朝礼の話題

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エントロピーの法則を抜け出そう

2011-08-11 08:14:24 | 21世紀
エントロピーの法則と「お金の科学」
2011/08/09
 冷水にお湯を入れると、全体の温度が一定の温度になるまで水温は上がります。熱いお湯から、冷水に熱量が移動したのです。何故、熱が移動するのか説明は今でも難しいようです。引力の法則も、何故引力があり、それが遠く迄力を及ぼすか説明は、私には理解出来ません。
 熱力学第二法則(ねつりきがくだいにほうそく)は、エネルギーの移動の方向とエネルギーの質に関する法則である。またエントロピーという概念に密接に関係するものである。この法則は科学者ごとにさまざまな言葉で表現されているが、どの表現もほぼ同じことを示している。エネルギーの移動の方向と、エネルギーの質についていえば、例えば、液体を、電気的に加熱する時など、エネルギーは一方向にしか移動しないことは自明である。電気エネルギーは冷水を暖めることはできるが、熱水自体からは電気エネルギーは生じない。つまり、電気エネルギーは質の高いエネルギーであるが、温水のエネルギーの質は低い。辞書にはこんなわけの解らないことが書かれてありました。
 「お金の科学」ではこう言います。
 物事は他から力やエネルギーが加わらなければ、バラバラになり混沌と言う状態にまで解体し均一化する。部屋を片付けず放置しておればゴミだらけの混沌状態になる。
 私たちの会社やすべての組織も放っておけば、解体に向かって進む。その進行を止め、組織を成長させるエネルギーは、知性を情熱的に働かすこと、インテリジェンスだ。
 アメリカのある大学の格言に「インテリジェンスは、神の御業だ。情報に情熱を加える即ち、一所懸命考えることが全てを解決する」とあるそうです。
 エントロピーの法則の進行を止める法則もある。それが知性の法則だ。
 地球は、何億年か前の化石もあり、崩壊の過程にあるのではなく、現在も成長している。それは、他即ち太陽からエネルギーを受け取り、知性が働いている状態だからだ。
 私たちの会社も放置し現状維持すれば良いと考えれば、崩壊の過程に入り、エントロピーの法則が支配する。
 会社を発展させようとすれば、知性を働かせ、他よりエネルギーを入れるべきだ。新しい仕事、新しい方式、新しい考え、それらが会社から薄れる時エントロピーの法則が支配する。国だって同じである。菅総理の施政方針は安定であり、現状維持、衆愚の最小不幸は、他からのエネルギーの供給もなく、成長の期待できない方針である。そして、行動せず、現状の原発等の中止では、崩壊過程を進めるだけの、侮日・排日・廃日内閣である。


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