昨日、南会津のコンサートでモーツァルト「第五番・トルコ風」を演奏しましたが、私たちヴァイオリン奏者にとっては、モーツァルトの協奏曲は「原点」のようなもので、聴くだけで思わず緊張するような曲です。
というのも、プロのオーディションは必ずモーツァルトの協奏曲が一次審査です。
私も山響のオーディションでは「第5番」を弾きました。入団してからも、毎回のオーディションで数知れず、それぞれの文字通り「人生を賭けた」モーツァルトを聴いている。そして申し訳ないと思いながらも採点表に「×」をつけたりしているので、もはや普通に鑑賞できなくなっているのです。
今回の漆原さんの演奏は「まさに模範」という感じで、襟を正さずにはいられない気にさせられました。ヴァイオリン奏者を志す者の「原点」を思い出させるようなものです。
さて、山形に戻って旅の疲れを癒すべく飲んだのは、新潟の銘酒「緑川」。
山響に入団して毎年、新潟に演奏旅行に行くようになり「新潟の酒ってこんなに美味いのか!」と思った、魚沼を代表する酒です。
季節ものの「雪洞貯蔵酒」。原点回帰のつもりで思わず買いましたが、やはり旨い。魚沼の水のせいなのか、舌に心地よく吸い付くようなこの透明感は独特のものです。昔の感動が蘇ります。
「原点」を堪能して、活力をもらいました。
というのも、プロのオーディションは必ずモーツァルトの協奏曲が一次審査です。
私も山響のオーディションでは「第5番」を弾きました。入団してからも、毎回のオーディションで数知れず、それぞれの文字通り「人生を賭けた」モーツァルトを聴いている。そして申し訳ないと思いながらも採点表に「×」をつけたりしているので、もはや普通に鑑賞できなくなっているのです。
今回の漆原さんの演奏は「まさに模範」という感じで、襟を正さずにはいられない気にさせられました。ヴァイオリン奏者を志す者の「原点」を思い出させるようなものです。
さて、山形に戻って旅の疲れを癒すべく飲んだのは、新潟の銘酒「緑川」。
山響に入団して毎年、新潟に演奏旅行に行くようになり「新潟の酒ってこんなに美味いのか!」と思った、魚沼を代表する酒です。
季節ものの「雪洞貯蔵酒」。原点回帰のつもりで思わず買いましたが、やはり旨い。魚沼の水のせいなのか、舌に心地よく吸い付くようなこの透明感は独特のものです。昔の感動が蘇ります。
「原点」を堪能して、活力をもらいました。