中爺通信

酒と音楽をこよなく愛します。

ユアタウン新庄

2021-02-28 21:30:00 | 山形交響楽団
 山響での「ユアタウン・コンサート」新庄公演が終わりました。座席を半分にしての開催でしたが、チケットは完売。ご来場下さった沢山のお客様に感謝します。

 さて、新庄は「最上地方」。山形の中でも北国です。春めいた山形市から北上していくと、どんどん雪が多くなっていくのは何度体験してもすごい。道路は乾いていても、両サイドに積み上げられた雪の壁が高くて、知っている道だとは思えなくなる。

 そんな中でも、雪の中からどこからともなく(失礼)、楽しみに足を運んでくれるお客様がこんなに。

 山響の新しい顔である、常任指揮者の阪哲朗氏のお父様の地元だということもあるのでしょうが、最近の山響はどこへ行っても客席の温度が高い感じがして嬉しい限りです。

 ただ、寂しいのは新庄の街が、どんどん古くなっていく感じがすることです。私が入団した20年前から、商店街はシャッターが目立っていましたが、さらに加速したように見えます。泊まって飲み歩いてみると、良い店がたくさんあったはずなのですが、残念です。

 世の中の空気がもう少し落ち着いたら、公演の前後に自費でも宿泊して、少しでも支援したいと思います。
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黙浴

2021-02-25 22:10:00 | 温泉
 冷えと疲労なのか、経年劣化なのか、左手の調子が悪い。しばらく弾いていると手首から指が痛くなってくる。

 こういう時は温泉しかない。

 ということで、ここ最近、毎朝のように温泉に通っています。…街の銭湯の感覚で行けるところが山形の良さです。

 さて、コロナが流行りだしてからは温泉も対策に気を遣っています。マスクを着用していないと入れない。マスク無しは、もはやタトゥー以上の扱いです。そして、入り口では検温される。

 ようやく、のんびりと湯に浸かると壁に張り紙が。

 「黙浴!」。

 …最近流行りの「黙食」からでしょうが、なかなか洒落がきいていて面白い。赤ちゃんじゃあるまいし、おじさん達が「もくよく」とは。

 要するに、浴室でのマスクをつけない状態で、しゃべるなということですね。


 大声でしゃべる常連には眉をひそめたこともありますが、こうやって禁止されると、ちょっと味気ないものです。お年寄りの山形弁での会話を聞くのは、温泉でのちょっとした楽しみのひとつでもあったのです。

 山形に来たばかりの頃は、韓国語だと本気で思いました。それが次第に「あっ、農業の話か!」と、自分のリスニング力がアップしていることを喜んだりしたものです。

 
 いよいよ、日本でもワクチンの接種が始まりましたね。これで味気ない「新しい生活様式」が、過去のものになることを願います。
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今年こそは

2021-02-23 22:17:00 | 山形交響楽団
 今週の山響は、ふたつのコンサート。

 ひとつは、金曜日の「ベートーヴェン 英雄」コンサート。常任の阪哲朗氏のベートーヴェン•シリーズです。新しい県民ホールにて。

 もうひとつは、日曜の新庄での「ユアタウン・コンサート」。こちらも阪常任の指揮で「運命」をメインに、前半はニューイヤー的なシュトラウス物で楽しんでいただきます。

 なかなか忙しい日々が続きますが、まずはこうして、お客さんの前で演奏できることに感謝ですね。

 さて、全国的にも感染者が減ってきているようで何よりです。

 山響でもそろそろ、夏までのスケジュールが出る時期。去年、残念ながら中止になってしまった「さくらんぼコンサート」など、今年ももちろん予定されています。その頃には今まで通りにできるような状況になっているといいなと願うばかり。

 東京の友人達とも、ずいぶん会っていません。そういう意味でも、年に一度の「さくらんぼ」は大切な機会なのです。

 さらに言えば、かつての実家の付近とか、本当は時間をとって、ゆっくり訪れたい所がたくさんあるのです。…なんだか、関東がすっかり遠くなってしまいました。過去やいろいろな思い出と、縁が切れてしまったような気がします。

 このままでは…雪の中でマスクをつけて、ひっそりと老いさらばえるばかり… 

…いやいや、緊急事態は解除が近いし、ワクチンはできたし、今年はきっと良くなるはずです。

 ぜひ東京で、大阪で、お会いしましょう!

 ん…何の話だったか忘れてしまいましたが、きっと、春は近づいているに違いないということです。今週もひとつひとつ、良い演奏会になるよう頑張ります。
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春が来れば

2021-02-22 22:52:00 | 山形
 ようやく寒さがゆるみました。朝から5℃以上あるとは。これはもう春です。

 どじょっこも、ふなっこも、さぞかし喜んでいることでしょう。…奴らは水の中に住んでいますから。

 ということで、花粉症の季節がやってきました。もはや、朝晩に薬を飲むことが欠かせません。

 聞いたところによると、今年は花粉が多いらしいですね。去年はどうだったか…

…すぐに前の事を忘れてしまう昨今。しかし思い出してみると、去年はもう、それどころではありませんでしたね。コロナの話ばかりで、花粉のことなどニュースにならなかった。コロナに関しては今の方がずっと大変なのに、あの頃の方が日本中が怯えていましたね。不思議なものです。


 とにかく、暖かくなっても空気中には気をつけなければならないものばかり。どじょっこ達のように、春を楽しみたいものです。
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頭頂のツボ

2021-02-21 21:29:00 | 危機管理
 昔、頭のてっぺんのツボを押すと、お腹を壊すという噂がありました。知りませんか?「下痢のツボ」と言って、いたずらに友達の頭頂をグリグリやるのが流行ったことがあります。

 最近、左手が妙に重く、また五十肩の再来かと困っています。リハーサルが長時間に及ぶと、肘のあたりから左手の小指が痛んでくる。…指を酷使してばかりいるわけですからね。

 そこで、整体の先生にそれを打ち明けると、「体が冷えたせいでしょう」と。そこで、全身の血行を良くするべく、疲れたところを優しくマッサージしてくれるのかと思いきや、頭頂にお灸を据えられました。

 「寒いと上半身の熱がてっぺんに溜まって、いろんなところが悪くなるんですよ。その悪い熱をまず出さないと」と、ツボを探してから、周囲の髪の毛をピンで押さえて、もぐさを置いて線香で着火。

 …ジリッ。

 脳天に突き刺さる熱さもさることながら、「髪の毛燃えてんじゃないのか!」という不安。と同時に「まあ、もう50近いわけだし、髪の毛はもういいか。それよりも商売道具の指の方が大切だよな」と諦める。

 頭頂にて、微小な「もぐさ」を何度も燃やすわけですが、不思議なことに、回数を重ねるごとに、あまり感じなくなってくる。火傷してるはずなのに、頭全体がボーッと、サイケデリックな心地よさに包まれるのです。「ツボ」というものは、本当に当たっているときには、「点への刺激」でなくなるものです。…東洋の神秘ですね。

「だんだん、バターが融けるような感じになってきませんか?」

 …ああ、本当です。なってきました。
「それも感じなくなってきたら教えて下さい」

 催眠術のようですが、本当にそうなるのです。プロの技です。

 それも含めて一時間の施術が終わると、痛みは嘘のように消え去り…というわけにはいきませんが、確かに、前日のリハで感じた痛みが、昨日の本番では時々しかありませんでした。

 山形の寒い冬も、そろそろ終わりが近づいています。しかし、ありがたいことに、年度末の山響は忙しい。冷えと疲れが溜まってきています。それが、体の一部分にたまらないように気をつけなければいけませんね。

 ちなみに、お腹も壊しませんでした。…やっぱり迷信だったらしい。
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いつの日か

2021-02-18 22:51:00 | 山形交響楽団
 まだまだ寒い日々が続いています。

 さて、今週の山響は土曜・日曜の定期演奏会。鈴木秀美氏の指揮で、モーツァルトの「ジュピター」をメインに、「交響曲29番」「メサイア序曲」。

 そう、本来はヘンデル「メサイア」のはずだったのですが、大規模な合唱が難しいご時世だということで、プログラムが差し替えになったのです。…残念でもありますが、仕方がない。演奏会ができるだけで感謝しなければいけませんね。

 「メサイア」は、私にとっては思い入れの深い曲です。母校の校歌みたいな感じ言うと近いでしょうか。大学時代、毎年冬に、聖歌隊やグリークラブと合同で全曲を演奏したのです。…こう書いているだけでも懐かしい。本当に良い経験でした。

 合唱団と一緒に何度も練習する。指揮者に捕まるところも、毎年ほぼ同じなので、4年目には歌詞までだいたい覚えてしまいます。ちなみに私が好きな合唱曲は「since by man came death」。…音大卒を含めて、わかる人はほとんどいないと思いますが、これが、立教の人ならわかるのです。

 「メサイア」は懐かしいし、大好きな曲なので、ぜひまた、演奏できる日が来ることを願っております。でも、私の愛聴盤はクレンペラー指揮のものだったので、時代遅れでしょう。今なら、もっと現代的(古楽的)にやるのでしょうから、あの時の感動は味わえないでしょうね。
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羽陽錦爛「赤鬼の涙」

2021-02-16 22:45:00 | お酒の話し(山形県)
 この間、南陽市でコンサートがありましたが、そのお隣、高畠町の銘酒「錦爛」です。地味ながら、ハズレのない名蔵なのです。

 高畠町と言えば、有名なのは浜田広介の「泣いた赤鬼」です。それにちなんだ純米吟醸「赤鬼の涙」。

 山形に住んでいるからというわけでなく、「泣いた赤鬼」は大好きな童話です。主人公の赤鬼には特になにも感じない。やはり青鬼ですよね。「男前」という言葉は、彼のような人(鬼)のためにあるといってもいい。

 本当の善行は、見返りを求めてないので、その良さがほとんど理解されないし感謝もされないことでこそ、究極の完成を見るわけです。そういう青鬼の美学が素晴らしい。…幼少期より憧れておりました。

 さてその世界観をどこまで表現できているのか。…期待して開栓。

 なんと。もう少しファンタジックに寄せてくるのかと思いきや、童話の雰囲気は全くなく、ひたすら美しい仕上がり。…さすが錦爛です。この静かな美しさが、まさに、独りで流す涙なのでしょう。

 香りは控えめ。甘さも控えめ。凛とした透明感は、キャラクターへの甘えが全くない。

 青鬼の優しさを、誰にも話すことができず、誤解を解くこともできない。感謝を伝えることもできない。そんな、秘められた思いが、つい溢れ出す感じによく合っています。


 「ご当地もの」の枠にとどまらない銘酒だと思います。堪能しました。
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大江町スクールコンサート

2021-02-15 23:41:00 | 山形弦楽四重奏団
 山響が休日の今日は、山形Qでの大江町の左沢小学校でのスクールコンサート。左沢は「あてらざわ」と読みます。

 思えば山形Q結成後、初めての学校公演が左沢小でした。…もう20年近く前になります。ということは、あの時の高学年の子供は30代。どうりで、私たちも歳をとりまくるわけです。

 あの時、コンサートが始まる前の校長先生の言葉を今も覚えています。

「今の私たちは、テレビやCDで、ここにないものを見たり聞いたりすることができるようになりました。でも、テレビで見るご馳走はどんなに素晴らしくても、匂いも味もわかりません。音も同じです。CDでは聞こえる音には、本当はそこにあるはずの味も匂いもないんです。今日は、本当の音を楽しむことができる貴重な機会です」

みたいなことを生徒に話して聞かせていました。さすが教育者ならではの、良い表現だと思いました。

 さて、本当は秋口に予定されていたコンサート。真冬となると、雪深い大江町はさすがに寒さが厳しい。ジェットヒーターで温められていても、体育館はかなりの寒さです。

 それでも、生徒達は真剣に聴いていました。…良い子供達なのです。そして寒さに強い。

 おかげで、良いコンサートになったのではないかと思っています。準備してくださった、教育委員会や学校の先生方に感謝。
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南陽公演

2021-02-14 21:45:00 | 山形交響楽団
 昨日の地震は驚きました。気持ちよく飲んで、さあ、明日の本番に備えてゆっくり寝ようとしたところで、いきなり、ゆっさゆっさと。ずいぶん揺れたと思いましたが山形市は震度4。物が倒れることもほとんどなく大丈夫でした。ご心配いただいて連絡を下さった皆様、ありがとうございます。

 10年たっても、揺れると、生々しく思い出しますね。被災地の皆さんは、なおさらでしょう。強く揺れている間も、「あの時のように」東北の他のところが大変なことになっていなければいいが、と思ってしまいました。

 とにかく、大変なことにはならずに済んで、ホッとしています。

 ということで、今日は予定通り、山形県南陽市での山響「ユアタウンコンサート」。ゲストにソプラニスタの岡本知高さん。を迎えて、前半はオペラアリアなど。後半はシューマンの「春」でした。指揮は飯森監督。

 岡本さんは、とにかくその声が素晴らしい。高くて透明感があり、魔神のような見た目(失礼)とのギャップに驚く他はありません。

 そしてシューマン。個人的には、大学時代、学生オケのコンサートマスターとして演奏した懐かしい曲です。ちょうど今の、息子の年齢かと思うと、歳とりました。

 「春」という副題がふさわしい、若々しさがはじけるような曲ですが、しばらくたって、青春を懐かしむような境地で聴いてみると、あらためてこの曲の良さがわかるような気もしました。

 春の中にいる人は、春の良さ、春の何たるかが今ひとつわかってない。…まあ、そういうものですよね。だからもそ屈託が無くて良いのかもしれません。屈託にまみれたおじさんの演奏する「春」は…それなりの「味わい」が感じられるものとして楽しんでいただけたとしたら嬉しく思います。

 座席は半分でしたが、チケットは完売ということで、たくさんのお客様に来て頂きました。地震の翌日にもかかわらず。…ありがとうございました。
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市役所

2021-02-10 22:06:00 | クァルテット
 「役所」というと、仕方なく行く・待たされる・感じ悪い…などのイメージがありましたが(私だけでしょうか?)、最近ではずいぶん変わりましたね。

 窓口の人も丁寧だし、面倒くさそうにせずに親切に対応してくれるようになりました。

 考えてみれば、昭和の昔は、切符切りの駅員でさえも随分偉そうでしたよね。「お上」から言いつかった仕事をしているんだぞ的な…。私はあれが嫌いでした。切ってない時までカチカチ鳴らして、ほら早く出せよみたいな態度でいる。紙にパンチ穴開けるぐらい幼稚園児にもできる仕事なのに、と小学生の時に思っていました。…多少ひねくれた子供だったかもしれません。

 さて、昨日は山形市役所へ。手続きのためではありません。

 市役所内にある、市議会の議場で演奏するためです。フルート四重奏。

 山形市は、コロナで苦労している山響のためにクラウドファンディングを立ち上げて、先頭に立ってたくさんの寄付を集めて下さいました。そのお礼を兼ねての演奏です。市長をはじめとする市議のみさなんと、希望者から抽選で集まってくださった一般の方60名ほどが対象でした。

 たくさんの方が集まって下さるのは、私達にとっては、もちろんありがたい事ですが、市役所にとってもそうだと思います。

 いわゆる「役所」のイメージと違う親近感を持っている市民が、たくさんいるということの表れでもある。

 日頃の市政や、職員の方々の努力のたまものでもあるでしょう。

 …良い街なのです。


 あらためて、山形市に感謝。
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〆張鶴「しぼりたて生原酒」

2021-02-09 23:01:00 | お酒の話(県外)
 高校の修学旅行が北海道でした。その日程の中にホームステイがあって、班ごとに農家などに泊まらせていただいて、お手伝いをするという機会がありました。

 私が振り分けられたのは、農家と釣り堀をしているドライブイン。裏の畑でニンニクの収穫をした後に、釣り堀のマスに餌をやって、夕食分のマスを釣るという、ゆるい体験ですみました。

 しかし、もっとも「キツかった」と言っていたのが、酪農の農家に当たった班でした。とにかく、何から何まで大変だったと。牛のフンの片付け、餌やりに加えて、乳しぼり…思い出すのも嫌だという感じでした。
 ただ、皆が声を揃えて言うことが、しぼりたての牛乳はとにかく美味かったということです。

 その瞬間そこでしか味わえない、独特の生々しさがあるようで、それに関しては、話を聞くと羨ましく思いました。

 ということで今週は、新潟の有名酒「〆張鶴」の生原酒。これは珍しい。隣町の酒屋でたまたま見つけたものです。

 〆張鶴と言えば、新潟の「淡麗辛口」のスタンダード。新酒だとさらに軽いのかな…と思いきや、とんでもなかった。

 ひと口飲んで驚きました。焼酎に近くてさらに濃厚。ラベルを見ると、アルコールは20度。バリバリに濃くて荒々しい…まさに生原酒です。ここに、新潟の綺麗な水を加水して調整するから、あの淡麗辛口に仕上がるわけですね。

 一般向けの「あの味」に仕上がる前の、貴重な「しぼりたて」を堪能しました。製品としての気遣いが何もない「生」。美味しいかどうかという事よりも、「実物」に触れた気がします。
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ありのままで

2021-02-08 22:02:00 | 危機管理
 今朝はアナと雪の女王のテーマ「Let it go」を脳内に流しながら、雪の中、車を走らせました。

 雪が降っていたからだけではない。「ありのまま」で行こうという、潔い決意の表れです。

 ということで、向かった先は、年に一度の「健康診断」。

 もはや、いちいちジタバタするのはやめて、前日もいつも通りきちんと飲酒し、「どこからでも来い!」とばかりに、ありのままの姿を見せようと肚をきめて向かったのでした。

 しかし、あっさりと返り討ち。最初の血圧測定で、高過ぎていきなりの「測り直し」を喰らうことに。別室に移って、あらためて看護師さんによる測定を受けます。

 早々と観念し、脳内BGMは「アナ雪」から「人間五十年〜」へと変化したのでした。

 血圧は、少しは下がりましたが、去年よりも確実にアップしています。今までは呼吸法だけで範囲内まで下げられていたのが、通用しなくなってる。

 …それが「加齢」ということですね。

 その後は、家畜のように、淡々と検査されて終了。

 コロナの影響で人数制限があるせいか、今までの検診センターではなく、旧式の施設での受診だったので、結果は後日。出口で「特定保健指導」に取り押さえられるということがなかったのが不幸中の幸いか。

 …あとは、要精密検査のお知らせを待つばかりですね☆(ひらき直り)。
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ベンチを温める

2021-02-07 19:52:00 | 山形交響楽団
 今日は休日。朝はのんびりと起きて、午前中にレッスンなどこなし、昼はぶらりと書店へ。午後は、娘に勉強を教えたりと、ゆったりと優雅に過ごしたのでした。

 県民ホールでの演奏会?

 …ああ、そうでした。今日は山響のコンサート「リズム&ブラス」公演。打楽器と金管楽器による演奏会です。ご来場のお客様、ありがとうございました。きっと素晴らしいコンサートになったことと思います。
 ということで、弦楽器と木管楽器は「おり番」。つまり休日。人ごとのようで申し訳ありませんが、そういう業界なのです。逆に、弦楽のコンサートの時には、管・打の皆様はバカンスの毎日です。…たまには私たち弦楽器奏者も、気兼ねなく休ませていただく機会があっても良いでしょう。

 山響が誇るブラスセクション。皆様のために、こういうコンサートも、もっとあって良いかも知れませんね☆。
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山形弦楽四重奏団第78回定期演奏会終了

2021-02-03 22:41:00 | 山形弦楽四重奏団
 とにかく寒い山形です。

 しかし、雪がちらつく中、山形Qの定期に足を運んで下さったたくさんのお客様に感謝します。

 クラシックファンでも、ほぼ聴いたことのない曲が並ぶプログラムでしたが、いかがだったでしょうか?終演後のお見送りでは、それなりに好評いただいた感じがしています。…ほんとうに、山形Qの常連の皆様のキャパの広さには感動いたします。

 そして今回は、後援してくれた山形駅前の蕎麦店「続・おそばに」さんのご厚意で、お客様皆さん全員に、特製の「乾麺セット」のプレゼントがありました。

 これはすごいことです。…チケット代を上回る価値の「お土産」つきとは。少しでも私たちを応援したいということでのご厚意、本当に感謝です。お客様の皆様においても、「おそばに」さんにぜひ、足を運んで下さると、私たちもありがたく思います。

 …いや、本当にびっくりするほど、安くて美味しいお店なのです。

 さて、次回の山形Qは4月23日。金曜日です。

 去年の4月に中止になったプログラムの再演。ゲストのホルンには、新しく山響に入団した首席の梅島氏を迎えてのモーツァルトの「ホルン五重奏」。そして清瀬保二の「弦楽三重奏」と同じくモーツァルト(バッハ)の「弦楽三重奏4番」です。

 また、会場で皆さんにお会いできることを楽しみにしております。山形Qブログの練習日誌も私が担当しますので、時々、訪問していただければ嬉しく思います。

 本日はありがとうございました!
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節分と山形Q定期

2021-02-02 22:37:00 | 山形弦楽四重奏団
 節分。今年の包囲は南南東らしいので、なんとなくあっちの辺りかなと思いながら、恵方巻を頂きました。もちろん、丸かぶりはしません。…酒と一緒にゆっくりと食べたいので。

 これから、良い年になりますように!

 ということで、いよいよ明日は、山形Qの第78回定期の本番です。

 今日は最後のリハーサル。コミュニティ・センターで、こまめに換気をしながら行いましたが、外は0℃ぐらい。…凍えますね。これで風邪をひいて熱を出したら、それもまた面倒なことになるので、いろいろ大変な世の中です。

 今回のプログラムは4曲なのですが、どれも短い。

 しかし、内容は極めてハード。弾いている方の体感的には、3倍ぐらいに感じます。…「密」な曲ですね。

 会場はいつものように、皆様にもご協力いただきながら感染対策をしっかりやりますので、せめて音楽ぐらいは「密」をお楽しみいただければと思います。

 どうも天気が芳しくないようですが、ぜひ、たくさんのお客様にご来場いただきたく、お待ちしています。プレコンサートは無しの、18時45分開演です。
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