山形に戻っての谷間の休日の今日は、発表会。
ここ数年、私が教えている生徒は少なくなってしまいました。昔は「つくしんぼコンサート」と銘打って自前でやっていましたが、もはや難しい。
そこで、かつての山形Qメンバー駒込氏の教室の発表会に混ぜてもらう感じで、出してもらいました。
私のような者でも、「発表会」というものにはトラウマがあるので、緊張して体調が悪そうに見える出演者の気持ちは、何歳になってもよくわかるのです。
私が子供の頃に通っていた教室のように怖いところではないので、安心してのびのびやってくれれば良いのに…と思いますが、そんなことは伝えようがない。
…というよりも、もしかするとあの頃、怖いばかりに見えた私の先生にも、そういう気持ちが少しはあったのかも知れないななどと、当時の先生より年上になってしまった今、思うこともあります。
しかし、真剣さが伝わる演奏に、悪いものは無いですね。ボロボロに間違えたとしても、プロが良い加減にやった演奏よりもずっと良いと思える瞬間があるものです。
出演者のみなさんには、心から「お疲れさま」と言いたい。次はもっと楽しめるように、また明日から頑張っていきましょう。