朝礼の話題

見たり読んだりして、感じたことを朝礼で話しています。この頃は仕事の話は少なくなりました。

シリア

2011-10-17 09:17:34 | 21世紀
シリア・アレッポ
2011/10/13
 スティーブ・ジョブスのお父さんはシリア人学者、お母さんはアメリカ人で、アメリカ生まれ。お母さんの父親がシリア人との結婚を認めなかったため、生まれてすぐジョブスさんへ養子に出されたそうです。
 私(渡邉)にもシリアの情報が結構ありました。
 私の家では、シリア・アレッポの石鹸が良いと娘が言い、使っています。購入は私でインターネットの通販です。泡立ちが昔の石鹸のようです。匂いから化学薬品などはいっていないのが解ります。
 小倉高校同級生の吉谷川泰君は、山登りが好きで、北街道大学獣医学科に入り、牧場管理の権威になりました。定年後、インドネシヤやシリアの牧場の指導にジャイカから派遣されました。吉谷川君はシリアが大好きで、「明治時代の日本の雰囲気だ。国民は親切で良く楽しみ、外人を暖かく迎えてくれる。一人でバス旅行しても困ることはなかった」と話していました。
 「池上彰の学べるニュース」10月12日では、シリア・アサド大統領の圧政の解説、欧米は、イスラエルとの関係から、又産油国でないことから干渉しないこと。アサド大統領は反政府色の強い町を爆撃し壊滅させたこと、艦砲射撃で自国の反政府行動を押さえるなどを話していました。
 シリア帝国は紀元前からある国家で、マケドニアのセレウコス将軍が創り、周辺のレバノンやパレスチナを含めた地域(歴史的シリア、大シリア、ローマ帝国のシリア属州)を指すこともあります。
 イスラエルの隣国で、中東戦争でゴラン高原をイスラエルに占領されており、32万人の常備陸軍を用意し北朝鮮ミサイルを多数配備し、またロシア軍の基地も配置されているといいます。
 失業率はアラブ諸国同様で20%を超えていて、同様のデモが起きていますが、アサド大統領は、民衆に武器を使って防戦しています。
 日本の戦前の軍隊が生き残り、東条英機などがいれば、日本もシリアのような状態でしょう。日本のマスコミも咎めるために報道するのではなく、日本もこうなる可能性が大きかったというような歴史家風の観方で報道してほしいと思いますが、危険なところには行かないのが日本のマスコミですから、バカな報道しかしません。ただ戦場に行っただけの戦場カメラマンを誉めそやすマスコミは要りませんね。
 スティーブ・ジョブスがシリアの血を半分持っている、その人が、あのような活躍出来るアメリカは大したものです。日本も孫正義さんが活躍出来るから大したものの内かもしれませんね。