ジェラード！！

トヨタカップ準決勝。サプリサ×リバプール戦。リバプールの完勝でした。ＴＶで見てましたが、解説諸氏が鮮やかなプレーに、言葉を失っていたのが印象的でした。

そして、この試合のクライマックスは、何と言っても2点目のジェラードのゴールでしょう。いやはや凄いシュートでした。いくらドフリーとはいえ、サイドからのクロスボールをノートラップボレーでゴールに突き刺すとは。しかもアウトにかけて、狭い方のニアサイドに叩き込むんですから、凄すぎる。しかも、その一連の動作を、全く慌てることなく、ごく自然に当たり前のプレーとして行っているのは流石。これぞまさに世界の一流の技。目の前のゴール裏で、観ていた人は幸せ者ですねー。
中継の中でさんまもチラっと言っていたが、あのシュート1発だけで、チケット代の元は取れたようなものでしょう。

喜怒哀楽の「怒」と「哀」

まずは「怒」から。
本日、世間の最大の注目と言えば国会での証人喚問。午前に答弁した姉歯元建築士は、真実を語っていたように思う。彼はもう洗いざらいを話す覚悟なのだろう。
だが、最悪なのは老いぼれクソジジー内河証人だ。あの爺さんは、ここまで来て、あくまでもシラを切り通す腹積もりのようだ。全く持ってコイツは最低の極み。きっと彼は、このまま最後までウソをつき続けるだろう。


さて「哀」について。
昨日、長居スタジアムで今季第1回目のＪリーグ合同トライアウトが行われました。本当に沢山の選手達が、現役として移籍先を探すべく参加した。その数97名で何と過去最高。中には「えっ！？この選手が出てるの」という選手も参加しています。何とかして、一人でも多くの選手に、新天地が見つかって欲しいです。

松下電器の温風器

ここ数日、テレビを見ていると必ず、恐いＣＭに出くわす。そう、松下のヒーター事件です。
静止画に女性の冷静・淡々としたナレーションで「死亡事故につながる恐れがあります」とアナウンスされたら、第三者であっても恐ろしくなります。
これってかなりの額の広告費がかかっていると思う。19日までは全ての商品ＣＭを、このお知らせに差し替えているようですし。

該当ヒーターの使用者が、一酸化炭素中毒になるという事故が相次いだ事から、事の重大さが世間に広まっていったのが、ここ最近の事。でも松下は、事故の公表が遅れました。今年１月には死亡の被害があったのに、事件を公表したのは４月。それゆえ、犠牲者が増えてしまったと思う。何とか内部で処理しようとしたのか。真意は分らないけど、大企業なのに後手後手過ぎる残念な対応。

松下電器は対象商品を１台５万円で引き取る措置を決めたようだ。これは立派な誠意と言えるだろう。だがその誠意がもっと早く出せていれば、これほど被害は拡大しなかったかもしれない。そう思います。

野球選手とアイドルねえ。。

ソフトB和田、仲根かすみと入籍会見（Yahoo!ニュース-日刊）
和田＆仲根 “生涯バッテリー”宣言（Yahoo!ニュース-デイリー）

電撃結婚とはこういう事を言うんでしょうなあ。まさにサプライズ。いやあビックリです。実に羨ましい限りですが、我ら一般人から見れば、全く次元の違う世界だ。ご勝手にどうぞ。結婚会見での仲の良さを見ても、「ハイハイおめでたいね」という感じ。全く見ず知らずの、有名人の幸せなんてそんなもんだろう。しかし、美形Ｂ級グラドルと将来有望な野球選手とは、どちらもなかなかのやり手なもんだ・・・


さて、話はガラっと変わって（笑）昨日開幕したトヨタカップの事。
１回戦２試合が終わったわけですが、どちらも緊迫して非常に面白い。レベルも思ったより高いし、何よりタイトルを懸けて一発勝負のトーナメントに臨んでいるから、白熱度合いが高い。シドニーＦＣの終了間際のなりふり構わぬパワープレー。ああいうの好きです。
開幕戦で勝利したアルイテハドの、身体能力の高さなどには驚かされました。あのチームを見ていたら、ＡＣＬで東アジアが中東に勝てない理由が、よく分りました。確かに強いわ。これは来年以降のＡＣＬでも、相当覚悟して臨まないと、東アジアのクラブは苦戦し続けそうです。

入替戦第2戦・天皇杯5回戦

まず入替戦。甲府が６－２で柏に勝利。２試合合計で８－３となり、初のＪ１昇格が決定しました。それにしてもこの試合、バレーがＷハットですか。やはりこの人は決定力あります。
かつてはチーム存続問題に揺れながら、ここまで這い上がってきた事は、本当に凄いと思う。昇格おめでとうござます。

続いて天皇杯。まずは結果から
鹿島　　　３－０　　大分　　【カシマ】
浦和　　　２－０　　ＦＣ東京【愛媛】
千葉　　　２－５　　Ｃ大阪　【鳥取】
磐田　　２(延長)１　新潟　　【ヤマハ】
名古屋　１(延長)２　大宮　　【日本平】
横浜　　２(延長)３　川崎　　【長崎】
広島　　　０－３　　清水　　【広島ス】　
＊Ｇ大阪×柏戦は、12/17に開催。

鹿島は大分に勝利し大宮との準々決勝に進出。まずは勝って良かった。
セレッソは先週の鬱憤を晴らすかのような大勝。磐田はギリギリの延長勝ち。試合よりも、試合後記者会見での新潟・反町監督の号泣が印象的でした。
長崎での神奈川ダービーは、点の取り合いの末、川崎の勝利。フッキが２ゴール。フッキは帰国した２人の分まで頑張ろうという意気込みで、モチベーション高いのでしょう。


準々決勝の組み合わせは以下の通り
（１）鹿島×大宮【仙台】
（２）浦和×川崎【埼玉】
（３）磐田×清水【丸亀】
（４）Ｃ大阪×（Ｇ大阪vs柏の勝者）【長居】

これを見ると、準決勝は（１）の勝者対（２）の勝者が国立。（３）の勝者対（４）の勝者がエコパで試合する可能性が高くなったと思われます。

丸亀で静岡ダービー開催。また場合によっては大阪ダービーが行われる可能性もありという事で、準々決勝から面白いカードが見れそうです。
でも個人的に注目カードはやっぱり埼玉での試合。１０月の埼スタでの悔しい敗戦の借りを返したい。年内のうちにリベンジのチャンスが、与えられて良かった。そしてこれはただの願望ですが、準決勝は国立で鹿島×川崎が見たいです。

Ｗ杯の組み合わせ決定！

本日早朝に行われた抽選会の結果、来年のドイツＷ杯の一次リーグの組み合わせが決定しました。

日本はＦ組。ブラジル・クロアチア・オーストラリアと同組になりました。アルゼンチン・オランダと同組のＣ組や、イタリア・チェコのＥ組や、アフリカ勢と同組に入らなくてよかったというのが、今の感想です。今回はどのグループに入っても、厳しい組み合わせになるのはわかっていましたから、おおよそ予想通りという感じがします。

その中で、日本は対戦順には比較的恵まれたと思います。初戦が非常に重要になって来るでしょう。

さて、その他のブロックでは、グループＢやグループＣなど、激戦必至となりそうなブロックがたくさんあり、どの国も予選リーグ突破に苦労しそうな印象があります。本大会まであと半年、いよいよワールドカップの時期が迫ってきました。

天皇杯の疑問 ～開催会場の怪～

この時期になると、毎年のように思う事。
天皇杯の開催場所は何とかならんか！！

明日の5回戦も、例年の如く愛媛で浦和×FC東京。長崎で横浜×川崎の神奈川ダービーが行われます。
神奈川ダービーは観戦に行きたかったのに、長崎じゃ行けるわけ無いですよ。トホホ・・・
各都道府県のサッカー協会は、ここがチャンスと見込んで、Ｊチームが来そうな試合を招致してるんでしょうけど、この全国巡業みたいな方法は、そろそろ再考してもらいたいものです。

そこで、過去の開催状況を調べていたら、奇妙なデータが浮かび上がってきました。
以下は、去年以前に長崎で開催された天皇杯の試合を列挙したものです。

前回大会（第84回）
準々決勝　東京ヴェルディ×ザスパ草津
＊5回戦でマリノスを破ったザスパが敗退した試合ですね

第83回
4回戦　横浜Ｆマリノス×サンフレッチェ広島

第82回
準々決勝　サンフレッチェ広島×清水エスパルス
＊J2降格が決定していた広島が、4回戦のマリノスに続き、清水も破った試合

第81回
4回戦　ジェフ市原×京都サンガ
＊市原が4-0で勝利した試合。ちなみに京都は3回戦でマリノスに勝った。

もうおわかりですよね。今回を含めた過去5大会の長崎は、マリノスが勝ち進んだ時に試合する場所になっています。
これってただの偶然でしょうか？それにしては出来すぎな気がするんですが・・・。長崎県協会のお偉いさんがマリサポなんじゃないかと、疑いたくなってしまいます。本当のところが気になります。

入替戦で停電って・・・

甲府ホームで行われた入替戦第1戦は、甲府が2－1の逆転勝利。1点のアドバンテージを持って、アウェー日立台に乗り込む事となりました。

それにしてもこの試合、ロスタイムに停電で一時中断になったようで、一体どうなってるんだ。遠征してきた柏サポはどうやって帰路に着いたのだろうか。或いは、どうやって一夜を過したんだろうか。自分が現場にいる立場だったら、完全にテンパって頭真っ白ですよ。週末ならまだしも、平日のど真ん中ですから。
そもそも小瀬で7:00KOという時点で、東京近郊からの遠征組は帰れない可能性高いんですよね。シャトルバスだと終電には、おそらく間に合わないですし。そこに停電が重なるとは。。。

日立台での第2戦、柏は必死で牙を剥いてくるから、激戦必至でしょう。甲府にとってもまだまだ1点では、セーフティーリードとまでは言えないでしょうから、本当にどうなるか分りません。いい試合を超越した凄い試合になる確率が高いと思います。


さて今日、Ｊ１の優秀選手が発表になりました。日本人得点王の佐藤寿人が選ばれましたね。おーいジーコ見てるか（笑）　点の取れるFWが居るぞー。あとは川崎からケンゴが選ばれた事が、非常に嬉しい！見てる人は見てるんですね。良かった良かった

愛媛ＦＣがＪリーグ加盟

12月5日、愛媛ＦＣのＪリーグ加盟、来期のＪ２参戦が正式決定しました。色々と紆余曲折ありましたが、晴れてＪ昇格。おめでとうございます。これから先は、今まで以上にもっと大変になるでしょうけど、愛媛県にサッカーが根付く事を期待しています。

さて、愛媛ＦＣの事をよく知らないものですから、オフィシャルサイトを覗いて見ました。それによると、チームのテーマソングをスターダストレビューが歌っているらしい。また元エスパルスの羽田が所属している事を知りました。とここまでは、ごくごく普通なんですが・・・・

チームマスコットの一人（一匹？）。キーパー服を来たマスコットの名前がいよカーン
ダジャレですか（苦笑）
続いて選手紹介のところ。一人ずつキャッチフレーズがついているんですが、例えば4番小原は「愛媛の闘将」いいネーミングですね。そして15番前川は「愛媛のジェラード」これもよくありがちな表現です。

問題はここからです。
26番宇治「愛媛のチャ・ドゥリ」　微妙～（笑）　　

25番酒匂「愛媛のラーメンマン」　おいおい（苦笑）

13番関根「愛媛の修行僧」　・・・・頭だけじゃん（絶句）

何とも愉快なチームが見られそうです（笑）

秋葉原はテーマパークか！？

日曜日、サザンのライブに行く前なんですが、アキバに寄ったのですよ。携帯の画面につけるメールブロックが汚れてきたんで、ヨドバシで新しいのを買おうと思って。ポイントカード持ってるので普段は新宿店行くんですけど、この日は乗換で秋葉原通ったので、初めて寄ってみたんですが、とにかく人多かった。駅から直行で来れるから、雨の日には便利ですし、確かに集客環境は抜群だと思いました。

買うものは一つだったんで、さっさと買い物を済まし、その後ドームに行くまで時間が余ってたんで、雨の中ブラブラ散策してみました。とにかくヨドバシ同様、街中にも人が多いのです。しかも明らかなヲタクっぽい人はあまり見かけず、普通に遊びに来てる高校生位の集団とか、ディズニーランド感覚でやってきたカップルがデートコースにしてる様子。秋葉原は完全に観光地ですね。

電車男のヒットや、メイドカフェのメディアへの露出なんかで、世間一般に「アキバ」が認知された事は、何となく分りましたが、例えばアキバでデートしているカップルからしたら、秋葉原は一過性のブームに過ぎないし、メイドカフェや前述したヨドバシなどは観光名所なのかなと思いました。最近はメイドカフェに一般客が多いらしいと聞きますし。以前からアキバに通っていた人からすると、こういう現状を見るのはどんな気分なんだろ！？
そういや確か少し前のテレビで、ヲタクたちが「最近のアキバは薄くて居心地悪い」と言っていた様な気がしますが、その実態がこれなのかな。

私はアキバのことは、詳しくは知りませんが、何だかこれって現在のサッカー日本代表戦のゴール裏に似ているなーって思いました。Ｊリーグは見ないけど、メディアに乗せられて、とりあえず来て見ました、という感じのニワカさん。私が最後に観戦した代表戦は、5月のUAE戦でしたが、そういえば居心地悪かったな（苦笑）

それから夜はドームに行きました。ライブの中で前述したような光景を皮肉ってる曲があったんですよ。「夢と魔法の国」です。キラーストリートを持っている方は歌詞を見ながら、又持っていない方は試しにレンタルでもして、是非聞いてみてください。

サザンオールスターズLIVE in東京ドーム

東京ドームにやってきました。
SOUTHERN ALL STARS Live Tour 2005 『みんなが好きです！』の東京公演最終日です。去年の年末の横浜アリーナ以来のサザンライブ。『キラーストリート』を聞き込みながら、この日を待ちわびていました。席は1塁側1階で、割りとステージに近い場所。広いドームの中では、見やすい位置です。
6:00を少し回ったところで場内暗転し、颯爽とメンバー登場。ショータイムの始まり始まり。


＜以下、ネタバレ含みますのでご注意を＞
序盤からいきなり、「My Foreplay Music」「希望の轍」と好きな曲やってくれたもんだから、最初からテンション上がりまくりましたよ。
最初のＭＣでの桑田さんは、いきなり「変質者で～す」と叫んで爆笑を取る。そういえばこれ以外にも、「エロカワイクなりたい。私はエロ汚いとは言われてますが」と言ってみたり、ヒロシさんは「ヒロシ」違いネタで紹介されるなど、かなり笑いました。

キラーストリートからの選曲が中心でしたが、中盤では「栞のテーマ」「Bye Bye My Love」など懐かしのナンバーも聞けて最高。
後半は「ロックンロール・スーパーマン」でテンション上昇し、「MISS BRAND-NEW DAY」・「マチルダBABY」のコンボで完全に壊れました。
アンコールの選曲もナイスだったなー。聴かせる感じのシンドバッドもまた新鮮。最後はお約束の「1・2・3ダァー」で締める最高の終わり方。最後の最後まで素晴しすぎる。　

約3時間のライブはあっという間。もう終わっちゃったのって感じ。
理屈抜きに楽しめるサザンはやっぱり最高。演出は派手だし、スクリーンが見やすくて、使い方が絶妙だった。あれだけ元気でアグレッシブな桑田さん素敵です、中年オヤジとは思えません。サザンが大好きです！！

終始興奮しっぱなしで楽しかった。また何回でも行きたい。そう思いながら家路に着きました。

熊谷が引退

土曜のＪ２最終節、京都に逆転勝ちした4位甲府が、福岡戦ドローに終わった仙台を、最後にかわし3位でフィニッシュ。初のＪ１昇格を賭けて、柏レイソルとの入替戦に進む事となりました。
ベガルタ仙台を応援していただけに残念。まさか最後にドラマが待ち受けていたとは・・・。仙台の人たちの辛い気持ちを考えると、言葉が出てこない。来年こそはＪ１に戻って来る事を期待しています。

そしてそのベガルタ仙台から発表があり、熊谷が引退するとの事。
やっぱり怪我で思うようなプレーが出来なかったか。まだ30歳なのに・・。コメントを読むと、何だか切なくなる。
度重なる怪我と戦いながらの現役生活だったけれど、ピッチに立てば豊富な運動量で、所狭しと動き回った。決して派手さは無いけれど、黒子に徹して中盤の底を支えた仕事人タイプのボランチ。2000年の鹿島の三冠は、クマの存在無くしてあり得なかった。今まで本当にお疲れ様でした。

それにしても、ここ最近は選手引退のニュースが多くて、センチな気分です。

最終節 鹿島アントラーズ×柏レイソル

長いリーグ戦が終わりました。4対0、久々の快勝。気持ちの入ったいい試合でした。

試合は、両チームのこの試合に対するモチベーションの差が、そのまま出たような展開でした。入替戦を目前に控えた柏は、主力を数人温存し、ピッチに立っていた選手達も、まずは怪我などせず、無事にこの試合を終わらせる事を第一目的にしていたような試合運びで、プレスは緩く、攻撃の怖さも無かったです。

対する鹿島は、優勝へのわずかな可能性を信じ、最初から飛ばしました。前線から積極的にプレスをかけ、ややオーバーペースではないかと思うような展開でした。攻撃陣に関しては、理想的と言える出来でした。いい形を幾つも作ったし、キッチリ得点を重ねる事も出来ました。欲を言えばもっとゴールして欲しかった。でも最後まで攻撃姿勢を捨てなかった。
・本日のクライマックスは本田のＰＫ。あの瞬間スタジアムが最も沸いたと思う。セレーゾの粋な計らい良かった。
・終了間際に自陣でボール奪取した新井場が、ドリブルでボールを運び、アレックスに預けた後、ＰＡ内に飛び込み、ヘディングシュートを打ったシーンに、気迫を感じました。

試合後のセレモニーの挨拶で、言葉に詰まったセレーゾに胸打たれました。本当に6年間ありがとう。あと4試合勝ちましょう。
リーグ優勝は成らなかったけど、全てが終わったわけではない。まだ天皇杯がある。セレーゾと共に10個目の星を取りにいこう。

最終節プレビュー【Ｊ１】

いよいよ長かったＪ１のシーズンも最終節を迎えました。優勝に絡む試合を一つずつ、簡単に整理してみようと思います。

・Ｃ大阪×ＦＣ東京
前節遂に首位に立ったセレッソ。5年前と同じ状況を迎えたわけですね。果たして同じ過ちを繰り返すのか、それとも過去を打ち破るのか。
一時の不調を完全に脱したＦＣ東京の奮闘に期待です。こちらはチケット完売

・川崎×Ｇ大阪
勝って送り出したい人間が、川崎にはたくさんいる。勝っても順位は変動しないが、負けたら賞金圏外に転落する可能性があります。そして何より、今年3回対戦して、全てロスタイムに泣かされたガンバに、最後までいい鴨で終わるわけには、いかないだろ！だから川崎は負けられない。
こちらもチケット完売。

・新潟×浦和
過去の戦績からいったら、浦和圧倒的有利ですね。反町ラストのビッグスワンを勝利で飾りたいであろう新潟のモチベーションの高さが、試合を熱くしそうです。

・鹿島×柏
前節、入替戦出場が決定した柏が、どんな意図を持ってこの試合に臨むかが、わからない。でも、もう相手は関係ない。優勝も何も、ひとまず自分達が勝つこと、それが大前提なのだから、まずは目の前の試合に勝利する事だけに集中。
そういえば増田忠俊が戦力外か・・。

・千葉×名古屋
この5チームの中で、千葉が一番リラックスしていそうなのが、逆に恐い。こちらもチケット完売。

最後のチャンスを掴むのは果たして【Ｊ２】

入替戦出場を賭けたＪ２の３位争いは、最終節までもつれました。最後の切符を獲得するのは、３位仙台か４位甲府か。
順位表は以下の通り
3位　仙台　勝ち点67　（得失点差＋19）
4位　甲府　勝ち点66　（得失点差＋13）

前節、共に昇格を決めた福岡、京都とのホームゲームを落とした両チーム。やはり自動昇格組と、プレーオフ組の間に差があるように感じられましたが、皮肉にも最終節の対戦相手は、またも昇格組の２チーム。
福岡×仙台（14:00　博多球）
京都×甲府（14:00　西京極）

両者の勝ち点差はわずかに1。3位の仙台も負けか引き分けでは逆転される可能性があるので、まだわかりません。ただ一つポイントになりそうなのが、「仙台●、甲府△」の場合。勝ち点では並び、得失点差での争いになります。この場合、甲府の前節の福岡戦での０－５が響いてきそう。

両者にとって、この最終節は入替戦をかけた最終決戦であると共に、Ｊ２卒業試験のような、意味合いがあると思います。既に昇格を決めた相手に対し、勝利を収めて入替戦に向かう事が理想であるし、ここを超えなければ柏の壁を越えるのも厳しいでしょう。そういう意味では、福岡・京都が一つの物差しのような存在になると思います。

果たして12月7日、ホームに帰るのはどちらか。その答えがあと2日で出ます。