朝礼の話題

見たり読んだりして、感じたことを朝礼で話しています。この頃は仕事の話は少なくなりました。

自分は絶対ただしいか?

2011-02-23 08:35:40 | 21世紀
悪口は聞きたくない
2011/02/21
 友達にいつも怒っている人がいます。民主党に怒り、自民党に怒り、公務員に怒り、学校教育に怒り、若者に怒り、中国に怒り、アメリカに怒っています。
 その人と飲む機会がありました。話題は怒っている内容なのですが、口調が激しく私が叱られる感じになります。反論するとその3倍位返って来て、「こんな事が分からぬお前は馬鹿だ」という雰囲気になります。
 「そんなに怒りなさんな。私が怒られている感じになる」と言いますと、「怒っていない。事実の話をしているだけだ」と返答されます。
 私の不快な気持ちは、全然理解して貰えていないのです。
 相手を変えようとしても変わらない。変えられるのは自分だけだ。と格言もあります。黙って聞いているのも嫌で、先に別れることにしました。
 これからもうこの人と飲むまいと決めて別れたことでした。

 私も娘から嫌われているようで、話をしていると途中で逃げられます。
 私も同じように、相手の言うことを認めず、自分の意見を押し付けているのだろうなと感じました。
 先日、ジェームス・スキナーの録音に、「何のためにその人と話しているのか?
 相手と敵になるために話しているのですか?相手の人と友達になるために話しているのですか?」と質問がありました。
 この質問は、常に頭に置いて行動しないと、自分で自分の世界を狭めてしまうとつくづく思いました。
 自分が絶対正しいなどとは考えていないのですが、相手の意見にわざわざ反論することもあります。必要ない反論は、からかいになります。注意しよう。
 何人かで話している時、一人の人の話が結論まで行ってないのに、「そうだよなぁ。こんなこともあったよ」などと話しを取り上げてしまうこともあります。
 テレビの中の政治家の話し合いでは、相手の話を取ることが勝ちというような不快な場面を見ることがあります。相手の話を注意深く聴き、結論まで話し続けるよう持って行きたいですね。何のために会話をしているかと意識しよう。  
田原総一郎は、相手の話を取り上げ自分の話題に持って行くのが特徴になっていますが、あんな進行は不快だと感じながら聴きましょう。
こんなに書いていると、怒って話をする友人とまた度々会って話を聞こうと思いました。不快な気持を感じたら他山の石と見ることにしよう。
年は72才になるのに、「心の赴くところに従って矩を超えず」は無理です。昔の人に比べれば修業も足りなく馬齢を重ねただけで恥ずかしいですね


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