中爺通信

酒と音楽をこよなく愛します。

ありがとうございました

2017-12-30 21:38:36 | 雑記
 年末のすべての予定が終わり、静かな年の瀬となっております。


 今年は公私ともに、いろいろなことがありました。そして、多くの方にお世話になりました。

 そのすべての方々に感謝しつつ、今年の通信を終了いたします。


 🎶は〜や〜くぅこいこい、お〜正月 〜🎶

 という気分は子供の頃ならではのものですね。大人になると、今年への名残惜しさの方がまさってくる。特に素晴らしい年でなかったとしても、いや逆に辛かったとしてもです。

 過ぎた時間に、無条件の「いとおしさ」を感じるようになったら、それが、大人になったということなのでしょうか。


 2017年という年にも、「ありがとうございました」。

 来年も、ありがたい一年を迎えられますよう…。
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一日にして成らず

2017-12-29 22:26:07 | 雑記
 誰にも気づいてもらえないので、突然カミングアウトしますが、しばらく前から、「白髪が目立たなくなるシャンプー」を使っております。


 いちおうまだ四十代半ばなのにもかかわらず、頭のこの白さから、必要以上に「ベテラン」「重鎮」扱いされるのにもうウンザリしてきたためです。安心できる「中堅時代」が、私には無かったのに。

 本来、染めたり加工する気はさらさら無かったのですが、ついに負けました。昔は「若手だから」といって面倒を押し付けられ、ふと気づくと「やっぱりベテランの中島さんじゃないと」みたいに厄介ごとを押し付けられることに嫌気がさしたためです。


 ひそかに使い始めてふた月。…そのつもりでジロジロ見れば、少しは効果が出ているのかなと、かすかに思っておりましたが、今朝の朝刊を見てガッカリ。


 今朝、ゴミを出した帰りに新聞を取って、エレベーターを待つ間に一面を見ると、昨日の山響の第九の写真が掲載されていました。このように、一面で取り上げてもらえることに感謝。「山響の活動が再評価された一年だった」と締めくくってありました。ありがたいことですね。


 しかし、その写真。演奏中のステージの写真が載っていましたが、2ndヴァイオリンの一番前奥の人は、あいも変わらず 真っ白。 「ありのままの初老」としか言いようがない。白い奴を捜せば私に行き着く、といっても過言ではない。

 …まあいいけど。それだけ苦労してるということですよ。

 その時、エレベーターの扉が開き、同じようにゴミ袋を持った主婦の方が出てきたので、深いため息を飲み込んで挨拶するのでした。


 ローマは一日にして成らず。

 できるだけ変化が目立たないように、地味な効き目のものを探しておきながら、その効果が一目瞭然でないと落ち込むというのは自己矛盾に他ならない。そういう隠れた心の弱さが、あらたな白髪を生むのだと反省し、自室に帰るのでした。


 …来年も頑張ります。
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仕事納め

2017-12-28 22:49:11 | 山形交響楽団
 今日の第九公演で、今年の業務もすべて終了。

 ずいぶんと前からチケット完売の、この公演。ステージから満席の会場を見ると、これが前々から「山響の第九」を楽しみにして下さっていた皆さんなのかと思うと、ありがたく身の引き締まる思いがしました。


 それにしても「第九」は名曲です。否が応でも、最後には感動するようにできている。人の人生を俯瞰するような曲でもありますし、「終わりよければすべてよし」的なところが、日本の年末にぴったりとくるのでしょう。

 ご挨拶できたお客様には申し上げましたが、今年も山響を応援して下さってありがとうございました。来年も良い演奏をお聞かせできるように頑張りますのでよろしくお願いします。

 
 良いお年を!!
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哀傷

2017-12-27 23:24:43 | 危機管理
 今年のクリスマスイブは、悲しい日になりました。

 23日の「ベニっこ広場」での三重奏の後は、急いで東京へ。…翌24日が、義父の葬儀になったためです。


 まだ70歳…。現役の院長でしたから、本来はもっともっとたくさんの患者さんの力になれたはずなのですが…。

 5年前に亡くなった私の母が、癌で入院・手術をした時にも、本当に支えになってくれました。母も、主治医以上に頼りにしていたのを思い出します。

 葬儀は近親者のみで行いましたが、私を始めそのほとんどすべての者が皆、実際に彼に自分や家族を救われた経験があるので、普通以上の、心からの哀悼と感謝に満ちた会になりました。参加者の半数以上が泣いている。

 これほどの名医でも、自分の病気は治せないとは…なんとも悲しい話ですね。


 本当にお世話になりました。私が今までの生涯で食べた一番美味しい寿司は、二度連れて行ってもらった中野にあった彼の行きつけの寿司屋です。…そういう記憶も、悲しく懐かしくて視界が暗くなるようです。


 深く深く感謝しつつ、心からご冥福をお祈りします…。
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べにっこ納め

2017-12-23 11:47:24 | ヴァイオリン
 今年の仕事納めも、刻一刻と近づいてまいりました!


 本日はアンサンブルの本番納め。これから、弦楽三重奏で演奏します。本番は14時から。


 会場は「ベニっこ広場」。私はよく知りませんが、児童館のような施設らしく、良い子のみんなが遊具などで元気に遊ぶところらしい。

 うちの子供たちも、そういう時期が終わって久しいので馴染みがありません。


 そこで、30分ほどのミニコンサートをしてから、「楽器体験コーナー」を16時までやるとか。

 なんだか他人事のようですが、演奏の日時と場所、曲目以外のことは、私たちには詳しく知らされないことが多いのです。

 たまたま、今日の催しのポスターを見つけた知人が教えてくれましたが、

『「楽器体験コーナー」…コンサートで聴いた楽器をみんなで体験してみよう!山形交響楽団のみんながやさしく教えるよ!』

…だそうです。


 やさしく頑張りたいと思います。
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携帯時代

2017-12-22 19:25:34 | 雑記
 昨晩のこと。

 自宅マンションに帰り着き、エレベーターに乗ると、後から顔見知りの住民の方が来そうだったので、「開」ボタンを押して待っていました。独り暮らしの上品な年輩女性です。

 「ありがとうございます」
 待っている私に気を遣って、急いでエレベーターに乗り込もうとしたその時です。彼女の、手袋をした手から家の鍵がすべり落ち、床に落ちると軽くバウンドした後、エレベーターとフロアのかすかな隙間に奇跡のホールインワン!

私 「あっ…」
女性「…えええっ‼︎」

「こ…これは…」開ボタンを押したまま硬直する私。
「えっ、どうしましょう‼︎私、スペアの鍵も家の中にあるので、家に入れなかったらどうしたらいいか…」取り乱すご婦人。

 私ぐらいの年齢の男性は、こういう時に有能な活躍が求められるものです。そんなプレッシャーをひしひしと感じながら、

「管理会社に連絡してみるべきでしょう」
「でもどうやって…管理人さんももういないし」
「管理人室の前に、緊急連絡先が書いてあったはずです」

 開ボタンから手を離し、エレベーターを出て管理人室へ。
「ここに電話するといいでしょう」
「…ありがとうございました。」

 ふっ…一件落着。

 とも思ったのですが、そこはオートロックの外側。鍵が無いと何かと不便な寒い所なのです。そのまま立ち去るのもどうかと思われて、
「あの、私○○○号室の中島です。オートロックを解除したいとか、何か困ったことごあったら遠慮なく呼び出しを押してください」
 と一言添えて立ち去るのでした。内心「…キマった」と小さな達成感を覚えている私をよそに、もはやご婦人は携帯電話を握りしめて、コールセンターへの電話に集中しておりました。


 約10分後、家には誰も居ないので、ヒーターの前でココアちゃんの脇腹をつついたりしていると、インターホンの呼鈴が。モニターを見ると先ほどのご婦人。
「どうしました?」
「あの、助けて下さい!」
「どっ、どうしたんですかっ⁈」
「携帯電話の充電が無くなってしまって…」

…なるほど。今の世の中、非常事態に携帯が無いというのは、樹海に迷い込んだぐらいの心細さがあるものです。転ばぬ先のフル充電。

 結局、私の携帯を使ってもらって、無事解決。すぐにエレベーター会社が来てくれることになりました。

「…いやいや、そんな、私は何も。困った時はお互い様ですから」

 ふたたび得意げに立ち去る私でしたが、考えてみると、具体的にしたことと言えば携帯を貸しただけ。…携帯がなければ生きていけない時代を実感するばかりです。
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ココアちゃん

2017-12-21 23:28:51 | 危機管理
 じつは、我が家には、もう一人家族がいます。その名は「ココアちゃん」。


 …いろんな意味でご期待にそえないのでサッサと白状しますが、ウサギです。

 家にきた時には子ウサギでしたから、本当に手のひらサイズ。生き物とは思えない可愛さで、ぴくぴくふるえるだけの、焦げ茶色の小さなかたまりだったので「ココアちゃん」と命名されました。

 その「ココアちゃん」も、もう2才。

 私に言われたくはないと思いますが、ずいぶんとオヤジ臭くなりました。

 普段は我が家の女性たちの愛玩物になっていますが、やはり生き物です。きょうだいのように可愛がる娘や、日頃世話をしている奥さんに対する態度と、基本無関心な私の前での態度が違う。


 事情があって、ただいまこの家には私一人なので、もちろん私が面倒を見ていますが、私と二人の時には、餌をもらうにしてもいつものような愛嬌が無い。

「ほら、ご飯の時間なんですけど。忘れてもらっちゃ困りますね」的な視線を向けてくる。もっと強い生き物だったら、軽くお仕置きして、世の中をわからせてやりたいところです。ずっと暖かいケージに住んでいるだけなので、世間にもまれていないせいか、エサをくれないなら用はないんですけど、と言わんばかりのふてぶてしさ。

 私は小学校の頃、ジャンケンに負けて「飼育委員」をしたことがありますが、学校のウサギたちはこんなじゃなかった。守ってやらなければと思わせるような「恐る恐る」感があったはず。

 …今も私が掃除したばかりのトイレで、私と目を合わせながら、悠然と排泄しています。


 まさに「家族」ですね。

 さっきまでいろいろかじっていましたが、ようやく静かになったので私も寝ることにします。
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ストリングシリーズ♯2

2017-12-20 22:03:36 | 山形交響楽団
 今週の山響は、明日本番の「文翔館ストリングシリーズ」。今回も、指揮者無しで、緊密な合奏をお楽しみいただけると思います。


 プログラムは、前半がモーツァルト。「ディヴェルティメント137」(なかなか演奏する機会のないアレ)と、「アイネクライネ」。

 後半はクリスマスにちなんで、アンダーゾン「クリスマス・フェスティヴァル」、ヘンデル「ラルゴ」、コレルリ「クリスマス協奏曲」です。


 昨日と今日はリハーサルでしたが、コンサートマスターの高橋和貴のリードでいい感じに仕上がっています。

 文翔館は我が山形Qもフランチャイズとして利用していますが、やはり弦楽には最適の響きがしますね。


 明日は19:00開演です。お時間のある方は是非!
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矢吹町

2017-12-16 23:13:57 | 山形交響楽団
 今日は、福島県の矢吹町での山響コンサート。隣県からの依頼演奏会が増えているのは嬉しい。


 プログラムは、オール・チャイコ。エフゲニーオネーギンから「ポロネーズ」、松田理奈を迎えての「ヴァイオリン協奏曲」そして「交響曲第5番」。

 古いホールでしたが、実行委員会の方々が、本当にこの公演を楽しみにしているのが伝わってくるのがまた嬉しい。至れり尽くせりで、恐縮の限りです。


 …初めて訪れた町なので、本来ならゆっくり宿泊などして、矢吹町を堪能したかったところ。きっと良いところだと思います。日帰りではもったいない。

 またの機会に期待しましょう。
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ドラマティック

2017-12-15 23:59:40 | 雑記
 ここのところ、家族揃って毎週楽しみにしているテレビ番組は「ドクターX」。

 ご存知の通り、毎回、難病に冒されたゲスト俳優を、米倉涼子が神業的な手術によって救うという筋書きのドラマです。

 水戸黄門やウルトラマンのように、ヒーローが苦境に陥ってから必ずうまくいくという「定型」を、お茶の間で安心して楽しむのが醍醐味です。そこにまた、絶妙に世相を斬るネタが織り込んであって、実によくできていると思います。現代版ブラックジャックと言ったところてしょうか。


 残念ながら、今週で最終回が終わりました。

 
 キャラクターが面白いし、夢のある話です。どんな重病人も、手術で治るところがいい。どんな職業も、ドラマティックという点では、刑事と医者にはかないませんね。
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祝45周年

2017-12-14 22:08:44 | 山形交響楽団
 昨日は、山響の45周年のイベント。

 この前にワインのイベントで演奏したホテルの大宴会場に500超の椅子を並べてのコンサート。

 目玉は創立名誉指揮者の村川千秋氏が「フィンランディア」を指揮し、その健在ぶりを見せたこと。聴く人も、我々弾く人も、みんなが「感無量」といったところで、独特の感動に包まれました。

 …懐かしい。若い団員は知らないことですが、氏の指揮で毎日、県内の各学校を回った頃の記憶が走馬灯のように。

 その後は、山形の政財界のトップを交えてのレセプション。山形Qもアトラクションの一つとして「最上川舟唄」を演奏しました。

 その前後に、参加してくださったお客様と歓談しましたが、古くからの山響ファンの熱いこと。私が入団する前からの支援者の方々のお話も聞きましたが、あらためて身の引き締まる思いです。

 50周年、さらにその先に繋がる、良い会になりました。私はその後に急いで帰らなければならなかったので、泣く泣くノンアルコールでしたが、それでも有意義なひと時でした。

 ありがとうございました!

(…どうも、この携帯も寿命のようです。さっきからいくら頑張っても、改行ができない。読みにくくて申し訳ありません)
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グラン・クリュ

2017-12-12 22:07:22 | お酒の話し(山形県)
 「グラン・クリュ」という言葉をご存知ですか?ワイン通には、お馴染みですね。

 私は…知りませんでした。ちょっと悔しいのでワインについてもこれから研鑽を積まなければ、とも思いましたが、意味を調べると「フランスワインの最上級の葡萄の格付け」のことらしいので、私のような庶民の日本酒マニアには縁がなくて当然なのかもしれません。

 しかし、世の中にはそういうセレブなワインを嗜む方々も多いようで…。


 ということで昨日は、山形市のホテルでの「グラン・クリュ」のイベントで演奏してきました。

 300人超の大きな会場の中央には、高価そうなワインがズラリ。ソムリエが待ち構えて、お好みのワインをお勧めしつつ、いくらでも注いでくれるという…この世とは思えない素晴らしいイベントです。

 例によって、それをチラチラ見つつ、素面で演奏してきました。


 子供の頃「将来の夢は?」と訊かれて、ケーキ屋さんと答える女子がたくさんいました。理由は「ケーキが好きだから」。

…甘い。ケーキ以上に、その考えが甘いというものです。

 晴れの日も雨の日も、病める時も健やかなる時にも、一日中ケーキのそばにいて、自由に食べられない境遇に思い至らない。…ふっ、子供ですね。


 今年は、豪華なパーティーで演奏する機会が多い。テーブルに並ぶ料理や銘酒を横目で見ながら弾いていると、ふと、そんなことを思い出しました。


 …いつか、「そっち側」で参加する日を夢見て。
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年賀状を書く

2017-12-09 23:59:40 | 山形交響楽団
 年賀状を書きました。毎年恒例の、山響定期会員向けのもので、楽団員ひとりあたり20枚程度。心をこめて丁寧に手書きします。


 書きながら気づきましたが、来年はもう「平成三十年」なんですね。天皇陛下の退位の時期も決まったようで、残り少ない「平成の世」です。新しい元号は何になるのかわかりませんが、また、慣れるまでに時間がかかることでしょう。

 平成になった時、私は高校生でしたが、それを発表した当時の官房長官の小渕さんの息子が、同級生でした。

 高校生であっても「昭和」しか知らない私たち(当然ですが)には、いきなり「これから平成です」と言われても、全然ピンとこない。…小渕くんに苦情が殺到しました。

「なんだよ平成って。だっせぇ。」
「もうちっとよく考えるように親父に言っとけよな。」

 今思えば無茶苦茶ですが、それが正直な感覚でしょう。昭和になった時だって、大正に人たちはきっと「だっせぇ」と思ったはずです。元号というものはそれぐらい日常のもので、変わることには強烈な違和感があるのです。


 さて、記念すべき平成三十年。良い年になりますように。そして、山響への変わらぬ応援を宜しくお願いします。
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冬巡業

2017-12-08 22:47:03 | 雑記
 昨日、茨城でのスクールコンサートを終えて、山形に戻ってきました。


 最近、大相撲のニュースばかりです。その核心の部分いついてはよくわかりませんので触れませんが、今行われている「冬巡業」の映像は面白い。

 普段の「場所」と違って、ファンとの触れ合いを大切にしたり、相撲のルールを面白おかしく解説したりなど…本当に良い「取り組み」だと思います。

 我々のスクールコンサートに通じるものがある。定期演奏会と違って、遠くに出張するということは、新しいファンを獲得するため、次の世代の聴衆を育てるという意味合いがあります。当然、そこでは「良い演奏」をするだけでは意味がない。

 
 移動もなかなか大変そうで、親近感がわきます。「一部のトップ力士以外は、一泊4800円のビジネスホテルに宿泊した」などという報道などは、他人事とは思えない。あんなに大きな体で、山響の旅行よりも過酷だとは!

 そしてさらに涙を誘うのは、いろいろな事情のせいで、せっかくの巡業先で、美味しいものを食べたり飲んだりできないということ。それには土地の飲食店もがっかりしている。…「自粛」もある程度は大切かもしれませんが、本来あるべき人と人、人と土地の「触れ合い」を、させないように監視するのが正義だとするのは異常です。「監視社会」がこれ以上加速しませんように。


 私たちも清く正しい「巡業」を、これまで同様、「全身全霊」心がけて行く所存でございます。
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澄んだ空気の中で

2017-12-06 22:24:33 | 山形弦楽四重奏団
 昨日は大江町の大江中学校にて、山形Qでのスクールコンサート。学校の音楽室で、学年ごとに行います。初回の昨日は二年生でした。

 やはり少子化の影響で、学年全員でも五十数名。もっとも多かった頃の三分の一になってしまったと聞きました。

 地域の将来を考えれば不安ではありますが、しかし、少ないということはそれだけ、いろいろなことが全員に行き届くことでもあります。私の世代は人数が多すぎて、全校集会など窒息しそうでしたから、羨ましくもある。

 昨日も、本当に間近で演奏を聴いてもらうことができました。


 毎年思うことですが、大江町の子供たちは、本当に素晴らしい。純粋で真っ直ぐです。これも、私たちが中二の時と大違いです。

 動物だって、狭いところで過密状態に飼育していると凶暴になるといいますから、こうして広々としたところで、目や手が行き届く環境で育つのは良いことなのだと思います。集中力がある感じがして、こちらもシャンとした気持ちになりますね。


 今週と来週に、もう一回ずつ行います。
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