中爺通信

酒と音楽をこよなく愛します。

次代を担う

2020-07-31 22:58:00 | 山形交響楽団
 疫病やら天災やら、そんなことばかりの知らせに飽き飽きしているところですので、久しぶりに明るいニュースでも。


 山響のホルンの首席奏者が、ようやく決まりました。厳しいオーディションを経てからのさらに半年の試用期間の後、再投票があった上での合格。その試用期間も、コロナの影響で延長になっていました。

…本当に厳しいなかで「よくぞ」というところです。

 20代半ばの俊英。実に好青年です。最近のライヴ配信で目にした方も多いことでしょう。


 東京の、しかも目黒区の出身だということで、親近感が湧きます。

 とはいえ、本当にひと世代違うのでまだ怖くて、干支を訊いてみる心の準備が整っておりません。


 次々と若く新しい力が加わって、進化してゆく山響に、さらに期待していただければと思います。
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災厄と共に

2020-07-29 22:13:00 | 山形
 ニュースの映像を見てびっくりした方々からお見舞いのメールをいただきましたが、無事に過ごしております。山形市は、もちろん昨日は「ずいぶん降るな…」とは思いましたが、その程度で、避難することもなく、今日も学校など普通にあって平穏な日常です。

 しかし私も報道映像を見て、全国の皆さんと同じように驚きました。濁流に飲み込まれている街は、また中国のどこかかと思ったらそうではなくて、山形の、よく知っている田舎町。

 …本当に、いつどこで、どんな災害が起こるかわかりませんね。「観測史上最大」「50年に一度」とか、そういうセリフがもはや日常のものになっています。

 ただの「梅雨」なのに。

 
 「アフター・コロナ」のように、日々そこにある災厄と共存してゆくのが、これからの私たちのあり方なのでしょうか。

 いやな時代になりました。
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高校野球

2020-07-27 21:46:00 | 山形
 うちの奥さんが日大山形高校で教鞭をとっている関係で、昨日は山形での高校野球の放送を観ました。スポーツ科の教え子が出場しているということもあり、野球に興味のない家族ながら珍しくテレビの前で観戦したわけです。

 日ごろプロ野球を観る習慣がありません。一生懸命に観たのは中学の頃以来か。あの頃は阪神が強くて、バースや掛布がポンポンとホームランを打ったものです。翌日の学校での話題に付き合うために仕方なく観ていた感じでもありましたが、よく点数が入るので、わりと飽きなかった。

 当たり前ですが、最近は地域予選のローカル放送でも、昔のテレビ中継より画質が良いので、プロ野球を観ているような気分になりますね。


 高画質で、バッターボックスの選手が大写しになると、そのへんの高校生だということを忘れてしまいます。なんと精悍な顔つき。息子よりもだいぶ歳下だとは思えない。奥さんが「この子勉強できないけど良い子なのよ〜」と副音声で実況してくれますが、不思議な感じがします。

 そんな「近所の子」が、良いプレーをして爽やかな笑顔をしているとこちらまで、なんだか嬉しくなります。それだけに、結果的に東海大山形に敗れて涙しているのを見た時には、いたたまれない感じにもなりました。

 特に今年は、コロナの影響で思う通りの高校生活が送れなかったでしょうから。…勝った方だって甲子園には行けないのです。むしろ、そこに涙してしまう。


 素晴らしい試合を見せてもらいました。子供たちだって、無観客でもこんなに頑張っているのですから、負けるわけにはいかないと勇気をもらった気さえします。

 不自由な時代でも、そこで頑張ったら、普通以上の何かを得られるはずと思いたい。

 頑張った若者に、最大限の拍手を贈りつつ、この先の幸福を心から願います。
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通気性と安全

2020-07-25 22:10:00 | 山形交響楽団
 今日は山響の演奏会。ベートーヴェン選集の収録を兼ねた公演で、総席数の3分の1弱のお客さんの前で演奏しライヴ配信も行いました。

 3分の1ですから座席も間隔を空けて座っていただいています。しかも全員、マスク着用。お客さんにもご不便をおかけしています。

 これまでにも、インフルエンザの時期では、学校公演では子供たちが全員マスクを着けて鑑賞していることがありました。こちら側から見ると少し異様な感じで、かわいそうに思ったものです。まさか通常のコンサートがこのような有様になる時代が来るとは思いませんでした。


 ところで、もはや生活必需品となったマスク。私たち弦楽器奏者は、リハーサルの時には着用が義務付けられています。

 おりしも今は夏。ただでさえ演奏すると暑くなるものですが、息苦しいことこの上ない。

 もっと快適なマスクは無いものかと思っているところで、親しくしてもらっている米沢の方に、「米沢織」の絹のマスクを紹介していただきました。

 さすがは絹。まず、すごく軽い。そして通気性が良い。伝統工芸の力ですね。

…マスクで「通気性が良い」のは、本来はどうかとも思いますが、日常業務をこなさなければならないことを考えれば、快適性も無視はできません。24時間ガスマスクをつけているわけにはいかないのですから。


 「新しい生活様式」と言えばマイルドではありますが、不自由な時代になったということは間違いない。

 ここまでは我慢しますから、どうかこれ以上、大変なことにならないでほしいと願うばかりです。

 たくさんの客さま、ありがとうございました。
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ベートーヴェン第2集

2020-07-24 22:24:00 | 山形交響楽団
だいぶ暑くなってきました。夏ですね。

 世の中は4連休ですが、遊びに行って良いものやら悪いものやら。GoToなのかステイホームなのか。誰に訊いてもわからず、混乱しかない。

 間違いなく言えることは、外に出なければ感染することはないということです。

…しかし、それではつまらない。


 そんな皆さんのために!

 ということばかりでもありませんが、明日は、山響のベートーヴェン・シリーズの第2回。16時から、人数を絞ってお客さんにも来て頂きますが、ライヴ配信も行います。

 曲目は「第2番」と「第8番」。演奏機会の少ない名曲です。難度のわりに演奏効果が小さいということですね。しかし、決して地味とは言えないし、ベートーヴェン の良さが詰まっている作品だと思います。

 昨日からリハーサルが始まっていますが、常任指揮者の阪哲朗氏の指揮のもと、暑苦しくなく、それでいて活き活きとした音楽ができつつあります。


 せっかくのライヴ配信。夏の宵のひととき、冷えたビールでも飲みながら、ぜひお楽しみいただければと思います。

 良い演奏会になるよう頑張ります。
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記録映像

2020-07-21 22:17:00 | 山形交響楽団
 日曜日の山形Qの定期の後は、創立以来初めての、打ち上げなし。世の中的に「夜の会食」に抵抗がある風潮を意識してのことです。

 …もう歳なので、若者のようにワイワイやるわけでなし、そこまで気にする必要があるとも思えませんが、とにかく演奏会を無事に開催するということが、唯一にして最重要の課題だったので「家に帰るまでが遠足」の精神で、泣く泣く直帰したわけです。


 ということで、自宅で缶ビールを開けてホッとひと息ついていると、学生時代の友人からメールが。

「TV観てますよ〜。復活」

 何のことかわからずも、とりあえずスイッチを入れてみると、昔の「山響×仙台フィル合同公演」の映像が流れていました。

 震災からの「復興祈念」でもありましたから、もう、8年以上前になりますね。


 私が突然テレビをつけたので、家族も何事かと観にきました。

「ええっ、こんなに若かったんだ…!」

…はいはい、すみませんね。8年以上経てば人は変わるものです。今は生意気な中2の娘だって、震災当日は幼稚園の「お昼寝タイム」で眠ってて地震に気付かなかったそうですから。

 それにしても画面を観ると、確かに、みんな若い。今はもう退職された先輩や、仙台フィルではお亡くなりになった方も、元気に演奏しています。

 映像とは、貴重なものであり、怖いものでもありますね。


「中島さん、今の方がカッコ良いですよ!」

 関西の人からも励ましのメールをいただきました。


 …このご時世、今後も映像配信などの機会がいくつも予定されています。気を抜いてはいけませんね。
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山形弦楽四重奏団第76回定期演奏会終了

2020-07-20 22:52:00 | 山形弦楽四重奏団
 「無事に終了」…今回は実感がこもってます。一回休んだので、半年ぶりの定期演奏会。それでも、感染者が増えたりして、県の施設である文翔館からのお達しがあれば、いつでも中止せざるを得ない。まして、再び不穏な数字が報道されている昨今ですから、直前まで気が気ではありませんでした。

 それでも、無事に開催できたこと、そして結果的には良いコンサートになりました。それもこれも、楽しみに待っていてくれた上に、当日の消毒やら検温やら連絡先記入に、快く応じてくれた、「いつもの皆さん」方のおかげです。

 ご来場の皆様、本当にありがとうございました。

「よく思い切って開催してくれましたね!待ってましたよ!」

…という、常連さんのお言葉にはジーンときました。


 一方、会場の文翔館の職員の方々も、久しぶりの催しだということで、感染対策をしっかりやりながら、どういう公演が可能なのかという面でもモデルケースにしたい感じでこれまでにない関心が伝わってきました。

 間隔をしっかり開けて配置した客席についても「あの配列で何席可能なんですか?」とか、「検温や連絡先記入に関してクレームはありませんでしたか?」など。

 お客様の皆様の協力のおかげで、「老舗」団体としての面目を保つことができたようです。

 
 さて、次回。

 まさに「一寸先は闇」のこのご時世。それでも、なんとか開催可能な日程を探りつつ、今のところ10月12日の予定です。平日のしかも月曜日。山響のスケジュールもわからない中なので、やむ終えず。お客様にはご不便をおかけしますが、まずは次回も無事に開催できますようにと祈るばかりです。

 また、ぜひ会場で、皆様にお会いしたいと思います。

 ありがとうございました!
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前代未聞の

2020-07-18 22:19:04 | 山形弦楽四重奏団
 明日はいよいよ、山形Qの第76回定期。


 終演後の美味しい一杯を夢見て、頑張ります…

…というのが第1回から続いた「伝統」なのですが、明日はその伝統に、とうとう傷がつきます。ここ最近の感染拡大の様子を鑑みて、初の「打ち上げ自粛」。

 東京や関西からのお客様も、山形に来るのを楽しみにしていたのですが、この状況を考慮して、残念ながら山形への来県を断念するという連絡が入りました。これも、私たちを支援する気持ちの表れでしょうから、しっかりと受け止めたいと思います。

 いろいろと残念ではありますが、まずは、安全に演奏会を実施するということが、唯一にして最大の責任なので、私たちも気を引き締めて臨みます。


 ご来場のお客様にも、検温やら連絡先記入やら、ご自身でのチケットもぎりやら、いろいろと失礼なお願いをしなければなりませんが、どうぞよろしくお願いします。

 ご不便をおかけしますが、良い演奏会になるよう頑張ります。
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仙台公演

2020-07-17 21:11:00 | 山形交響楽団
 仙台へ行きました。

 残念ながら連日、感染者が出ている仙台。やはり人の多さが山形とは違いますから仕方ないのでしょうか。車で繁華街の国分町に着くと、人通りの多さは都会ならでは。ちょうど昼休みの時間だったこともあって、立ち食いそばのような店にも行列ができています。暮らしている人の数が違うのですから無理もない。人が豊かに暮らすためには活気も必要です。

 さて、もちろん、遊びに行ったわけではありません。明日の「山響×仙台フィル合同公演」のリハーサル。先週の山形公演と同じ演目です。

 外の繁華街に比べて、ホールは厳戒態勢です。楽屋口では全ての出演者に入館とともに検温がされますし手の消毒と、マスク着用。

 仙台でお客さんを入れての公演は非常事態宣言のあと初めてだということで、きちんと神経を尖らせてやっています。何かあれば真っ先に槍玉に上がるこの業界ですが、きちんとやっている所とそうでない所の違いは大きいはずだと思います。


 明日は万全の態勢で、お客さんをお迎えします。良い公演になるよう頑張ります。
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依存

2020-07-16 23:55:00 | 危機管理
 最初はほんの軽い気持ちでも、一度、手を出してしまうと、もう自分の意志だけではやめられなくなる。効果が切れると、再びやらないではいられない。特に、大切な演奏会の前など、たくさんの人目に触れるような予定が近づくと、時間もお金も無いはずなのに、やらずにはいられない…。

 え…麻薬?何の話ですか?

 …白髪染めのことですよ。

 数日前、温泉に行った時に、自分の髪が薄くなっているのに驚きました。こんなに地肌が見えている!

 後でメガネをかけてよく見たら、髪の根元が白くなってたわけです。「ぼかし」程度でも、一度染めると、落ちてきた時に気になるものですね。

…このようにして、依存ははじまるのです。もう元の体には戻れない。

 もし病気で入院などして、しばらく染められなかったら、見舞いにきた人に「元気そうじゃないか。早く退院してまた飲みに行こうよ!(いやはや、こんなにまでめっきり老けこむとは…あれはもう死期が近いな)」と思われるパターンです。

 ということで、今日は山形Qの最終回のリハーサル前に、美容院でカット&カラーリング。

 三度目ですが、どうしても慣れない。時間かかるし臭いし…世の中の茶髪の若者とか、人知れずこんなことに耐えてたのかと見直しました。この上パーマまでする奴もいるとは、本当に尊敬に値する。

 毎月これが続くのか…。しばらくは頑張ってみますが、そのうち突然老いさらばえたら、「疲れたんだな」と優しく見守っていただきたいと思います。
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二重奏はじめました

2020-07-14 21:56:00 | 山形弦楽四重奏団
 雨ばかりで、嫌になりますね。しかし、去年は梅雨らしい梅雨もなく、しかも冬に雪が降らなかったので、こういうまとまった雨がなければ夏に水不足になっていたかも知れません。恵みの雨と思いましょう。…いろいろと大変な地方もある中で、山形は恵まれていると、いつも思います。


 さて今度の日曜は、いよいよ山形Qの「第76回定期」。前回の「75回」がコロナで中止になってしまったので、久しぶりの感じがします。「足もとのお悪い中」となりそうですが、客席数も制限するなど、感染対策は充分にして臨みますので、ご安心いただければと思います。


 久しぶりなのであらためて紹介すると、今回のメインは、山響のフルート、小松崎さんをゲストに迎えてのクーラウ「フルート五重奏第一番」。これもヴィオラが2本という珍しい編成で、ヴィオラのゲストはお馴染みの田中知子さん。

 さらに今年は、忘れてはならないベートーヴェン・イヤーということで、「弦楽三重奏曲第三番」。

 そして、コンサートの一曲目はヒンデミット「ヴィオラとチェロのための二重奏曲」。これもなんと、私は久しぶりの「降り番」です。


 ご存知の通り、山形Qは「四重奏団」とは名乗っていても現在のところは、三人しかメンバーがいません。そう遠くないうちに、再び四重奏団としてリニューアルするつもりではいますがそれまで、しばしの間はこれまでの四重奏団としては、なかなか取り上げられなかった編成のものを演奏していくことにしております。

 その一環としての「デュオ・シリーズ」。四重奏団が三重奏をやるなら、さらに踏み込んで、二重奏を入れてみても良いだろうということです。これも、なかなかできる機会はありませんので。

 今回のヒンデミットは、私はもちろん知らない曲です。この間の練習で初めて聴きました。7分程度でしょうか。短い小品です。しかし、名作「画家マチス」に通じるような、緊張感のある音階が随所にあって、ヒンデミットらしさが凝縮されたような作品です。

 他人事のように言うわけではありませんが、実演に触れることのめったにない曲です。皆様と一緒に楽しんで聴きたいと思います。

…ちなみに、次回はヴァイオリン とチェロの二重奏です。これがまた、意欲的きわまりない作品を取り上げようと計画中(…本当にできるのか?)。

 また機会をあらためてご紹介します。
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さなぎ

2020-07-11 23:32:00 | 子育て奮闘記
 先月の終わりでしたが、娘の誕生日。あっという間に14歳になりました。悪名高い「中2」です。

 最近の言葉で「中二病」というのがありますが、言い得て妙だと思います。私が塾講師をしていた頃に感じたことそのままです。

 人間も、精神的には幼虫から成虫になる間の「さなぎ」の時期がある。虫を育てたことのある人ならお分かりでしょうが、「さなぎ」というのは非常に不安定で、ちょっとしたことでも、その時期の刺激によっては、ちゃんとした成虫になれないことがある。昆虫に詳しくないので知りませんが、「さなぎ」の中では一度体がドロドロになって再構成されるとか。つまり、その間はそっとしておいてやらないといけない。人間におけるその時期が「中学二年生」の頃なのです。

 これは「反抗期」とか、そういうバイオリズム的な問題ではなくて、人格形成の大切な転機なわけです。慎重に扱わなければならない。まさに「さなぎ」のごとく、世話はきちんとしながら不必要な刺激を与えないように気をつけなければなりません。

 「コラッ、人が話しかけてる時ぐらいTikTok見るのやめなさい!」

 …そう言いたくなるのもやまやま。しかし、こちらの方でも、ちゃんと目を見て答えるべき内容の、意味のある話をしているかを自問自答する必要があります。「最近、学校はどうだ?」程度ではスルーされても仕方ないと覚悟すべし。きちんと、大人同士として接すれば、甘えてくれることもあったりするのです。

 私はもっぱら、勉強を教えてやることぐらいしか能がありませんが。

 どの道、あっという間に大きくなって離れて行ってしまうまでの、わずかな一瞬のことだということはよくわかっています。子育ても2人目なので。…貴重な「中二」を見守ることにします。
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再会の喜び

2020-07-09 22:22:00 | 山形交響楽団
 「うわー元気だった?」

…再会を喜び合う人たち。4ヶ月半ぶりとあっては無理もない。

 そんな、災害で生き別れた人たちが巡り会えたみたいな光景が、今日の新県民ホールにはありました。


 ということで今日から、12日にやまぎん県民ホールで行われる「山響・仙台フィル合同コンサート」のリハーサルが始まりました。仙台フィルは長きにわたる休業明けの最初のコンサートだということで、団員同士も久しぶりの再会となったわけです。

 プログラムは、チャイコフスキー「第五番」をメインに、前半は金管セクションのステージと弦楽のステージ。弦楽はエルガーの「序奏とアレグロ」です。…これが名前は地味ですが素晴らしい曲。弦楽四重奏をソロに置いて、弦楽合奏との融合でロマンティックな世界が繰り広げられます。指揮は飯森監督。


 今回も、お客さんの人数を制限してのコンサートではありますが、生の音楽を届けられる貴重な機会。いつも以上に熱の入った演奏会になるはずです。

 山形公演のチケットは完売になったそうですが、翌週18日の仙台公演はまだ残席がある様子です。お時間のある方はぜひ。
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「ベートーヴェン・シリーズ」ライブ配信

2020-07-06 22:30:00 | 山形交響楽団
 忘れかけていたものの、今年は「ベートーヴェン・イヤー」です。本当なら、世界中でベートーヴェンの素晴らしさが見直される、よい機会になるはずでした。

 苦難のなかで負けそうになりながら「いや、それでも人生は素晴らしい」というのがベートーヴェンの真骨頂ですから、アニバーサリーもすんなりいかないのが、また「らしさ」なのかもしれません。


 しかし山響では、山形県の援助を受けて「ベートーヴェン交響曲選集」のプロジェクトが始まっています。ベートーヴェンの交響曲を、阪哲朗常任指揮者のもとで新県民会館で映像収録して県の財産とする。…素晴らしいことですね。

 その初回が、明日です。ベートーヴェンの「第一番」と「第五番」。山形では久しぶりにお客さんを入れてのコンサートになります。嬉しい限りです。

 しかし客席数をかなり絞って(…いや「絞る」という生やさしいものではなく、2000席のホールで300)の公演なので、聴きたくても入れない方がたくさん。

 ということで、明日のコンサートも、ライブ配信をすることになりました。時間は午後7時から。これまでのと違い、その時間しか視聴できませんののでぜひ、「ライブ」でご視聴いただければと思います。

 良い演奏会になるよう頑張ります。
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七夕に祈る

2020-07-05 21:24:00 | 山形交響楽団
 梅雨の真っ最中です。ここ数年は毎年、梅雨だというだけで、西日本などに豪雨の被害が出るようになりました。…昔は、こんなことは無かったと思うのですが。これも環境破壊の結果なのでしょうか?

 コロナに加えて異常気象。どうにかしてくださいと、神様にお願いするしかないのでしょうか。

 おりしも、七夕がもうすぐ。もう、織姫様と彦星様が頼りです。…「早くワクチンができますように」「これ以上、どこかの国から変な伝染病が発生しませんように」。


 さて明後日の7月7日は、…七夕であると同時に、山響のコンサートです。なんと、久しぶりにお客様を入れての演奏会。それも、新しい県民ホールのオープニングイベントの一環としてのベートーヴェン選集ということで、「第一番」「第五番」でお楽しみいただきます。指揮者はもちろん、常任の阪哲朗氏。


 感染防止のために、わずかな席数限定でのコンサートですが、それでも、新しいホールでお客様に聴いていただけるのは嬉しい限りです。

 七夕の夜。少しずつでも開放する席数を増やして、再びたくさんのお客さん前でのコンサートができるようになりますように、との願いを込めつつ、良い演奏会になるように頑張ります。
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