Takepuのブログ

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排ガスが大気汚染の元凶

2011-12-22 01:44:22 | 時事
12月20日付の人民日報が「車の排気ガスが大気汚染の重大な原因だ」とする調査結果を掲載した。環境保護部が発表した2011年「中国動力車汚染防止年報」によるもので、第11次5カ年計画期間(2007-2011年)中の全国の自動車の排気ガスの放出状況をまとめた。結果として、中国は2年連続で自動車販売世界一となったことから、排気ガスが大気汚染の重大な原因となっている、としている。


環境保護部の陶徳田報道官によると、中国の動力車保有台数は第11次五カ年計画期間に1.18億台から1.9億台に増加、年平均10%増という。うち、自動車は3088万台から7721万7000台と、150%増だ。うち12.8%が国の排ガス規制の基準を満たしていないという。

自動車保有台数が急増したことで、大気汚染が深刻となり、このうち北京周辺などで頻発するスモッグや酸性雨、光化学スモッグなどの原因として、車の排気ガスが密接に関係している、と指摘している。人口密集地域では自動車も多く、排気ガスが人々の健康に直接影響を与えている、ともしている。

とか、言っているにもかかわらず、今や米国を抜いて世界一のCO2排出国である中国が、このまま大気汚染問題を放っておくわけにはいかないだろう。何とかしてくれないと世界中が迷惑する。