中爺通信

酒と音楽をこよなく愛します。

ご冥福を…

2007-07-29 12:17:11 | ヴァイオリン
山響で「題名のない音楽会」の収録のため東京へ。生まれ故郷とはいえ東京の濁った暑さはこたえますね。
山形に帰るのを1日遅らせて今年急逝した恩師の鷲見康郎先生のお宅へ花を持って伺いました。葬儀は教会でされたようで仏壇はありませんでしたが、懐かしいレッスン室の遺影に手を合わせました。音楽の道に進むつもりの無かった自分は良い生徒ではなかったはずなのに、10年以上にわたっていつも熱心に指導して下さいました。
世界中で似たようなボーイングフォームで活躍している門下生たちは皆、深く感謝していることと思います。 しんみりと……合掌

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

文学中年

2007-07-18 00:36:53 | 音楽
久しぶりにのんびりできる三連休だったので、本など読んで過ごしました。最近、高校生や大学生の頃に読んだ本を読み返すのが地味なマイブームです。同じ本でも若い時とは感じ方が違うもんですね…(しみじみ)。堂々と中年として生きて行きます。
でも「田園交響楽」は盲目の少女が田園を聴いて、養父に「あなたがたの見ていらっしゃる世界は、ほんとうにこんなに美しいのですか?」と言うシーンに昔と同じように感動しました。こんな風に音楽を聴きたいし、聴いてもらえるような演奏をしたいもんです…。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第24回定期演奏会

2007-07-11 10:50:52 | 山形弦楽四重奏団
なんとか無事に終わりました。聴きに来てくださった方々には本当に感謝しています。やっとひと息ついたので感想など…。
モーツァルトとハイドンは、弾いていて気持ちよい瞬間が、ここ何回かようやく増えてきました。個人的には、シビアな古典に対する力みが少し取れてきてる感じはあります。全体のサウンドはまだまだ理想とは程遠いのですが……。
スメタナは「わが生涯」などというとんでもなく重いテーマと、技術的な難しさに対して構えすぎたかなという反省が残りました。「やるだけのことはやった」ではお客様に失礼ですよね。必ず次回に活かします!
「本番終了後のお酒がもっともっと美味しく飲めますように」

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする