朝礼の話題

見たり読んだりして、感じたことを朝礼で話しています。この頃は仕事の話は少なくなりました。

勇気と,想像力と少しのお金

2008-09-18 10:30:28 | 成長
勇気と想像力と少しのお金2008/09/18
チャップリンの言葉です。 ゲリラ・マーケティングの講習会でウイリアム・リードさんに教えて頂きました。
私たち日本人に欠けている徳目・生きていく上で一番大切なこと と理解しています。
三井生命のおばさんの営業キャンペーン、「座右の銘を色紙に書きます」に乗っかって書いて貰いました。社員食堂に掲示しました。

勇気とはどんなものでしょう。
今、自分がいる快適環境から抜けるのは恐ろしい。その恐怖感を撥ね退けるのが勇気です。
今の環境に満足して、そこから動かなかったら何も変わりません。
そのうち世の中が変って、自分が思っている快適環境が崩れさることもあります。
昨日のリーマン・ブラザースの倒産で、日本法人の従業員は給与80%カットと報道されています。高給の外資企業の快適条件は崩れ去りました。

人に拒絶されるのが怖くて、飛び込み営業あるいは彼女へのアタックが出来なくてしょぼくれていても何もかわりません。勇気を出して行動しましょう。
言い換えれば、ハングリー精神です。何もない辛い環境・戦後日本の環境では、守るべき環境がありませんので、公害も何するものとガムシャラに前進したのが高度成長でした。

私たちは、想像力を駆り立て今の環境から抜け出た姿をイメージしましょう。
想像する理想の姿が無くては、勇気の出様もありません。

福田首相も、理想社会を想像することが出来ず、悪いほうに、悪い方にと想像し「私はあなたと違って先が見えるんです。客観的に自分を見ることが出来るんだ」といって辞職しました。

「脱石油国家になるんだ」「技術立国を進めるんだ」「そしてその技術を世界に広めるのだ」などと目標を立て、実際の施政・予算の配分をして、「海洋温度差発電の試験プラントの3基を 東電―IHI 関電―三菱重工 九電―新日鉄
のグループに発注する。これで不況のプラントメーカーが息を吹き返し日本産業のリーダーとして新産業を生み出し、脱石油国家としての発展を想像する。
私たち個人でも、企業でも、保守的になって今まで通りがいいのだというのは、想像力のないことを表している。
マニュアルが必要なのは、JRの列車を2分間隔で走らせるためだ。ジェネラリストたる一般人は、日本の基本憲法・聖徳太子の十七條憲法の精神から外れないかのみを基準に行動を計画すべきだと思います。

汚染米を売った業者の名を公表したところ、自殺者が出ました。マスコミは野田聖子大臣に「氏名公表は正しいやり方だったと思いますか?」と訊いています。
責任を他者に求める、日本戦後教育は今も蔓延しています。
自己責任はこんな時こそ評価しなければならないと感じます。
こんな質問が出るようじゃあ、私たちの子供のときのような、学期末試験成績の貼り出し公表など絶対に出来ませんね。そして隠ぺいが始まり大分県のような教員汚職が当たり前になるのです。

想像力は個人のものです。その責任は自己にあります。失敗の恐怖を乗り越えて勇気を発揮したとき、満足感が生まれます。

助けは何処からでも来ます。
少しのお金があって、まずやり始めれば銀行からも応援も得られるでしょう。
少しのお金だからこそ、ハングリー精神も生まれ、人間進歩するのです。

大きいお金があったら、そこに安住するでしょう。そして不道徳な刺激を求め、あのイギリス女性を殺害したらしいパチンコ屋の息子みたいになるでしょう。
大きいお金は欲しいけれど、道徳・倫理を個人・企業は守らなければなりません。そうでないと満足感もなく、つぶされてしまいます。
国レベルでは、道徳・倫理は古代の堯・舜の世にしかありません。
日本の国はアヘンを中国で売って戦費を賄ったし、ロシアは今もグルジアを占領しているし、中国はチベット人を虐殺しています。
国家は、自国民を守るためなら何をしてもいいのだと理解するのが正しい認識と思います。
個人は家族のためでも犯罪はいけません。
企業は社員のことなど本当は考えていません。リーマン・ブラザースは80%給与カットですものね。社員のことを考えてやっているのは、お役所です。
ですからどんなことをしても教員になりたがるのでしょう!


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1 コメント

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はじめまして (50才台半ばの男)
2008-09-28 12:37:33
はじめまして

このブログの最初から大変興味深く拝読させていただいております。

意欲的に新しいことを吸収されようとしておられるお姿に感銘を受けております。

ありがとうございます。

また、寄らせていただきます。

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