朝礼の話題

見たり読んだりして、感じたことを朝礼で話しています。この頃は仕事の話は少なくなりました。

達磨大師

2013-02-07 22:28:10 | 21世紀
達磨大師
2013/02/08
 達磨(だるま)大師は禅宗の祖とされる人で、6世紀頃の人。インドで生まれて中国に渡り崇山少林寺で9年間座禅を組んで悟りに達したといいます(面壁九年)。あまり長い間座禅をしていたために足が腐ってしまったという俗説があのユーモラスなダルマ人形を生んだといわれている。10月5日は達磨忌。全国の禅寺で法要が営まれる。
 腎臓の悪い私(渡邉)は、水を飲み過ぎたのでしょう。足が浮腫み、パンパンに腫れ、膝を曲げての正座が出来なくなりました。
 夜、布団に寝ると、足の浮腫みの水分が、肺に上がってきて呼吸が苦しくなり、寝られません。仕方なく起きて堀炬燵に坐りますと、水分が足に下がり呼吸は楽になります。1日800ccの飲水に我慢しておりますと良いのですが、翌日また飲みすぎ、バカだなあと又、深夜まで起きています。
 リンパマッサージの麻生先生は、「酸素が十分身体に入り老廃物を水と酸素で膨らしているのです。今から良くなる兆候です」と言って呉れるのが救いです。
 20年前のユニクロの赤い防寒着ジャンパーを着てじっと坐っていると、正にダルマさんです。
 武帝と達磨大師の会話が残っています。
 武帝というのは中国の梁という国の初代皇帝だった人で、寺を建立したり、僧を育てたり、写経をしたりと、とても仏教の信仰の篤い方で、自らも仏教の修行をしていたような人でした。「仏心天子」あるいは「皇帝大菩薩」などとも呼ばれていたようです。
 帝日く、「朕、即位以来、寺を造り、経を写し、僧を度すること、勝げて(あげて)数うべからず、何の功徳かある」
師日く、「並に無功徳」
帝日く、「何を以てか並に無功徳」
師日く、「人天(人間界と天上界)の小果、有漏の因(煩悩の原因)、影の形に随うが如し。有りといえども実に非ず」
帝日く、「何をか真の功徳と謂う」
師日く、「浄智妙明にして体自ら空寂なり、是の如きの功徳、世に於て求めず」
 お寺を寄進したり、お経を写したりしても、「功徳など無い」と言い切るのですから、イスラム教やキリスト教などとは、程度が違いますね。
 最初、足腰が痛くなった4年前、手かざし療法で治ると言う人が居て、講習会に行きました。治療を続けていると、「奥義を授ける70万円だ」と誘いをうけました。アースハートと言う会で、今回脱税で捕まっていました。