お疲れさまでした・・・ということで、新しい気持ちで次へ向かうべく、燃料の補給を。
またまた珍しい酒米で醸した上喜元です。馴染みの酒屋で「何か新しいの来てますか?」と訊いて出てきたのがこれ、「玉栄」55%の純米吟醸です。できたての「無濾過生」と聞いてつい買ってしまいましたが、値段もお手頃。いろんな支払いで、やたらと貧乏なこの春先には有り難い。お父さんの嗜好品は、「つつましく目立たぬように」が基本です。
ところで日本酒の香り(吟醸香)は、果物の香りに喩えられるのが普通です。「桃のような」とか「メロンを思わせる」とか。しかし個人的にはどうもピンとこないのです。日本酒の香りは、そんなに甘ったるくないと思うのですが・・・。たぶん私自身、果物があまり好きではないので、果実香に対するイメージが豊かでないせいでしょう。(ちなみにメロンは私の「嫌いな食べ物」上位に位置します。なんだか「セメダイン」みたいな感じがしませんか?好きな人すみません。)
しかしこの「玉栄」は、まさにマスカット。これほど爽やかな香りの酒は珍しい。開栓してすぐは「ちょっとツンとくるな」と感じましたが、しばらく置くとまとまって、スッキリした酸味を予感させるような良い香りになります。
味も透明度が高くて清々しい。若いので奥行きはないものの、サッパリとひいてみずみずしさが残る感じです。
一般的に吟醸香は、使う米よりも、酵母に左右されるものです。ですから、この酒の香りも「玉栄の」というよりは「上喜元」のセンスなのでしょう。
日頃、果物など食べないくせに言うのもなんですが、新鮮な果実のような爽やかさを堪能しました。
またまた珍しい酒米で醸した上喜元です。馴染みの酒屋で「何か新しいの来てますか?」と訊いて出てきたのがこれ、「玉栄」55%の純米吟醸です。できたての「無濾過生」と聞いてつい買ってしまいましたが、値段もお手頃。いろんな支払いで、やたらと貧乏なこの春先には有り難い。お父さんの嗜好品は、「つつましく目立たぬように」が基本です。
ところで日本酒の香り(吟醸香)は、果物の香りに喩えられるのが普通です。「桃のような」とか「メロンを思わせる」とか。しかし個人的にはどうもピンとこないのです。日本酒の香りは、そんなに甘ったるくないと思うのですが・・・。たぶん私自身、果物があまり好きではないので、果実香に対するイメージが豊かでないせいでしょう。(ちなみにメロンは私の「嫌いな食べ物」上位に位置します。なんだか「セメダイン」みたいな感じがしませんか?好きな人すみません。)
しかしこの「玉栄」は、まさにマスカット。これほど爽やかな香りの酒は珍しい。開栓してすぐは「ちょっとツンとくるな」と感じましたが、しばらく置くとまとまって、スッキリした酸味を予感させるような良い香りになります。
味も透明度が高くて清々しい。若いので奥行きはないものの、サッパリとひいてみずみずしさが残る感じです。
一般的に吟醸香は、使う米よりも、酵母に左右されるものです。ですから、この酒の香りも「玉栄の」というよりは「上喜元」のセンスなのでしょう。
日頃、果物など食べないくせに言うのもなんですが、新鮮な果実のような爽やかさを堪能しました。