Takepuのブログ

中国旅行記とか、日ごろ思ったことなどを書きたいと思います

06年夏九寨溝黄龍四姑娘山(5止)

2009-01-25 04:31:12 | 歴代中国旅行

早朝、四姑娘山を望む双橋溝、長坪溝、海子溝の3ルートのうち、ホテルから一番近く、手軽に行ける海子溝(上の写真の手前の丘。3100~3500㍍)を歩く。入り口ほどのものもなく、看板があるだけで誰もいない。勝手に上がっていくと、入り口前の店のおばちゃんが騒ぐ。ここで入場料を払うようだ。70元。なんども切り替えしながら、坂を上っていく。途中に馬がつながれている。背後の山の陰から四姑娘山が現れ始めた。
坂を上りきると、小高い丘のようなところに。「斉戒坪 海抜3440㍍ 鍋荘坪まで2㌔」と石に書かれている。鍋荘坪の第一仏塔(上の写真では三姑娘山の真下あたりに見える白い塔)を目指し片道約2㌔をフラワートレッキング。


僕らのほかに観光客はいない。その先まで進んでいくと、朝山坪の仏塔があり、四姑娘山(6250㍍)、三姑娘山(5664㍍)、二姑娘山(5454㍍)、大姑娘山(5355㍍)の四つの嶺の一番右、大姑娘山への登山道に続くらしい。それなりの装備をしなければ登れない。

いろいろな高山植物が咲いている。ただ、希少なブルーポピーはもう季節が終わってしまったようだ。残念。次は初夏に来よう。
エーデルワイスがたくさん咲いている(下の写真)。もうちょっと可憐な花を想像していたが、白く綿毛のようなものが生えているのは花びらではなく葉だそうで、花は真ん中の黄色い部分。

トイレは環境に配慮して、水で流すのではなくビニールが次々と繰り出されて排泄物が奥に取り込まれていく構造のもの。中国、すごいじゃん。鍋荘坪の第一仏塔まで何とかたどり着いた。チベット仏教お決まりのタルチョがたなびく。ここまでで来たルートを引き返し、曽さんの車で成都へ。

昼食は途中の小さな食堂で。回鍋肉(写真)、ジャガイモの千切り炒め、青椒肉糸と麺を食べる。中国で回鍋肉というと、キャベツではなく、ニンニクの葉などと煮豚とか豚肉の燻製の薄切りを炒めたもの。味噌味でもない。うまい。日本では、陳健一の父、健民が、キャベツを使ってアレンジしたのが普及したのでは。

途中、臥龍大熊猫保護区や世界遺産の都江堰はパス。この辺は地震被害で大変だったところだ。高速道路が整備されていて、夕方に成都に到着し、夜はホテルで聞いた店で火鍋を食べる。田ウナギがうまかった。ホテルの対面には伊藤洋華堂(イトーヨーカ堂)。セブンアンドアイになってしまった今では懐かしい昔のロゴが屋上に輝き、品揃えも豊富。留学当時、この店があったら何も困らなかったのに。お茶を試飲したら安くておいしかったので買った。
今回はほとんど富士山ぐらいの高さ。それでも中国では緑がある。日本より森林限界は高い位置なのかもしれない。


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2 コメント

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Unknown (Unknown)
2009-01-25 12:13:56
Takepuさんって、

中田様 や エリカ様 に負けず劣らず、
「旅人」なんですね。

そのうち、
「Takepuの●●●中国」
なんていう本に纏めるのですか?



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 ()
2010-03-26 17:15:33
を生き生きと撮れていますね。
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