晴らしい米なので、個人的には、もう少し馴染みやすい名前でメジャーになってほしいとも思うところ。)

 さてこの「湊屋藤助」ですが、気取りのない居酒屋でも、ワイングラスで出されることが多い「上品な酒」という位置付けのようです。

 越淡麗を磨いた純米大吟醸にしては、それほど高価ではないものの、この味と香りは、たしかに徳利とお猪口には似合わない。

 どっしりとした辛口の酒を「男酒」と呼ぶことがありますが、そういう表現をすると、この酒は女酒のなかでも、かなり華奢な貴婦人でしょう。貴婦人にしては、やや「薄幸」系か。残り香に気品が漂う感じ。

 こういう美しさは、本当にきれいな水がないとできないはずです。雪どけ水で喉を潤したような味わいでした。

 また新潟に行きたくなりました。…真冬でない時に。
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ベンチ待機

2022-02-26 22:35:00 | 山形交響楽団
 今週末の山響は、白鷹町「あゆーむ」ホールでの「WOOD WINDS Special」コンサート。

 山響の木管セクションとホルンパートで、たっぷりとお楽しみいただく企画。

 …実に素晴らしい。

 あゆーむホールはサイズが小さくて響きが良いので、これまでは弦楽器中心の演奏会ばかりやってきた印象がありますが、たまには木管の音をじっくり楽しんで頂くのにも適した会場だと思います。

 ということで弦楽器はお休み。残念ですが、こういう企画も、山響と、山響ファンの皆さまのためなので仕方がない。泣く泣く我慢することにいたしましょう。

 もし今回が好評であれば、ぜひ「もっとやってほしい」と、たくさんの方に表明していただけると嬉しいです。私たちは喜んで、いや、涙を飲んでお休みしますので。

 それはともかく、明日はきっと良いコンサートになるはずです。お時間おある方はぜひ。
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通信簿

2022-02-25 22:37:00 | 危機管理
 テストの結果や通信簿が渡された時、成績の悪い子は、それを粗末に扱うものです。

 見て面白くないから。

 ということで、先日渡された健康診断の結果票は、チラ見してすぐ処分。

 それにしても今回は、かなり、こっぴどくやられました。

 「要精密検査」のてんこ盛り。

 「経過観察」では収まらなかったか。

 気にしないふりをしながらも、さすがに少しは生活習慣の見直しが必要かなと。
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三大テノール

2022-02-22 22:33:00 | 山形交響楽団
 今週の山響は、明日の「三大テノール」。

 世界の三大テノールと言えば、パヴァロッティ・ドミンゴ・カレーラスでしたが、今の日本では福井敬・村上敏明・笛田博昭です。

 日本を代表するこの3人が、交代でオペラアリアを歌い続ける2時間。何とも豪華なコンサートです。

 テノールはオペラの花形。主役です。だから、有名アリアがいくらでもある。3人が有名オペラの「見せ場」を片っ端から歌っても、尽きることがない。

 山形の素晴らしい県民ホールの響きもあって、存分に楽しんで頂けるのではないででょうか。

 ところで。3人のうち最も若い笛田さんのことは、有名になる前から知っていました。

 昔から、新潟への演奏旅行の時に定宿にしている越後湯沢のペンションがあるのですが、そこの息子さんです。

 料理が美味しくてくつろげる、そしてもちろん安価な宿なので、いつも楽しみに訪れる宿です。料理上手なおかみさんと、話の面白い旦那さんの掛け合いが楽しい。

 そこの息子さんが声楽の勉強をしていると聞いたのが最初の頃。毎回行くたびに活躍の様子を見せてくれましたが、新聞の切り抜きから始まって、プロオケとの共演、そして留学、さらにはリサイタルのポスター、そして歌劇団での主役の映像…あれよと言う間に、どんどんスターへと昇りつめて行ったのです。初めの頃は「そのうち皆さんと共演なんかさせてもらえるぐらいになってくれたら」などとおかみさんがおっしゃてましたが、あっという間に、引くてあまたのトップスターになってしまいました。

 山響とは、ようやく、今回が初めての共演となります。それがまさか頂点を極めた「三大テノール」とは。

 今日はリハーサルでしたが、どこまでも豊かな声は本当にすごい。人間離れした声量が無理なく出ている。まだ若いので、これから日本の第一人者となってゆくことでしょうね。

 企画が決まった時から楽しみにしていましたが、無事に開催できて良かった。良い演奏会になるよう頑張ります。
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純白の

2022-02-21 22:53:00 | 山形
 大雪です。

 我が家の周辺は、山形では「都会」なので歩道は消雪仕様になっていますが、一定以上の勢いで雪が降ると追いつかない。そうなるとグシャグシャになるばかりで、大変なことになります。

 膝まである長靴が必須です。今朝は、その中を歩いて駐車場へ。

 一晩でよくもこれだけ積もるものです。山形市にしては珍しい。私が契約している駐車場は消雪されないので、すでに溜まっている雪と合わせると、この長靴でも雪が入ります。

 埋もれながら車の雪を降ろしつつ思います。

 …これだけ苦労していても、やっぱり雪は憎めない。

 綺麗だからでしょう。フカフカとした新雪は、邪魔ではありますが、どうしても好ましい。

 これが、変な色だったり臭かったりベトベトしていたら、これほどひどい災害は無いでしょうね。
 
 立ち往生にでも巻き込まれたら、こんなに悠長なことも言っていられないでしょうが。お見舞い申し上げます。

 おそらくこれが、この冬最後の寒波でしょう。春がもうすぐです。
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ドライブ・マイ・カー

2022-02-19 22:32:00 | 映画・ドラマ
 先日の話です。自粛期間が明けた後の休日。さすがに家にこもっているのにも飽きたので、映画を観に行きました。

 「ドライブ・マイ・カー」。やたらと評判になっているようなので、一応観ておこうかなと。

 やや消極的なのは、村上春樹の小説が原作になっているというところ。

 …決して嫌いなわけではないのです。ほとんど読みました。でもそれだけに、あの、ちょっと「鼻につく」感じに食傷気味なのです。若い頃は割と好きだったのですが、食べ物と同じで、この歳になるとちょっともたれます。

 無駄にオシャレで、アンニュイな感じ。ひたすら受け身の主人公が、妙に文学的なセリフを喋る、個性的な登場人物に引きずられてゆく。

 …重ねて言いますが、アンチではありませんので念のため。

 さて映画館へ。やはり評判のせいか、平日の朝とは思えない入りでした。山形では珍しい。

 3時間にわたる長めの作品でしたが、結論から言うと、やはり村上春樹臭が濃いめ。決して悪くはない。悪くはないが、いろいろな所が、そうである必然性がよくわからない。雰囲気を楽しめば良いということなのか。散りばめられたメタファーは、ただ思わせぶりなだけのものも多くて、そこがまた「らしさ」だと感じてしまいます。

 …映画ファンにはいろんな意味でキレられるかもしれませんが、フランス映画っぽい感じが良いのかなと。

 登場人物がタバコをよく吸うのは良かった。やはり名画にタバコの煙は必須です。加熱式ではいけません。…にしても、こんなにあちこちで吸って大丈夫なのかと心配になるほどです。嫌煙活動家の皆さんから火炎瓶でも投げられかねない。

 原作では吸い殻を、車の窓からピンッと弾いて捨てるようですが、さすがに映画ではそこまでできませんでしたね。

 心に残るか、と言われれば悩みますが、「映画を観ることの楽しみ」が味わえる良い3時間だったと思います。邦画が苦手な人にもおすすめできる作品です。

 無音のシーンが多いので、空腹時にはおすすめしません。
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めぐる季節

2022-02-18 22:55:00 | 山形
 国破れて山河あり。

 …人の世に何が起こっても、自然は昔からそのままです。

 世界を一変させたコロナ、ロシアとウクライナをめぐる緊張など。

 どんなことが起きてもお構いなしに、四季は太古の昔から同じようにめぐります。

 ということで、花粉症の時期が、今年もしっかりとやってきました。

 山形は、まだ雪に覆われているというのに、もう薬が手放せない。

 くしゃみ鼻水以外にも、喉の痛みや頭痛、そして微熱…

 コロナ対策で、職場からは「体調不良や違和感を感じたらすぐに報告するように」と言われていますが、この倦怠感はゴールデンウィーク明けまで続くことはわかっているので、もはやここに「違和感」はない。

 自然のリズムなのです。

 諦めて、春の訪れを大らかに受け入れることにしましょう。
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春の思い出

2022-02-17 21:57:00 | 山形交響楽団
 晴れて活動再開となった山響の今週は、日曜日の米沢公演。若手指揮者の太田弦氏を迎えて、シューマン「第一番〈春〉」、ウェーバー「魔弾の射手」序曲、ヴァイオリンの松本蘭さんをゲストに小品集など。

 ところで、シューマン「第一番」は、大学のオーケストラで、私が初めてコンサートマスターとして演奏した曲です。いまだに懐かしい。

 ちなみに来月、息子の大学オーケストラの卒業演奏会があります。あっという間に4年生。コンサートマスターとして最後の演奏会です。プログラムを聞くと「シューマン第一番」。

 …縁があるようです。

 私はその日、仙台フィルとの合同演奏会なので、残念ながら聴きに行くことはできませんが、本人には、きっと良い思い出になるでしょうね。

 私のように、こじらせて、道を踏み外すことのないように願うばかりです。
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得月

2022-02-15 21:20:00 | お酒の話(県外)
 濃厚接触者ということではありませんでしたが、大事をとってしばらくの自宅待機と4度にわたる検査。結果、全員が陰性ということで、ようやく、晴れて活動再開ということになりました。

 特に指示があったわけではありませんが、今日までの間、レッスンを始め、全ての活動を自粛して、蟄居。

 せめて、少し良い酒でもということで。

 新潟の銘酒「久保田」と言えば、百寿・千寿・万寿とグレードが上がっていきますが、これはその上「得月」です。精米歩合は脅威の28%。

 「水に映った月」という意味の得月。実はかつて、新潟で1杯だけ飲んだことがあります。これは「もっきり」では来ない。ワイングラスにほんの少しだけ入って、1200円。酔った勢いで頼んでしまいましたが、正直、味が無い感じの印象で終わりました。

 いつか正気の時にもう一度飲んでみたいものだと思っていたところに、頂きました。

 自宅で、じっくりと飲んでみると、まさに「月のさやけさ」といった感じ。

 「さやけさ」を辞書で牽いてみると、「澄み渡ってくっきりとしていること」とあります。そう、澄んでいるだけではない。泥酔状態では全くわからなかった「くっきり感」がありました。…あの時は空が曇っていて、満月だか半月だかもわからない状態だったとうことですね。

 満月が、形を崩さずに、つるんと口に入ったような舌ざわり。その後、水に映った幻だったように、跡形もなく消えてゆく…不思議な酒です。

 自宅で静かに動かず、名月を堪能した感じ。

 明日からまた、気を取り直して頑張ります。
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検査と忍耐

2022-02-12 23:02:00 | 山形交響楽団
 今日は午前中から、山形テルサホールへ。

 家を出るときに、玄関で「今日は楽器は要らなかった」と気づき、置きに戻りました。習慣ですね。

 ということで、今日は定期演奏会の代わりにPCR検査。日ごろからリハーサルであっても距離をとり換気をし、マスク着用で臨むなど万全の対策をしているので、団内にいわゆる「濃厚接触者」はいませんが、大事をとって団員全員の検査。

 音もないホールに、少人数ずつ時間を区切って分散して集まり、そこからさらに各楽屋へ分かれての実施です。…ここまで徹底してやっている企業はそう多くないのではと思います。これも、また次回のコンサートから、一人でも多くのお客さんに安心して聴きに来てもらえるようにとの、我々全員の願いの一つの形です。

 検査も数回目。唾液の採取も慣れてきたので大した作業ではありませんが、それにしても、いつまでこんな心配が続くのか。首都圏では「そろそろピークアウトか」みたいな報道も耳にします。

 あと少しの辛抱と思って、我慢することにしましょう。
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残念なお知らせ

2022-02-11 22:32:00 | 山形交響楽団
 明日と明後日に予定されていた、山響の定期演奏会は中止になってしまいました。

 楽しみにしていたお客様方には、申し訳ありません。

 こういうことは、いつあってもおかしくない世の中です。

 そう考えると、先日の山形Qとか、無事にできたことは幸運としか言いようがない。

 誰しも、感染したくてするわけではありませんし、充分に注意して生活していても、なる時はなる。

 それもまた、不運としか言いようがないものです。

 今回は大事をとっての中止という判断になりましたが、この先も、細心の注意を払って、安全な公演ができるように努力していきます。

 どうぞ引き続き、山形交響楽団をよろしくお願いします。
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綱渡りのなかで

2022-02-09 22:47:00 | 山形交響楽団
 今日は久しぶりに天気が良く、春めいて感じられた山形です。

 …風がなく日が出ているとは言え、3℃ぐらいで暖かく感じてしまうとは。寒さに麻痺していますね。

 さて、今週の山響は土日の定期演奏会。

 コロナ関連でソリストが変更になったものの、無事に開催できる見通し。プログラムはモーツァルト「ピアノ協奏曲21番」とブルックナー 「第4番」。飯森監督の指揮です。

 東京から呼ぶはずだった客演の奏者も、直前に発熱でキャンセルになったり、まさに「水際」。昨今の興行は「綱渡り」の連続です。

 感染者が出て公演が中止になっているオーケストラも多いと聞いています。

 日頃、過酷な環境で演奏しているせいか、体力には自信がある山響ですが、いっそう健康管理に気をつけて、良い演奏会になるよう頑張ります。
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御恩と奉公

2022-02-07 22:27:00 | 男の手料理
 山響が休日の今日は山形Qで、今月の依頼公演のためのリハーサル

 …をする予定でしたが、最近の感染拡大のために公演が中止になってしまいました。東根市と大江町の2公演とも。残念ですが仕方がない。

 ということで、完全な休日。久しぶりに夕飯の担当をしました。

 去年の秋から忙しさにかまけて、サボり続けたあげく今年初。

 先日、家の奥さんがしみじみと言ったのでした。

「ああ…旅行行きたい」
…そうだね、コロナが明けたら行こう。
「外食でもいいや」
…なんだ、何が食べたいの?
「…とにかく人が作ってくれたものが食べたいの」

 いつも鈍感な私ですが、さすがに危険が迫っていることを察知。
「あっ、そ、そうだよね…ちょっと立て込んでたから。えっと、来月の山Qが終わったら、また時々作らせていただきます」


 ということで、今晩の献立。

 久しぶりなので、変に凝ろうとはせずに、①白菜と厚揚げと豚肉の炒め物②牡蠣と舞茸のバター醤油焼き③コールスローサラダ。

 ネットのレシピでは所要時間30分ほどのところ、1時間超。調理以外にも買い物なども手間取るので時間がかかる…やっぱり素人は手際が悪い。これではやはり、時間に余裕のある時にしかできない。どんな時でも休まずこなしている主婦の皆さまには、到底敵わないし、深く感謝しなければいけませんね。

 家内安全のために、さらに精進します。
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オペラの香りを

2022-02-05 21:02:00 | 山形交響楽団
 なんだかんだ言っていても山形では、コロナは遠くの出来事だという感覚があったように思います。

 しかし実際に身の周りにいる、顔見知りの人たちの口から「職場で出た」「学校で出た」「濃厚接触者になった」などという事を聞くと、本当に身近にせまってきているのだということを、ようやく実感しています。

 そんな中で、今週の山響は、明日の川西町での「オペラ・コンサート」。

 これまで毎年やってきた「県民オペラ」の企画が、去年から「コロナ仕様」になったものです。

 舞台に仕切りを作り、オーケストラはその後ろ。パーテーションの前で、歌手が客席と充分な距離をとって歌う。歌手同士の間にもパーテーションがあります。

 舞台の後ろにピットがある感じ。昔の歌謡ショーのような配置といえばわかりやすいかも知れません。

 音響的には良いとは言えない。それでもこの時勢、開催できるだけでありがたいと思うべきでしょう。そのための苦肉の策なのです。

 演目はモーツアルト「フィガロの結婚」と「ドン・ジョバンニ」のハイライト。

 ミニチュア版ですが、オペラの華やかな雰囲気が伝わればと思います。良いコンサートになるよう頑張ります。
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山形弦楽四重奏団第82回定期演奏会終了

2022-02-03 23:54:00 | 山形弦楽四重奏団
 「鬼はそと!」「福はうち!」

 ということで、文翔館では換気を心がけながら、コンサートの開催ができました。

 いろいろな不安のある中でご来場下さいましたお客様に感謝します。

 「まん延防止」で、不要不急の外出の自粛が呼びかけられているという、厳しい中での開催でしたが、無事に終了しました。

 シベリウスの弦楽三重奏が短かったこともあって、「クラリネットの夕べ」に近い構成になりました。川上氏の音色をたっぷりと楽しんで頂けたのではないかと思います。

 世に知られていないクロイツァーや、シベリウス若いころの知られざる作品、そして世界初演…要するに知っている曲が無い。

 その割には、終演後の反応を見ると、楽しんで頂けたような気がしています。実際に「来て良かった!」と言って下さった方もいました。

 本当にありがとうございました。

 さて、次回は4月23日(土)。

 初めてファゴットをゲストに迎えてドヴィエンヌ「四重奏曲」、弦楽三重奏ではモーツァルト「ディヴェルティメント」。

 その頃にはきっと暖かくて、皆さんが安心して聴きに来ることができるような季節になっていることでしょう。

 次回も良い演奏会になるよう頑張ります。
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