朝礼の話題

見たり読んだりして、感じたことを朝礼で話しています。この頃は仕事の話は少なくなりました。

シャッター商店街

2014-11-06 21:54:26 | 21世紀
シャッター商店街
2014/11/07
 地方創成が、アベノミクス第2弾だとして、語られています。
 連想するのは、過去繁栄を誇った地方の商店街の疲弊です。
 北九州市でも、魚町商店街で空き店舗が目立ち、そこを、改装小型店舗にして、若い人達の喫茶店や、特徴ある店にしたと、美談めいて報道されています。
 直方市の商店街を大相撲の魁皇が探訪する番組が放送されるのを見ましたが、昔を懐かしむことが主体で、現在はお客が居ず、もう商店街の機能は無いように見えました。
 自動車が人間の足として定着している現在、商店街はイオンモールに引き継がれたと認識すべきです。東京など大都会では、駅中と称される駅構内の商店街がもてはやされています。
 ダイエーの発展する時代、価格破壊として、百貨店に似た作りで安売り店を沢山出店しましたが、自動車時代には、集客出来ず、イオンの軍門に下りました。
 地方創成には、駅前商店街の解体を前提にすべきと感じます。
 販売業は、通販・コンビニ・イオンモール・スーパーマーケットがあれば十分としましょう。買い物難民などの言葉もあります。過疎地で不便な生活が厭なら、駅前商店街を解体して出来た集合住宅などに住めるよう計ってやりましょう。
 地方創成は、新たな産業・新たな働き口を作ることです。シャッター商店街を活性化するなどの考慮は不要と感じます。もう時代遅れの商業形態なのです。
 これからの少子高齢化時代、働き手が少なくなれば、外食チェーン店なども成り立たなくなるでしょう?_零細小売店・個人商店もダメでしょう?
 津波災害の予想される太平洋岸の都市は、解体改築が必要です。
 高知市などでは、津波避難建造物を100m毎に作るような都市計画が必要でしょう。
 堤防高くしても、必ず想定外の津波は来ます。30m以上の避難場所があってこそ安心して住めるでしょう。東京・名古屋・静岡などは、新規工場立地など諦めることが日本のためでしょう。
 地方創成は、商業は無視しましょう。商業は国の計画無くとも、自然に進化します。工業は国の規制が必要です。標高10m以下では工場立地してはいけないとし、新工業団地など整備しましょう。発電所なども標高30m以上に制限しましょう。石油タンクも同じく津波を考慮しなければなりません。
 日本は、地震・津波から逃げられない国なのですから。

反対意見に代案を

2014-11-06 00:51:00 | 21世紀
反対意見に代案を
2014/11/06
 民主党や維新の党は、反自民を党是としています。権力に対するけん制と言う意味はあるでしょうが、何でも反対では、まるでダダッコです。
 良いとこの坊ちゃんがそのまま大人になったようで、左翼市民団体そのものです。
 反対する時には、必ず、代案を掲げ、自分の立場を明確にすべきです。
 マスコミ・新聞は、反政府の立場から、すべてを批判するだけで、どうだったら良いのかという意見は全く言いません。野党の政府批判と同じです。
 難癖は何にでも付けられます。未成熟の姿勢、他人を批判すれば、自分が偉くなったように見せられると思っているようです。
 一般の人の雑談でも、「安倍首相はつまらん」と言う人が居ます。私は「それなら誰が良いと言うの?」と訊き返します。返事はたいてい「良い奴はおらん」と返ってきて、シラケてしまいます。
 集団的自衛権の話でも、安倍首相は予測される事態をあげて、この場合にはこう活動すると説明しているのに対し、民主党などは、「この場合にはこうするべきだ」と反論することなく、「イラクに派兵するのは憲法違反だ」などと空理空論を述べます。
 原発反対と声高らかに言います。原発を潰して、日本のエネルギーを如何供給するのか? その時電力料は幾らを予想するのか? など説明は一切しません。説明すべきです。
 マスコミ・野党は、批判するだけでは、存在価値はありません。政府批判が正しい事と定義していると、韓国・中国の意見が正しいということに繋がり、朝日新聞の従軍慰安婦報道のようになるのです。
 義務教育の場でも、批判には代案を提議することを教えましょう。
 代案のない批判は、何もしない事が最善と言っていることです。
 何もしなければ、ジリ貧になり、破滅への道を進むことです。
 行動が、人間の生きる喜びです。引きこもりの不活動は不満を高め、秋葉原事件のような爆発を招きます。
 現在のイスラム国成立などは、先進国での不活動分子の起こす秋葉原事件と同じと考えられます。民主党・マスコミの不活動優先意識は、日本の引きこもり青年を赤軍派活動に駆り立てる遠因になりそうです。
 政治もすべてのことも、活動することが尊いという価値判断を基準としたいです。県会議員の政務活動費流用なども、活動することが尊いと言う考えのない事から起こると考えられます。皆で代案を考えましょう。

現代に残る中世

2014-11-06 00:42:44 | 21世紀
現代に残る中世
2014/11/05
 アメリカはじめヨーロッパ諸国は、自分たちの政治制度・民主主義を理想の制度として、開発途上国・イラク・アフガニスタン・シリア他に押し付けているけれど、何所も定着せず旧来のままの宗教・暴力政治を正当として争っています。
 リビアでも、カダフィ政権を倒したけれど、部族対立から内乱になっています。アラブの春と褒め称えられたエジプト軍事政権打倒も、新たな軍事政権を産んだだけです。
 民主主義国家が、他国に政治・軍事干渉することは、その国を民主主義に導くことには繋がりません。
 日本やドイツが民主化したのは、国民が現代化していたからです。
 もし日本が織田信長の戦国時代であって、そこにアメリカが「民主化せよ」と占領して、民主主義政権が出来たとして撤退したとすれば、各地の領主、毛利・島津・徳川などが台頭し、大きな戦乱が起こるでしょう。
 中世なりに安定している開発途上国を、武力で民主化しても定着せず、新たな内乱が起こるだけです。
 現在グローバル化という言葉がもてはやされ、全世界同一条件で有るべきだといわれていますが、いずれ、間違いだと言われそうです。
 小学生に司法試験を受けさせるような事態だと考えた方が良いのではないですか?
 中世に生きて居る人達に近代兵器を与え、「理想を実現せよ」と言えば、戦闘が激しくなるだけです。
 「敗けるが勝ち」「臥薪嘗胆」「稔るほど頭の垂れる」などとの謙虚さは中世人にはありません。あくまで理想に向かって突き進むのは利点でしょうが、こと政治に関しては、妥協のないのは、勝か負けるかの二者択一で、終わりなき戦いになってしまいます。
 一神教宗教は、妥協を認めません。妥協は敗けです。日本のいい加減な趣味宗教とは違います。彼等の戦いは、日本人の常識では理解出来ないとして、日本人は理屈を言うのを止めましょう。そして、現実が正しいとして、自由におやりなさいと、放置することが日本として正しい行動としましょう。
 彼らが、自然に進化し、民主主義国家になることを、私達は自分の背中を見せて教育する以外には道は無いでしょう。イスラム・ヒンズー・キリスト・ゾロアスターなど訳の分からない中世を引きずった宗教は、未来には無くなるものとし、無視しましょう。そして彼等の政治行動も無視しましょう。