箱根は植物王国2006/09/18
卒業45年同期会が箱根でありました。
箱根は初めてで、嬉しいことでした。
観光用ジャンボ・タクシーの運転手さんに、箱根の地学・生物のことをいろいろ教えて貰い楽しく過ごしました。
箱根は何重にもなっているカルデラです。
2000年前の噴火で谷が堰き止められ「芦ノ湖」が出来ました。
当時も杉が沢山あり、池の底に杉林は閉じ込められました。
その杉は水の中でも生き続け、2000年後の現在もあり、緑の葉を付けているそうです。
風が強く波の高いとき、杉の枝がスクリューに掛かるので、船は航行出来ないそうです。(本当かなぁ?) 名前を「さかさ杉」と付けられ水面から見えると運転手さんは言います。
芦ノ湖畔の「成川美術館」の日本画を見て、外に出ると大きな杉がありました。樹齢3000年 幹の直径2m 高さ 40mくらいです。
屋久島の縄文杉の満身創痍の姿に比べ、傷一つ・折れ枝一本ない緑緑した杉は「大王杉」と名がありました。この杉はあと3000年くらい迄生きそうに思えました。
私は観る時間もないのですが、運転手さんの話によれば、馬酔木(あせび)の群落が素晴らしいそうです。
自然に枝が曲がり丸くなり、緑のボールが沢山転がった風景は、他にはない。
「トリカブト」の群生するところもあるそうです。生姜のような根が天然のものは毒が強いそうです。
「まゆみ」という赤い実を付ける木もあるそうです。この実は小鳥も食べないのでいつまでもなっているそうです。
じつは、赤い実の中の種には青酸毒があり、小鳥も知っているのだそうです。
道路脇の芝生が、鍬を入れたように、10cmくらいの土塊の畑のようになっていました。猪がミミズを食べた痕ですよ。秋が深まると、高いところから下に下りてきますから、ゴルフ場もその警備で大変だそうです。
猪の肉は、熱くならないのだそうです。
豚肉と猪肉を一緒に鍋で煮ます。豚肉は熱くて口に入れられないときに、猪肉はそのまま食べられるそうです。(そんなことがあるだろうか?)
芦ノ湖の水は湧き水だそうです。流れ込む川は一つもありません。
透水層と不透水層がうまく重なり水が溜まっているようです。
箱根関所跡の井戸は地表面まで水は溜まっていました。地下水は地表まであり箱根全体が湿度100%で、水を好む樹木には天国でしょう。
逆に根腐れするような樹木には適さないようで、松は眼に付きませんでした。
卒業45年同期会が箱根でありました。
箱根は初めてで、嬉しいことでした。
観光用ジャンボ・タクシーの運転手さんに、箱根の地学・生物のことをいろいろ教えて貰い楽しく過ごしました。
箱根は何重にもなっているカルデラです。
2000年前の噴火で谷が堰き止められ「芦ノ湖」が出来ました。
当時も杉が沢山あり、池の底に杉林は閉じ込められました。
その杉は水の中でも生き続け、2000年後の現在もあり、緑の葉を付けているそうです。
風が強く波の高いとき、杉の枝がスクリューに掛かるので、船は航行出来ないそうです。(本当かなぁ?) 名前を「さかさ杉」と付けられ水面から見えると運転手さんは言います。
芦ノ湖畔の「成川美術館」の日本画を見て、外に出ると大きな杉がありました。樹齢3000年 幹の直径2m 高さ 40mくらいです。
屋久島の縄文杉の満身創痍の姿に比べ、傷一つ・折れ枝一本ない緑緑した杉は「大王杉」と名がありました。この杉はあと3000年くらい迄生きそうに思えました。
私は観る時間もないのですが、運転手さんの話によれば、馬酔木(あせび)の群落が素晴らしいそうです。
自然に枝が曲がり丸くなり、緑のボールが沢山転がった風景は、他にはない。
「トリカブト」の群生するところもあるそうです。生姜のような根が天然のものは毒が強いそうです。
「まゆみ」という赤い実を付ける木もあるそうです。この実は小鳥も食べないのでいつまでもなっているそうです。
じつは、赤い実の中の種には青酸毒があり、小鳥も知っているのだそうです。
道路脇の芝生が、鍬を入れたように、10cmくらいの土塊の畑のようになっていました。猪がミミズを食べた痕ですよ。秋が深まると、高いところから下に下りてきますから、ゴルフ場もその警備で大変だそうです。
猪の肉は、熱くならないのだそうです。
豚肉と猪肉を一緒に鍋で煮ます。豚肉は熱くて口に入れられないときに、猪肉はそのまま食べられるそうです。(そんなことがあるだろうか?)
芦ノ湖の水は湧き水だそうです。流れ込む川は一つもありません。
透水層と不透水層がうまく重なり水が溜まっているようです。
箱根関所跡の井戸は地表面まで水は溜まっていました。地下水は地表まであり箱根全体が湿度100%で、水を好む樹木には天国でしょう。
逆に根腐れするような樹木には適さないようで、松は眼に付きませんでした。
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