元ライターの小説家への道

僕もまだ本気を出していません。

「Quick Japan vol.04」を読んだ。

2020年05月21日 16時20分37秒 | アレコレ鑑賞
「甲子園中止 言葉で表せない」

 個人的に甲子園を見ないから良いんだけど、夏がだめなら冬にやれば?と思う。

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 「自由・幸福・歓喜 私はなぜ”ブルーハーツ”FCの会長をやめて、オウム真理教に出家したか?」が載っている「Quick Japan vol.04」を読んだ。

 最近、会社に行きながらブルーハーツを聞いている。聞きながら「そういえば幸福の科学の河ちゃんって、まだやってるのかなぁ」とネットをピコピコしていたら、容易にウィキペディアが見つかり、宗教家として音楽家として現役だというのがわかった。そして調べているとブルーハーツのFC会長がオウム真理教の信者的な情報がひっかかった。初耳だった。ネットの記事では興味深いことが書かれており、詳しくは「Quick Japan vol.04」にあるとのこと。メルカリで探すと速攻見つかったので、ポチった。

 元々、何に興味を持ってポチったのかは忘れた。河ちゃんがFC会長を幸福の科学に勧誘した件だったが、ブルーハーツとオウム真理教との関係だったか。QJ4に載っていたのはFC会長へのインタビュー記事だった。その人はなぜオウムに入信したのか? ブルーハーツとの関係性はどうだったのか? 河ちゃんからは勧誘されたのか? などなどが書かれていて、興味深く読めた。

 インタビューを読んで思ったのが、FC会長はごくごく普通の人で受け答えもまともではあるのだが、内容が宗教的なことになってくると飛んじゃう。リンダリンダの歌詞にある「ドブネスミみたいに美しくなりたい」、これの言いたいことは続く歌詞の「写真には写らない美しさがあるから」に集約されると思うのだが、FC会長はそこから平等を解き、ゴキブリだって尊く、人間とゴキブリの命は同等的なことを言いだす。そう思っていない立場からすると、その話を完全否定する材料は持ち合わせていないけど、やっぱ話が極端でなんだかなぁと思ってしまい、人によってはFC会長みたいな人を排除して互いに対立してしまうんだろうなぁと思った。

 なおQJ4が出版されたのは1995年10月、地下鉄サリン事件が1995年3月。半年後ではあるものの、時期的にまだまだコアな頃。QJ4の全力特集が「みんなの涅槃」であり、全ページなにかしら宗教を感じる内容であった。あの頃は俺のアンテナのせいか、アングラ的なものを雑誌で見つけることができたけど、現代のアングラはどこにいってしまったのだろう。ダークウェブに潜ったことにより、巷からは姿を消したのだろうか。


 関係ないけど、レナウン倒産のニュースが流れてきて、一番最初に思い出したのがこのCM。当時、カッコイイなぁと思っていたのだが、今見ると一周回ってカッコイイ感じだった。
【CM 1988】RENOWN I.N.EXPRESS 30秒+60秒
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