朝礼の話題

見たり読んだりして、感じたことを朝礼で話しています。この頃は仕事の話は少なくなりました。

桐一葉落ちて

2015-05-29 00:57:35 | 21世紀
桐一葉落ちて
2015/05/27
 毎日新聞04/11の記事です。
 中国工業品物価4.6%減
 中国国家統計局は10日、3月の工業品卸売物価指数が前年同月比で4.6%下落したと発表した。成長鈍化の影響により資源や原材料、加工品の価格が軒並み下落した。消費者物価指数(CPI)の上昇率は1.4%だった。購買意欲が高まらず、政府が掲げている通年平均の目標値である3.0%を大きく下回った。【共同】
 中国は、現在、景気がよく、日本のへ旅行者が多く、曝買をしています。日本人のデパートでの購入が減少しているところに、助け舟のような中国人客です。観光客を増やすことを、政府・関係団体は計画し、ビザの発給条件を緩和しています。
 中国のバブル崩壊が予言されながら、シャドウ・バンキングなどの活躍で、持ちこたえていましたが、この短信は、「桐一葉落ちて、天下の秋を知る」の格言のように、中国の秋を告げているようです。
 中国の提唱する、アジア・インフラ投資銀行への、日本が参加しないことを、批判する新聞記事が多いですが、私は、参加しないことが賢明と思います。 今まで、中国は自己資金でアジア・アフリカに投資・援助をしていましたが、資金不足が予想され、他国の資金を使おうとするだけです。
 中国は、汚職社会です。彼らが外国に援助・融資した金額の一部は、政府高官へキック・バックされています。ここに日本が資金投入しても、彼らの懐に入るのでしょう。
 日本の新聞は、中国の悪いニュースは報道しません。短信にしても、新聞にこの記事を出すのは、中国の経済状態の悪化を止められないと、見極めたのでしょう。これからは三橋貴明さんの解説通りに進行しそうです。
 三橋さんは著書「中国との貿易をやめても、まったく日本は困らない」で
新しい日本と中国の関係の在り方を論じていますが、読むと、眼から鱗が何枚も落ちます。
 中国の内政は大変のようです。周金平の汚職摘発は、自身の基盤を崩しつつあります。中国の政治は共産党一党独裁で、千年前の王朝の独裁政治と変わりません。こんな国は、21世紀には、ふさわしくありません。彼らと、同一歩調をとることは、日本の滅亡への道と感じます。
安倍首相、中国の曝買などあてにしては、アベノミクスが泣きますよ。
落ちるのは 桐か桜か 見極めよ  スモッグで 桐の葉っぱも 耐えきれず


最新の画像もっと見る

コメントを投稿