朝礼の話題

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祖母さんの遺言(その2)

2007-01-08 10:42:46 | ボケ防止
祖母さんの遺言(その2)2007/01/08
電話セールスを気持ちよく断るのに、祖母さんの遺言は都合がいいと話しましたが、考えてみると実際にいい遺言を貰っていた気がします。
 4才の私に本を読んでくれたのは祖母でした。
 思い出すのは、意味も分らず「戦陣訓・本訓その1・第3・・・・」と覚え暗唱していたことです。
 皇軍の爆撃機が満州の高粱畑に不時着します。機長以下3名は味方の陣地を目指し畑の中を這って逃げます。途中、苦難があると【戦陣訓 本訓その3・第1・・・】と教訓があって、それに従い敵をやり過ごし又進みます。
 いろんなトラブルの度次々と【戦陣訓】が出てきます。兵隊さんもこれらを暗記し実行するのは大変だろうと子供心に感じました。
 祖母さんはその部分を省略しようとムニャムニャ言うのですが、暗記している私はそれを得意になって言いました。
 「覚えているなら自分で読み、もう読んでやらん」と終わりにされることが時々ありました。

 今の私には、「いらないルールは捨てなさい。一つひとつ覚えてそれをマニュアルにし実行することは手段と目的を混同するようなものだ。過去のことは忘れましょう」と遺言を貰ったように思えます。
 株や相場では色んな格言があって「人の行かぬ裏に花あり花の山」などと少数派にならねば儲からないなどと教えます。
 囲碁・将棋でも「王より飛車を可愛がり」とか「手抜きは2番目に良い手」など沢山の格言があり、それを解説する本まであります。
 しかし、その格言覚えてその通りにすれば、儲かるか?・碁に勝てるか?というとそんな事はありません。

 教訓や格言・他人の意見は、現実離れしていて99%役に立たぬと考えるのが正しいと祖母さんが遺言してくれていると思えます。
 教条主義の共産党も社会党も日教組も潰れました。
 教訓・ルール・校則・規制・官製談合・テレビニュース・新聞・規制を総括しよう!



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