中爺通信

酒と音楽をこよなく愛します。

洋舞合同

2024-04-30 21:22:00 | 雑記
 ステージに立つ人間は、私のような末端の者でも、本番に穴をあけることができない。俗に言う「親の死に目に会えない」というものです。

 「死に目」ほどではなくとも、家族の大切な瞬間に立ち会えないということは、いつもある。これは仕方のないことです。


 山響の「ドラクエ」の裏で、山形市民会館では「山形市春の洋舞合同公演」が行われていました。

 娘のバレエ教室も参加し、合同の出し物はバレエ「ライモンダ」からで、娘が主役をいただきました。もう高3ですから、おそらく最後。総決算ということで。

 週に3〜5回あるバレエの送り迎えを、3歳の頃から続けてきた私たち両親にとっても、最後となると感慨深いものがある。

 私としても、観に行けないのは残念ではありました。

 
 しかし「死に目」と違って、ステージはたくさんのお客さんが観てくれています。おたがい、それぞれのステージで、来てくれたお客さんのために演じて、喜んでもらえれば、それ以上のことはない。

 娘の方も、良い公演になったようで何より。今、ウチの玄関は、届けられた花束でいっぱいです。

 本番前には、きつい練習で肋骨や足を疲労骨折したりなど、苦労しているところを見ていたので、まずは、とにかくお疲れ様というところ。

 また、一区切りがついたようです。
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ドラクエの日

2024-04-29 21:22:00 | 山形交響楽団
 4月29日と言えば「何の日」でしょう?

 …昭和の日?もう「昭和」はずいぶん過去の話。私たちが若い頃に「明治の日」と言われているのと変わらない。

 山形では、「ドラクエの日」です。

 ということで、もはや毎年恒例となった「ドラクエ公演」が、今年も終了。今回はややマイナーだと言われている(らしい)「Ⅸ」でしたが、大きな県民ホールがほぼ満席。さすが「ドラクエ」です。さすがは「すぎやまこういち」です。

 「Ⅸ」は初めてでしたが、なにやら壮大なストーリーらしく、音楽も他のナンバーに比べると荘重なものが多い。ある意味、これも「第九」だからかもしれません。

 毎度思うことですが、ひとつで、オーケストラの1公演が賄えるボリュームの交響組曲を11も作曲しているわけですから、すぎやま先生はやはりすごい。しかも、そのどれを上演しても満席になる…これには、ベートーヴェンもマーラーもかないません。

 客席の雰囲気を見る限り、今回も喜んでもらえたようで、嬉しく思います。いつも定期演奏会に来てくれる山響ファンも、普段はクラシックに興味がないドラクエファンも、同じように笑顔になる。…すごいことですね。

 さて、これで明日から、山響はゴールデンウィークに入ります。

 みなさま、良い休暇をお過ごしください!
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山形弦楽四重奏団第91回定期演奏会終了

2024-04-26 23:09:00 | 山形弦楽四重奏団
 夏ですか?春とは思えない陽射しのなか、第91回定期。

 ご存知の通り、山形Qの定期は基本的に1・4・7・10月に開催しています。しかし、最近は季節がおかしいので、プログラム・ノートにも「風薫る春」などと書かなくて良かった。

 ということで、第91回定期、いかがだったでしょうか?久しぶりの文翔館。私たちにとってはやはり慣れ親しんだ会場なので、楽しく演奏しました。

 ゲストの山響首席コンサートマスターの犬伏さんのおかげもあって、前半の四重奏曲も、初期の作品ではありますが、充分に楽しめたのではないかと思っています。

 後半の五重奏曲は、各所ですでに何回か演奏をしているので、「練れた」ものを聴いていただけたのではないかと思っています。

 さて、次回は7月24日。申し訳ありませんが水曜日です。会場は「やまぎん県民ホール」のスタジオ1。真夏なので、きちんと空調のきいた所でお楽しみ頂こうと。…文翔館よりも椅子が軽いとう利点も、この齢になった私たちには大きい。

 そこで、ゲストに山響フルートの小松崎さんを迎えて、オペラシリーズ。モーツァルト「フィガロの結婚」のフルート四重奏版を聴いていただきます。

 ぜひまた、会場でお目に掛かれればと思います。ありがとうございました!
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いよいよ明日

2024-04-25 21:17:00 | 山形弦楽四重奏団
 明日はいよいよ、山形Qの「第91回定期演奏会」。久しぶりに文翔館でお待ちしております。

 天気も良いようで…いや、むしろ季節外れの真夏の暑さになるような予報も出ています。

 本当に最近は、気温が季節に関係ない感じで推移するので恐ろしい。どんな気温になるかわかりませんが、古い公共施設ですから、さすがにまだ冷房は入りませんので、皆さまにおいては、状況に合わせた服装でおいでいただければと思います。

 …それがわかりにくいから困っているんだろう。

 たしかにその通り。

 ただ、私たちは文翔館を使い続けて四半世紀。その経験から言うと、今の季節は外の気温よりも低くなりがちなので、「思ったよりも寒いな」ということが多い。薄過ぎない服装でおいで下さい。

 最近の山響が好調なせいか、ゲストの犬伏さん田中さんの人気か、たくさんのお問い合わせをいただいています。良いコンサートになるよう頑張ります。
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オッペンハイマー

2024-04-24 21:41:00 | 映画・ドラマ
 私は音楽の世界しか知りませんが、「天才」というのは確かにいて、そういう人種に常識とか節度を求めるのは筋違いもはなはだしい。そういう平凡な感性と相容れない「病的」というか「幼児的」なものを持っているからこその「天才」ですから。

 指揮者でも演奏家でもそうです。私のような凡人にはハッキリとわかる。「そっち側のひと」かどうか。そっちの人たちは本能で生きているので、頭でチマチマ考えたりしない。純粋な興味に従って、どこまでも行くだけです。だからこそ、常識では辿り着けない作品が出来上がる。それが善か悪かなどは、二の次です。

 先日の休みに、映画「オッペンハイマー」を観に行きました。「原爆の父」と言われたアメリカの天才科学者の半生を描いた作品です。名前ぐらいは聞いたことがありましたが、よく知らなかったので、興味深く見ました。

 この映画のテーマを一言でいえば、天才の苦悩と孤独、といったところでしょうか。

 音楽の天才と違って、この分野の発明は、すぐに商業や政治、軍事利用につながるので、国家からの後押しもあるぶん、できたらすぐに取り上げられてしまう。

 完成したものは、他人の欲望のために勝手に使われてしまうだけ。

 …そう考えると、音楽はお金が集まらないぶん、自由でのどかです。殺傷能力がないから、国をあげて援助する必要がないということでしょうね。良い面もあり、悪い面もあり。

 しかし天才の本質は、どの分野でも全く同じです。「もっと知りたい」「もっとすごいものを作ってみたい」「できた時、たくさんの人がすごいと言ってくれて嬉しい」…。「原爆の父」も、モーツァルトと同じく、悪魔ではなくて、ただの天才少年なのです。

 良い映画でした。
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91回定期へ

2024-04-22 21:53:00 | 山形弦楽四重奏団
 山響では定期演奏会の前後は休日という取り決めがあるので、今日は休み。

 ということで、山響が忙しかった翌日は山形Qのリハーサルをすることが、もはや体に染み付いております。

 今日は、26日の山形Q第91回定期に向けての最後のリハーサル。

 メインの五重奏の最終確認。すでに何回か本番を重ねているので安定しています。なので細部の確認。

 疲れてはいますが、音は違う。昨日までの井上道義氏の定期は、体力的には疲れたものの、気持ちの上では音楽家としてとても良い経験になったということがわかります。「得たものを活かしたい」という気力は、何よりの活力になる。力のある音楽家との共演は、大きな影響を残すものです。

 さて、だいぶ仕上がりました。あとは本番で「気持ちよく」演奏するのみ。

 良いコンサートになるよう頑張ります。
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グラスハープ

2024-04-20 23:19:00 | 山形交響楽団
 オール・モーツァルト・プログラムでしたが、2曲目の「グラスハーモニカのアダージョとロンド」は、ヴァイオリンは無しなので、ゲネプロの時、客席で初めて聴きました。

 たくさんのワイングラスを並べたデーブルが楽器です。グラスの大きさや、入れる水の量で、音程が定められている。そのグラスの縁を濡れた指でこする。

 なんとも原始的な楽器だなあと思いますが、考えてみれば、その他の楽器も大差はない。このAIの時代に、電気もない時代と、やってることが変わらないわけですから。

 にしても、本格的なグラスハープの音色は初めて聴きましたが、神秘的な感じがする。もちろん大きな音は出ないのですが、それがまた良い。静寂のなかで、神秘的でかすかな音に耳を傾ける時間というのは、私たち現代人にとって貴重なひとときです。

 今日も満席のお客様に恵まれましたが、皆さんはいかがだったでしょうか?

 明日も良いコンサートになるよう頑張ります。
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巨匠のモーツァルト

2024-04-18 20:40:00 | 山形交響楽団
 今週の山響は週末の定期演奏会。定期は初登場の井上道義氏の指揮による、オール・モーツァルトプログラム。

 「交響曲25番」と「交響曲40番」、間に「グラスハーモニカのためのアダージョとロンド」。

 井上道義氏とは、オペラ「フィガロの結婚」でしか共演したことがありませんでした。あの時は、全国ツアーの東北公演を山響が任されただけだったので、それほど印象深いものにはなりませんでした。

 か、今回はリハーサル3日間を使った定期演奏会。…やはり、全然違います。

 「これが、いわゆる本当のモーツァルトか」と思わされる感じ。

 昨今流行りの、古楽っぽいモーツァルトは、こういう「王道」をやり尽くしてそれで飽き足らない人たちのためにある。山響ではむしろ、本物の「王道」の経験が無いので、新鮮きわまりない。昔、LPの名盤を聴いて「モーツァルトって良いな」と思った、その音楽が初めて体感できるような、貴重な機会です。

 山形の多くの方にも、ぜひ一緒に体感していただきたい。

 貴重な体験になるはずです。良いコンサートになるよう頑張ります。
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暑い春の四重奏

2024-04-16 22:44:00 | 山形弦楽四重奏団
 桜は満開なのに、夏のように暑く、目は痒い。もう季節がよくわからなくなっていますが、山形Qの春の定期、4月26日の本番まで、あと少し。

 ということで今日は、ゲストの犬伏さんを含めて、弦楽四重奏曲のリハーサル。

 まず、モーツァルト「第2番」。これが、シンプルなのに弾くとなるとなかなか難しく、さすがモーツァルト。16歳の作品なのに…世界中の、未来の大人たちまで困らせる。仕上がってきてはいますが、なかなか気持ちよく弾けるところまで行かない。

 そしてシューベルト。これもまた、一筋縄ではいかない。家族で楽しむための作品なら、もう少しそれだけでも良さそうなものなのに、この「とらえどころの無さ」は、不出来だからなのか、深遠なるものが潜んでいるせいなのか、よくわからない。どちらとも取れるだけに、軽んじることもできず、悩まされます。しかし、悩みながらも、それなりにまとまってきました。

 私たち、付き合いの長すぎる3人は、検討を重ねることを避けて、なんとなく無難にまとまろうとしてしまうところがある。しかしそこに、犬伏さんの客観的な指摘が入ると、新鮮な発見もあって、反省もありますが、楽しみもあります。

 さて、リハーサルは残すところあと1回。良い演奏会になるよう頑張ります。
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酒なくて

2024-04-15 22:30:00 | 山形
 桜が満開の山形です。昨夜は、夜桜を見に、山形市の名所「霞城公園」に行きました。

 風もなく、お堀に映る桜は、この世のものとは思えない世界を見せてくれます。

 コロナも終わったことだし、さぞ「花見」で盛り上がっているかと思いきや、静かなこときわまりない。

 もはや、桜の下で飲みまくって騒ぐという文化はなくなってしまったのでしょうか。

 ビニールシートを広げて騒ぐ人が誰もいないのを不安に思いながら桜並木を歩いてゆくと、一画だけありました。ただ静かに飲食している。…もっと騒いでもいいのに。

 東京の「花見」は盛り上がったのかどうか知りませんが、山形ではちょっと「断絶」してしまった感じ。もはや、コロナ前のような「花見文化」は途切れてしまった。

 その昔、大学のキャンパス内の、ちょっとした桜の下でさえ、正体が無くなるまで飲むのが春の当たり前だった私のような者には、ちょっと寂しい。

 昨日も、昔のような屋台も無いことにがっかり。せっかくだからビールでもと、飲む気まんまんだったのですが。

 世の中の規制とかはコロナ前に戻りましたが、変わってしまった雰囲気はなかなか元に戻りませんね。

「酒なくて何の己が咲くものか」…こういうのも「死語」になるのでしょう。酒酒サクラ、桜咲け!

 今はとにかく、桜を堪能しましょう。
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花満開

2024-04-13 20:59:00 | 山形交響楽団
 桜が満開の山形。長井の「白つつじ公園」の桜も満開です。

 ということで、今週末の山響は、明日の「グラチア音楽賞受賞者コンサート」。

 プログラムは、ブラームス「交響曲3番」をメインに、シューマン「ピアノ協奏曲」、ディーリアス「楽園への道」。指揮は園田隆一郎氏。ピアノソロは佐野隆哉氏。

 今日からホールでのリハーサルでしたが、休憩でホールの裏口から外に出ると、毎回、満開の桜。今が最高のコンディションです。

 山形は明日も晴天で暖かい予想、白つつじ公園は、今日も花見日和でしたが、明日も見ごろです。コンサートと合わせて、ぜひどうぞ。
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アンサンブルの練習

2024-04-11 22:29:00 | 山形弦楽四重奏団
 山響の「春休み」の最終日。なかなかに長い休暇でしたが、くしゃみをしたり目をこすっているうちに終わってしまった感じ。…もっと有意義に過ごしたかった。

 それはさておき今日は、山形Qのリハーサル。今回は男3人で、前回までで未消化な部分を詰めてゆきます。

 弦楽四重奏は、どうしても第1ヴァイオリンに耳がいってしまう。それはお客さんだけでなくわれわれもまた。そこで、第1ヴァイオリン抜きで弾いてみるという、こういう機会は、かなり有意義なのです。

 ということで、モーツァルトの四重奏と、シューベルト。

 第1ヴァイオリンがないと、音楽として不完全なぶん、冷静になれるというところもある。

 アンサンブルで邪魔になるのは、音楽が持つ「熱量」に、個人的に過剰に反応して、バランスを欠いてしまう瞬間です。

 そうなると、音程もリズムも、フレーズも周囲とあわなくなる。

 良い練習になりました。

 つくづく思いますが、個人でやる「譜読み」は別として、アンサンブルのリハーサルの時間は、自分が「弾く」練習ではなくて、自分の中に、他人のイメージを包容しようとする精神修養なのだと思います。それなのに、自分がうまく「弾けた」「弾けなかった」の部分にいると、人と合わせている意味がなくなってしまう。

 本番まで、練習はあと2回。昔より、回数が少ない分、密度の濃い練習になるよう、それぞれ準備することにします。
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非雪国民

2024-04-09 22:42:00 | 山形
 今日も山響は休みなので、タイヤ交換。

 さすがにもう雪は降らないだろう…と思ったら、昨日とはうって変わって冷たい雨の降る寒い日なのでちょっと躊躇しましたが、今月はもう峠を越えるような予定もないので、決行。

 こんな風に言うと、自分でジャッキなんかを使ってタイヤ交換するイメージですよね。山形では、そういう人が多い。山響の楽団員でさえそうです。しかし、私はヘタレなので、全部やってもらいます。

 私のように「全部やってもらう」人でも、自宅の倉庫からタイヤを出して車に積んで、ディーラーやカーショップに行くぐらいはしますが、私はさらにその下を行く。

 何も持たずに普通に車に乗り、タイヤが預けてある店に行くだけ。あとは、待合室のような所でコーヒーをご馳走になっている間に「はい、終わりました〜」と言われて料金を払って終わり。

 …お前、殿様か?

 と思うほどの腐敗ぶりですが、これまでの人生で数回、タイヤを持ち上げてギックリ腰になっているので、「ここはカッコつけるべき所ではない」と悟り、現在のスタイルに至りました。

 たまたま、息子の小学校からの同級生の家が、そういうサービスをしているカーショップなので「せっかくだからお願いするか」と言い訳をして、雪国に暮らす男性にあるまじき暮らしをしております。

 雪かきもしなければ、自分の車のタイヤを持ち運ぶことさえしない…非国民ならぬ非雪国民です。

 ということで、今年は雪が少なかったこともあり、例年以上に何の苦労もなく、この冬シーズンも終わり。

 …こんなことで良いのかな?
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リフォーム世代

2024-04-08 22:42:00 | 危機管理
 月日の経つのは早いものです。新築で買った我が家のマンションも、ふと気づけばもう「築20年」以上。だいたい7年に1度回ってくる管理組合理事が、今期で3回目ですから、そうなります。

 20年超えると、色々なところにガタが来るものです。全体の修繕は、計画通りやるわけですが、それぞれの部屋は、自分でやらないといけない。ドアの蝶つがいが壊れるとか、そんなことなら良いのですが、業者を入れてしっかりやる必要が出てくるのは、やはり水回りです。

 すでに数年前、トイレはやりましたが、今回は思い切ってバスルーム。

 かなり大掛かりな作業なんですね。4日間。壊す人の日、作る人の日、電気関係の人日、内装の人の日…それぞれ違う人が担当するのでしっかり分けられている。

 それにしても、職人さんたちの若いこと。しかも、わりと楽しそうにやってる。プラモデルつくってる子供のようです。昔のぶっきらぼうな左官屋のおじさんのイメージと全然違う。そのへんにスマホ置いて、音楽なんか聴きながらやってます。

 それでも、腕が確かなのか、そもそものキットが精巧にできているせいなのか、大むかし私の実家のタイルを貼った左官屋さんの仕事よりもずっと綺麗な出来上がりです。

 あっという間に、中ぐらいのホテルの浴室みたいになりました(予算とスペースの都合上、高級ホテルとはいかない)。

 私はもともと温泉通いが日常なので、家の風呂が使えなくても特に困らない。そもそも自宅ではシャワーしか使いません。

 …考えてみれば、自宅で浴槽に浸かったのは、息子や娘が小さい時に洗ってやった時が最後かもしれない。

 それだけ月日が流れたということですね。
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夜桜演奏会

2024-04-06 22:52:00 | 山形弦楽四重奏団
 3月が寒かったこともあって、、桜の開花予想は大幅に遅れました。かつての長期予報では、鶴岡の桜も満開の予定だったのですが…。

 ということで、山形Qによる荘内神社でのコンサートが終了。山響オーボエの新人、土屋さんをゲストに迎えて、神社の「参集殿」での演奏会でした。

 お客様は満席で300人弱。舞台の真後ろはガラス張りになっていて「桜の名所」として名高い荘内神社の庭園が観られる。そこで、コンサートの終了とともにライトアップ点灯式が行われるという、華々しい会に呼んでいただき、嬉しく思います。

 しかし、残念ながら桜はまだつぼみ。そして点灯式も、配線のトラブルで、カウントダウンでボタンを押しても点灯しないという、なんともアットホームな会になりました。

 モーツァルト「オーボエ四重奏曲」を中心に聴いていただきましたが、いかがだったでしょうか。

 最近、宿泊できない鶴岡ですが、鶴岡のお客様さまを身近に感じることのできる良い機会でした。

 ぜひ、荘内神社の桜を見に行きたいものです。
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