朝礼の話題

見たり読んだりして、感じたことを朝礼で話しています。この頃は仕事の話は少なくなりました。

歳取り方の勉強

2011-10-26 08:10:02 | 21世紀
大学恩師荒木先生
2011/10/25
 今年は、卒業50周年同期会があります。幹事の東さんが、担任荒木先生にご案内差上げたところ、体調不良で欠席の返答がありました。福岡県在住の関・長友・東・沼田・渡邉で、様子伺いに参りました。
 先生は87才、奥様は80才で、門司柳町にお住まいです。
 近くに居りながら、劣等生の私(渡邉)は、足遠く、初めての訪問でした。
 先生は、顔色良く艶艶されていますが、体重は59kgとスリムでした。
 突然高熱が出て、医者に行ったところ肺炎と診断され、1ヶ月入院されたそうです。
 奥様は、透析をされておられるそうですが、顔色も良く、お茶・果物と動かれ、話声も元気よく、病気には見えません。
 テレビ見るより、読書の時間が長いそうで、会話は全て筋が通り、流石大学教授ご夫婦だと、尊敬の念を新たにしました。
 学校の話を聴いていて、私は先生の授業中のエピソードなど思い出そうとしましたが、イメージが湧きません。「失礼ですが先生に何をならったか分かりません。何をならったのでしょう?」とお訊きしました。皆から「測量実習だよ、筑後川の測量に泊り込みで行ったではないか」と言われ教室授業ばかり考えていると、印象深い実習が出てこないのです。老化とはこんなものかと恥ずかしくなります。
 先生は昭和22年の卒業で、ヨット部で活躍されておられたようです。東さんはヨット部の後輩でもあり、今も週3日は海に出ています。先生はヨット部の会報「帆友」を送られ東さんの活動を知っておられました。 九大ヨット部では、津波被害を受けた東北大学ヨット部に、ヨットを送られたそうです。他の旧帝大のヨット部も真似し、9艘のヨットが、マスコミで報じられたそうです。
 先生は、血液にカリウムが多いそうです。奥様も透析でカリウムを制限されているといわれています。カリウムが多いと心臓発作が起こりやすいそうで、ペースメーカーを入れられている先生は、特に気を付けられている様です。
毎朝30分、ご近所を散歩されているそうです。いつもゴロゴロしている私も、腰の悪いのを理由にせず、リハビリの散歩を始めねばと刺激を受けました。
 クレアチニン値が私は3,5だというと、3を過ぎたら数値は上がるのは速いよ。8になると透析だよ」と言われます。「私は娘が4人居るから、誰かが腎臓呉れるだろう」と言いますと、「70才過ぎたら手術は無理ですよ。自分の子供でも形が合わず移植できないこともありますよ」と注意を受けました。
 私も88才になった時、惚けずに夫婦で楽しく生活したいと思いました。


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