「たかがテニスじゃないか。負けたってちっとも恥ずかしくなんかない!その調子でどんどん行け!」
・・・いやいや、明日は大切な個人戦。「負ける」などと縁起でもない。
「なんだテニスなんて。あんなもの上手でも、ちっとも偉くなんかないんだぞ。大人になってからも全然得することなんか無いんだから。気にするな!」
・・・う~ん、中学生が頑張ってやってること自体を否定するのは良くない。
「いや~惜しかったなあ。緊張して力んだだけだろう。もうちょっとで勝てそうだったのになあ。」
・・・いや、残念だがテニス素人の私が見ても、相手チームとの実力の差は歴然。いい加減な気持ちで慰めるのは傷口に塩を塗るようなもの。
「失敗は誰にでもある。父さんなんか中学のバスケの大会で途中交代で出場したときに、その前までよく見てなかったから、どっちがゴールかわかんなくて自殺点を鮮やかに決めたことがある。」
・・・フォローにもならん。「一緒にされたくない」と思われるのがオチか。
「よしっ、今から父さんと特訓だ!」
・・・テニスなんかやったことないからなあ。
何を悩んでいるのかと言うと、今日は山形市中学校の運動部の「新人戦」。息子の初めての公式戦です。今まで試合を見に行ったことがないので一度は見に行きたい。おりしも旅から帰った私は今日、久しぶりの休日。・・・これはぜひ応援しに行かなければ。息子は嫌がっていましたが。
ということで、朝から張り切って市の競技場に向かったのでした。
まずは予選大会。きちんとコート近くの観覧席に着席。天気が良くて暑くなく、最高のスポーツ日和です。缶ビールでも買ってくればよかったかな・・・とも思うところですが、それはNG。これは授業と同じ扱いなのだそうで、きちんと代休もある、学校行事なのです。
どれどれ・・・おお、黄色のウエアにゼッケン「中島」。なかなか頑張ってるじゃないか。と、思ったらこれは練習。その後いよいよ試合開始。一日目の今日は団体戦。各校精鋭3チームを出して競います。息子は「3番手」のチームでギリギリ出場。
白熱の試合運びの方は・・・詳しくは書きますまい。味方チームのうち1チームは勝ってくれた。まだ次の学校との試合がある。3校に2校は次へ進めると聞いていた予選リーグだが、道のりは思ったより険しいようだ。
さあ、2戦目。・・・なんと、さっきの相手より強いみたい。戦いの模様は・・・・・・これも書かないでおきましょう。一言で表現するなら「イチコロ」。手に汗握るヒマさえ与えずに試合終了。
がっくりと肩を落とした出場選手の面々は、見ていて痛々しい。喪失感漂う面もちで輪になり、監督からの叱責を受けてさらにうなだれる。
他校との力の違いを見せつけられたということか。
帰って来たら、なんと声をかけて良いやら。まあ、明日も頑張りなさい。
・・・いやいや、明日は大切な個人戦。「負ける」などと縁起でもない。
「なんだテニスなんて。あんなもの上手でも、ちっとも偉くなんかないんだぞ。大人になってからも全然得することなんか無いんだから。気にするな!」
・・・う~ん、中学生が頑張ってやってること自体を否定するのは良くない。
「いや~惜しかったなあ。緊張して力んだだけだろう。もうちょっとで勝てそうだったのになあ。」
・・・いや、残念だがテニス素人の私が見ても、相手チームとの実力の差は歴然。いい加減な気持ちで慰めるのは傷口に塩を塗るようなもの。
「失敗は誰にでもある。父さんなんか中学のバスケの大会で途中交代で出場したときに、その前までよく見てなかったから、どっちがゴールかわかんなくて自殺点を鮮やかに決めたことがある。」
・・・フォローにもならん。「一緒にされたくない」と思われるのがオチか。
「よしっ、今から父さんと特訓だ!」
・・・テニスなんかやったことないからなあ。
何を悩んでいるのかと言うと、今日は山形市中学校の運動部の「新人戦」。息子の初めての公式戦です。今まで試合を見に行ったことがないので一度は見に行きたい。おりしも旅から帰った私は今日、久しぶりの休日。・・・これはぜひ応援しに行かなければ。息子は嫌がっていましたが。
ということで、朝から張り切って市の競技場に向かったのでした。
まずは予選大会。きちんとコート近くの観覧席に着席。天気が良くて暑くなく、最高のスポーツ日和です。缶ビールでも買ってくればよかったかな・・・とも思うところですが、それはNG。これは授業と同じ扱いなのだそうで、きちんと代休もある、学校行事なのです。
どれどれ・・・おお、黄色のウエアにゼッケン「中島」。なかなか頑張ってるじゃないか。と、思ったらこれは練習。その後いよいよ試合開始。一日目の今日は団体戦。各校精鋭3チームを出して競います。息子は「3番手」のチームでギリギリ出場。
白熱の試合運びの方は・・・詳しくは書きますまい。味方チームのうち1チームは勝ってくれた。まだ次の学校との試合がある。3校に2校は次へ進めると聞いていた予選リーグだが、道のりは思ったより険しいようだ。
さあ、2戦目。・・・なんと、さっきの相手より強いみたい。戦いの模様は・・・・・・これも書かないでおきましょう。一言で表現するなら「イチコロ」。手に汗握るヒマさえ与えずに試合終了。
がっくりと肩を落とした出場選手の面々は、見ていて痛々しい。喪失感漂う面もちで輪になり、監督からの叱責を受けてさらにうなだれる。
他校との力の違いを見せつけられたということか。
帰って来たら、なんと声をかけて良いやら。まあ、明日も頑張りなさい。