中爺通信

酒と音楽をこよなく愛します。

山形Q練習45-vol.8

2012-08-31 12:48:25 | 山形弦楽四重奏団
 さて昨日は、土曜日に迫った山形Q「第6回庄内定期」の最終リハ。一曲ずつ問題のある箇所を修正してから、通して録音します。順番は、ドビュッシー・ベートーヴェン・佐藤敏直の順。要するに、「不安な順」ということですね。

 
 では、肝心の出来映えは・・・

 本番直前なのでポジティヴにとらえれば、「よくここまで来た」という感じ。スコアを見ながら録音を細かく聴いてみると、それぞれの努力と苦労がよく伝わってくる。「みんななかなかよく頑張ってる」と言ってあげたい。

 しかしドビュッシーに関しては、その「頑張り」が、音楽を融通がきかない感じにしてしまっているところがあります。

 「急がないように」「遅れないように」「しっかり歌いこんで」・・・
なにかそういう「個人的な心がけ」みたいなものは、ドビュッシーの音楽にはそぐわないのかも知れません。

 ・・・あとは、お互いを信頼しつつ、音楽の流れに身をまかせることですかね。


 さあ、本番は明日。素晴らしいプログラムを、お客さんと一緒に楽しめるように頑張ります。
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愛憎

2012-08-30 17:58:27 | クァルテット
「彼は何らの犠牲的行為もすることができない」
「彼は自分が受けた恩を誰にも返さない」

 ・・・誰のことでしょう?こんな風に噂されてたら怖いですよね。要するに「人のために、何かをしてあげる」ことが無い人間だ、ということですから。きっと悪いやつなんでしょうね。わがままなんでしょうね。ものすごく自己中なんでしょうね。

 さあ、正解は・・・

 そう、ドビュッシーです。貧乏なドビュッシーのために、一生懸命細かい仕事(作曲以外)を紹介した人たちの言葉でした。お金が必要なくせに、気が向かない仕事はとことんいい加減にやるドビュッシーの事を言っているわけです。困った人だったんですね。

 
 しかし・・・多かれ少なかれ、天才というものはそんな部分があるはずです。というより、そういう所を持っていないと良い仕事が遺せない。「自分が創り出さずにはいられないもの」と、「とりあえずお金になるもの」「義理としてやっておくべきもの」とのギャップに悩まない芸術家はいないでしょう。特に、全く新しい道を切り拓いていくほどの才能を持っていればなおさらです。

 許しましょう。そのおかげで、後の私たちは彼の素晴らしい音楽にふれることができるのですから。


 ところで先ほど、9月1日の山形Q庄内定期に向けた最後の練習が終わりました。やはりドビュッシーに多くの時間を割きました。さすが、自分の芸術の為には他人を全く気遣わないドビュッシー。つくづくプレイヤーに容赦のない音楽です。

 しかし良い曲だから仕方がない。恨み言を言いつつもドビュッシーを援助し続けたいろいろな人たちの気持ちが、ちょっとわかります。


 さて、仕上がりの方は・・・これから今日の録音をチェックすることにします。ので、練習日誌はまた明日。
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素通り

2012-08-29 17:23:11 | 旅の空
 ただ今、山響の演奏会のため、会津若松に来ています。

 山形から会津へは、米沢から「大峠」を抜けて喜多方を通過してきます。大峠は名前の通り、大きな峠ですが、真夏の深い緑がこんもりとしてきれいでした。でも…全然涼しくない。会津も暑いです。


 さて、せっかく来たからには、どこかの温泉にでも泊まってゆっくり地酒を…といきたいところですが、そんな時間は無し。名醸地をスルーしなければならないとは、残念。


 途中の喜多方ラーメンで我慢することにします…。
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楯野川「緩流」

2012-08-28 09:20:35 | お酒の話し(山形県)
 久々に出ました。ご存じ山形の銘酒「楯野川」の新作です。その名も「緩流」(かんりゅう)。・・・ゆるやかなんですね。

 ゆるやか・・・どういうことなんでしょう?

 一言で言えば、価格です。一升ビンで2520円也。純米大吟醸なのに、です。これは優しい。こういう「ゆるやかさ」は良いです。どこまでも流されたくなりますね。まあ、ファンに優しい楯の川酒造ですから、「激流」であってもそれほど高くはないんですが、これは破格の「ゆるやかさ」です。

 しかし蔵がイメージする「緩流」の本来の意味は、「ゆるやかに食事に寄り添う、主張しない食中酒」だそうです。そしてまた「ゆるやかに食卓に寄り添う、ちょっとした贅沢」のようです。

 ・・・素晴らしい。こういう、控えめで上質なものに弱い私としてはグッときますね。さて、味の方は・・・


 突然ですが、宝くじで3億円当たったらどう使いますか?

 まあ、誰しもが「とりあえず豪遊」でしょうね。豪華旅行もよし、大きな買い物もよし、山海珍味よし、酒池肉林(?)・・・要するに「普段できないこと」「一度はしてみたかったこと」をすると思います。

 でも、多分すぐ飽きる。というか、疲れるはずです。

 そして自宅にもどり、フラフラになりながらつぶやく言葉は・・・「ああっ柴漬け食べたい」・・・(古)。

 柴漬けはともかく、「ふつうのもの」が食べたくなると思います。たいていの日本人ならやはり、「白いごはん」でしょう。

 そんな時!そのごはんが、どうでもいいようなのではなくて、「ちょっと良い」米を、「ちょっと手間を惜しまずに」炊いたものだったらどうでしょう?

 ・・・やっと本当の贅沢に巡り会えた。

 頬をつたってこぼれ落ちたひと筋の涙が、柴漬けに真珠の輝きを添え・・・るかどうかはわかりませんが、言わんとするところは伝わりましたでしょうか。宝くじなんか当たらなくても普通にできる範囲に、そういう贅沢はある。


 そういう、ちょっとした贅沢、上質を、しかも「それとなく」味あわせてくれる酒でした。「イチ押し」として人に贈るような酒ではありませんが、本当に心地の良い酒です。堪能しました。
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山形Q練習45-vol.7

2012-08-27 08:33:00 | 山形弦楽四重奏団
 さあ、山形Qの庄内定期まであと一週間をきりました。暑がっている場合ではありません。


 ということで昨日も練習。全曲をさっと通して、充実した仕上がり具合を確認して、気持ちよく帰る・・・というわけにはいきませんでした。


 ベートーヴェン・・・もっと楽しく弾けるはず。コンサートの一曲目だし、急き込むのではない軽さ、もたれるのではないゆとりを、もっと持たなくては。これは1stの私の課題が大。

 佐藤敏直・・・これは、ほぼできあがり。この曲を聴いたことのあるお客さんは皆無に近いはずなので、「楽譜通り弾けている」という価値はあまりないはず。それよりは敏直氏の世界をわかりやすく描くべく、モチーフのキャラをもう少し立てていく必要があります。

 ドビュッシー・・・頑張りましょう。まだ充分に聞けてないせいで、曲に振り回されている(時々、振り落とされてる)。「たづな」の受け渡しをもう少し考えましょう。やや気難しい馬です。


 しかし本当に良いプログラムです。練習して苦労していても実に楽しい。マゾだから・・・ではなくて、汲めども尽きない魅力があります。それが再演ということで、以前よりはっきりとわかります。

 さてもうひと頑張り・・・というより、残された時間でさらに充分楽しみたいと思います。
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音楽祭

2012-08-26 18:44:12 | ヴァイオリン
 山形で開催された、今年の「アフィニス夏の音楽祭」が終わりました。昨日は山響との合同オーケストラの演奏会で、モーツァルトの「協奏交響曲」、ブラームスの「交響曲4番」。


 ブラームスは2ndヴァイオリンのトップを、講師で来たゲヴァントハウスのコンサートマスター、ホッホシルト氏が務めましたが、さすがの一言。さらにモーツァルトでは隣の席で弾きましたが、同じステージで同じ音符を弾いていると、なんだか悲しくなるほどにすごい。レベルが違うというより、「種類が違う」感じがしてしまいます。

 ・・・やっぱり西洋音楽は西洋人のもの、ブラームスはドイツ人のもの。無駄にあがくより「カエサルのものはカエサルに」返して、さっさとステージを去るべきなんじゃないか。

とさえ、思ってしまいそうになります。


 いやいや、そんなことではいけません。外国人でも頑張れば横綱になれるんです。ダニエル・カールだって山形弁がしゃべれるんです。


 さあ、こういう刺激を糧にして、もっともっと精進することにしましょう。・・・とにかく、良い経験になりました。
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林間生活

2012-08-25 10:55:58 | 危機管理
 昨日、息子が2泊3日の「宿泊研修」から帰ってきました。「研修」という名がついていますが、山の中にある「研修所」みたいな所に泊まってキャンプのようなことをするという、いわゆる「林間学校」です。山形では一体どこに行くのだろうと思って、行く前の日に訊いてみました。


「明日からどこに行くの?」
「少年自然の家。」
「どこの?」
「朝日だって。」
「朝日って?」
「知らないよそんなこと。」
・・・中学生にもなってどこに行くのかもわかっていないとは。

「貸しなさいっ!」と宿泊研修のしおりをひったくって見てみると、山形県内。しかも大江町。

 ・・・なんだ。らびお氏の家の近くか。さすが山形。もともと「林間」にあるような所だから、わざわざ遠くに行く必要がないんです。


「なんだ・・・すぐ近くじゃん。お父さんが中学の時の林間学校は、東京から何時間もバスにのってずいぶん遠くに行ったよ。」
「どこに行ったの?」
「八ヶ岳だよ。よく覚えてる。」
「八ヶ岳って?何県?」
「えっ・・・上のほう・・・かな・・・」
「だから何県!」


・・・すみません。よく知りませんでした。
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残暑と冷え

2012-08-24 12:30:04 | 山形
 それにしても毎日暑いですね。また暑さが盛り返してきた感じです。

 こう暑いとさすがに温泉から足が遠のきます。「きっと気持ち良いだろうな~」と思えない。「汗ならじゅうぶん間に合ってるし」という気になります。

 ところがここ数日間の集中練習で、少し左手の筋が痛むようになってきてしまいました。練習だけではなくて、冷房の風に当たっているせいもあるでしょう。


 ということで、今朝は久しぶりに温泉へ。ずっと閉館していた、私のホームグラウンドの「臥龍温泉」に迷わす直行。源泉を掘り直して先月から再オープンしていたのです。

 ここのお湯は熱いのですが、関節には抜群に効きます。


 世の中のみんなも同じようで、浴室はガラガラ。…でも入るとやっぱり気持ちが良いものです。暑くても体は冷えていたのがよくわかりますね。久しぶりに良い汗をかきました。


 しかし…毛穴がすっかり開いた所で、オーブンのようになった車に乗り込むと…。

 …リハーサルの前に、もう一度シャワーが必要か。
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山形Q練習45-vol.6

2012-08-23 10:33:38 | 山形弦楽四重奏団
 「山形Q夏の特訓」も、ようやく昨日で終了。こうして3日間も連続で、間にオーケストラの仕事をはさまずに集中してやるというのは、多分初めてだったように思いますが、なかなか良いものです。


 いろいろなプロの四重奏団が、別荘みたいな場所にこもって合宿をやるという話を聞きますが、その意味と効用がわかった気がします。

 それは、同じ釜の飯を食い懇親を深め、毎晩、終電や代行を気にせずにガッツリ飲み明かす・・・ためではないんです(当然ですね)。朝から朝まで、時間無制限に音楽を隅から隅まで、裏の裏まで徹底的に議論しあって、探究の限りを尽くす・・・ことでもないんです。

 弦楽四重奏に向き合うために、仕事や用事やらの世間の雑音から、少しだけ離れるということなのだと思います。


 弦楽四重奏は地味・・・でもありますが、それはつまり「精神的な静寂」を要求される音楽だということです。あわただしくできるものではありません。目白押しの「盛りだくさん」なスケジュールの合間に、パッと集まってキュッと合わせてサッと帰る、というわけにはいかないのです。メンバーの中にそういう人がいるだけでも、そこに「静寂」がなくなってしまうのです。

 とはいえ、忙しくない現代人などいません。だからせめて、短期間でも、雑事や雑音が入り込まない空間をつくるために合宿をするのではないかと思います。


 さて我が山形Qは、現実的には費用的な問題もあってなかなか合宿まではできませんが、こうして人里離れた田んぼに囲まれた公民館(山形では普通)に、毎日通って練習できたのは有意義でした。


 ということで最終日の昨日は、佐藤敏直「弦楽四重奏曲第1番」を中心に。やはり、あらためてこうしてきちんと取り組んでみると、本当に良い曲だということに気がつきます。そして楽しい。フィナーレの最後で、リーゼントの兄ちゃんがバイクで曲乗りしてみせるところが難しいですが(なに言ってるのかわかりませんよね)、かなり心地よく仕上がってきました。

 残り時間でドビュッシーを。こちらも、モヤモヤした霧の中から少しだけ見えてきました。というより、霧の中を迷わずに確信を持って歩けるようになってきた感じがします。


 さあ、だいぶ楽しくなってきたところで、庄内定期まで練習はあと2回。頑張りましょう。
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山形Q練習45-vol.5

2012-08-22 08:11:22 | 山形弦楽四重奏団
 さて、昨日は「特訓」2日目。ベートーヴェンの6番を中心に。

 この6番。聴く分には、ベートーヴェンらしくない軽さのある曲、という印象なのですがそれだけに捕らえるのが難しい。中途半端な態度で臨むと拒絶されてしまう感じがします。


 その「拒絶感」を、凡人と天才の会話にたとえると・・・

凡人「やあ、こんなところにいたのか。ずいぶんさがしたよ。」
天才「何か用ですか。」
凡人「悩みがあるんじゃないかと思ってさ。さあ、おじさんに何でも話してごらん。私はもっともっと君のことが理解したいんだ。」
天才「は?別にあなたに話すようなことは何もありませんけど。」
凡人「一人で悩むのは体に悪いよ。実は知ってるんだ。最近、耳の調子が良くないんだろ?いや、かくさなくてもいいんだよ。うん、よくわかる。私だって音楽家のはしくれだ。一番大切な耳が聞こえなくなっていくというのがどんなに辛いことか。一緒に嘆こう、共に祈ろう!さあ、思いのたけを私にぶつけてくれ。君の一番の理解者になりたいんだよ。」
天才(しばしヒステリックに笑う)
凡人「なんだ?いったい何がおかしいんだい?」
天才「・・・いや、ごめんなさい。あわれなあなたを笑ったりして。でも、僕はあなたほど無礼なマネはしていないと思いますよ。さっきから何なんですかあなたは。僕のいったい何がわかってるっていうんです?同情でもしてるつもりですか?
 確かに耳のことは不運といえるかも知れません。でも僕は不幸ではない。このことがあってから僕には、全てのものが今まで以上に美しく見えるんです。聞こえる音だって、かつてよりも多くのものを僕に語りかけてくれる。これこそ音楽家にとって何より大事なもののはずです。あなたには見えましたか?ここに来るまでの、森の緑が映し出す命の踊りが。あなたには聞こえていないんじゃないですか?この湖にそよぐ風の歌が。
 あんたは他人につまらない同情なんかする前に、自分の乏しい感性を嘆くべきなんじゃないですか?こんなにまで美しい神の恩寵に囲まれているのに、それがろくろく目に入らない、聞き取れない、感じられないあなたこそ不幸な人です。僕はあなたに心から同情します。
 ・・・あの、いつまでそこにボサッと突っ立ってるんです?わからないのかな。うぜえんだよっ!」


 ・・・なんてね。つまらない創作でございました。

 しかし、この6番のシンプルさは、自分の感性が試されるようで本当に怖い曲です。瑞々しくいきたいと思います。


 さあ、今日はこれから「特訓」最終日。頑張ります。
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山形Q練習45-vol.4

2012-08-21 09:25:21 | 山形弦楽四重奏団
 山響は昨日から3日間のお休み。さて、何して遊びますかね・・・。

 違います。この3日間は、山形Q夏の合宿ならぬ特訓を敢行。3日連続の集中練習です。暑い夏の盛りになにもそこまで・・・とは言っていられません。ふと手帳を見れば、次回庄内定期はもう来週です。昼間からビール飲んでる場合じゃない(願望)。


 ということで、昨日はドビュッシーのみ。いいですね・・・こういう集中の仕方は合宿っぽい。久しぶりに触れ合う名曲です。心ゆくまでじっくりと味わえるのは、なんという幸せでしょう。いざ、ドビュッシーの世界へ!

 数時間後・・・秋の日が傾いた公園の片隅で、ひっそりと落ち葉を集めている老掃除夫のように、自分たちが落とした大量の臨時記号を寂しげに掃き集める4人の姿が。


 やはり難しいですね。以前に弾いたときよりも、ずっと難しい曲に感じます。・・・しかしこれほど素晴らしい曲だったのか、とも思います。


 さあ、特訓はまだ始まったばかり。

 グラウンドで白球を追いかける高校球児のように、負けずに今日も、若々しく転調を拾いに走り回ることにします。
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新「夏の味覚」

2012-08-20 09:53:47 | 山形
 そう、ゴーヤです。やっぱり近くから見ると、なかなか不気味ですね。


 節電の夏、ということで世の中では「緑のカーテン」が流行ってます。特に山形はとにかく陽射しが強く、また、その陽射しさえ避ければ東京よりも涼しいので、この自然のカーテンが有効なようです。

 我が家はマンションですしガーデニングの趣味もないので、ゴーヤを育てたことはありませんが、素人でもこんなに立派なやつがすぐにゴロゴロなるらしいですね。食べきれないほど。なので、この時期にはあちこちから頂きます。今年は特に多いです。特に好きというわけではありませんが、近年は「夏の味覚」として定着しつつあります。体に良い感じもしますしね。・・・冬には絶対食べたくないですが。


 今日も暑くなりそうだし、今夜はゴーヤチャンプルーでビールかな・・・。
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それぞれの本番

2012-08-19 09:06:16 | 危機管理
 さあ、今日は本番です。緊張で朝から食欲がない。落ち着かず、何度もトイレに行きます。

 本番用のパンツをはいて、レオタオードを着て、髪をアップに・・・


 ・・・私の事ではありませんよ。もちろん私もこれから山形テルサで山響の本番がありますが、今日は娘のバレエの発表会なのです。山響と同時刻に寒河江で。・・・残念、夏休み中も一生懸命、教室に通っていたのを知っているだけに、見に行ってやりたかった。

 今日の演目は「ドンキホーテ」のうちの一幕。バレエのための音楽なので、私は作曲者も全然知らないのですが、バレエの世界では有名な作品のようです。小さい子たちは、みんな妖精らしい。


 しかし、幼稚園生でもやっぱり緊張するんですね。しかも娘はそこでは古株なので、曲の中で覚えたきっかけ通りに、後ろの子たちを連れて舞台に出なければならない。後ろの子たちは、何も考えずに前に続けば良いだけなので、舞台袖でもふざけあっている。これが、小さいながらに重圧なようです。


 上手く行きますように・・・私も本番の舞台から祈ることにします。
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山形Q練習45-vol.3

2012-08-18 09:19:21 | 山形弦楽四重奏団
 まじめに節電をすることは良い事です。「設定温度28度運動」に我が山形Qも協力したいと思います。

 しかし・・・エアコンの能力はさまざまであるということを忘れてはいけない。年式や整備状態など、機械は千差万別です。「28度」に設定したからといって、本当にその部屋が28度になると思ったら大間違いなんです。ということを私たちは昨日、思い知りました。


 さて、昨日は久しぶり(といっても10日ぶりぐらい)の山形Qの練習でした。猛暑がぶり返してとにかく暑い。こういう日は、涼しい室内で室内楽に興じるべし。

 と思って公民館に集合したものの、南向きで日当たり良好な会議室に備え付けてある古いエアコンには、連日例年の猛暑は厳しすぎたようです。完全に熱中症になってます。気がついたら停まってるし。

 ということで「熱のこもった」練習になりました。


 まずは佐藤敏直「弦楽四重奏曲第1番」から。これも久しぶりの再演です。曲のイメージは現代曲とは全く違います。歴史物語でも始まるかのような第一楽章、農作業のかけ声のような民謡調に一片の憂いを含んだ第二楽章、そして破天荒なフィナーレの第三楽章。

 このフィナーレは一度聴いたら忘れられない。エレキベースを思わせるチェロのビートにのったロカビリーのような曲です。夜の街を走る暴走族の映像に重ねてもいいような「イカした」雰囲気から突然、「農村の憂い」みたいなものが蘇り、エキゾチックなトワイライトゾーンに迷い込む。しかし霧の中から聞こえた断片が「ロックンロール魂」を目覚めさせ、再びリーゼントをヘルメットで覆い、夜の街を疾走して去ってゆく・・・

・・・わけがわからないと思いますが、あくまでもイメージですよ。もしかしたら佐藤敏直氏に失礼かも知れませんね・・・とにかく「一聴の価値がある」面白い曲です。

 久しぶりに合わせましたが、2nd今井嬢の頑張りもあって、以前これを演奏した頃よりは少し上達した山形Qをお見せできるのではないかと思います。


 その後はベートーヴェン「第6番」。これはやはり難しい。苦労して時間切れ。ドビュッシーはほんの少ししかできずに終了。


 やはり再演は楽しいです。以前よりも理解が深まりますし、懐かしさとともに「やっぱりずっとやってきたことは無駄じゃなかった・・・」と思えたりして。

 部屋の暑さをすっかり忘れてしまう・・・ことはありませんでしたが、良い演奏会にできそうな気がしつつ帰りました。
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第6回へ

2012-08-17 09:56:16 | 山形弦楽四重奏団
 さて、次の山形Qの演奏会は・・・9月1日の「庄内定期演奏会」です。プログラムは、ベートーヴェン「第6番」、佐藤敏直「第1番」、ドビュッシー「弦楽四重奏曲」。あと半月でこのボリューム・・・大丈夫なのか?という気もしますが、こうして定期と銘打ってやらせて頂いている酒田での演奏会も、もう「第6回」。我々にとっては山形での定期と同じ、もしくはそれ以上に大事なシリーズになっています。ますます「気合いの」プログラムでお届けしてまいります。


 ところで今年は記念の年です。前回の山形Q定期は「アイアランド没後50年」でお送りしましたが、それだけではありません。ドビュッシーの生誕150年なのです。(・・・むしと世間的には当然こっち。)

 ということで、前に演奏してから随分と間があいてしまっていますが、今回思い切ってとりあげることにしました。このメンバーでは初めてのフランスものですが、大好きな名曲をこうして再演できることは幸せです。


 ガッシリした感じの冒頭から、突然輪郭がほぐれて、風に吹かれて舞いはじめ、しだいに波のうねりにのみ込まれてゆくような変幻自在の音楽・・・独特の難しさがありますが、楽しみでもあります。


 さあ、今日はこれから練習。それぞれにリフレッシュした後ですから、張り切っていきたいと思います。
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