朝礼の話題

見たり読んだりして、感じたことを朝礼で話しています。この頃は仕事の話は少なくなりました。

気分を転換する

2011-10-24 10:04:22 | 21世紀
感謝の気持ち
2011/10/21
 会社の売上が落ち、来月末には資金不足になる などと考えていると、暗い気持ちになります。「引き寄せの法則」で、「考えている通りの事が起こる」明るい気持ちにならなくては、と気分を転換しようとしても、中々出来ません。
 エイブラハムは、こう言います。
「幸福を達成するという目的で行動するのは実は逆効果だ、という事を思い出すことがとても大切だ。そうではなくて、明るくていい気分になるほうへ思考と言葉を向けなさい。そうやって意図的に幸福な状態を創り出せば、素晴らしい行動のインスピレーションが湧くだけでなく、素晴らしい結果が付いてくる」
 その通りだと思いますが、気分を変えるのは現実逃避することにも思えます。
 大きな船を繋ぐロープを陸に渡すのに、始めは軽い細いロープを投げ、それに少し大きいロープに繋ぎ、だんだん大きいロープに代えて行きます。
 人間の思考も、このロープを手繰る行為と同じように、同じような考えが継続します。考え・気分を変えるのはこのロープを切ると同じで難しいです。
 私(渡邉)は、気分を変えるのに、本を読みます。単語1語づつゆっくり読み、景色を思い浮かべ、それにまつわる記憶を頭の中で探します。超スロー読書と名を付けて、昔リーダース・ダイジェストの記事で紹介されていた方法です。
 それは、思考のロープを切り落とし、手触りの良い絹のロープを新しく手繰る気分です。
 「お金の科学」でこう習いました。「富めるものは、それを感謝し、益々富む。貧しい者は、それを苦しみ・恨みながら、益々貧乏になる」とイエス・キリストは言っている。感謝することが、裕福になる第一の鍵だ。
 感謝している時の気分は、うれしく、明るい気分です。
 暗い気分になって落ち込んでいる時、明るい気分になる早道は、感謝することです。感謝する出来事・扱い・想い出 を思い浮かべることは、難しくありません。思い出して、心の中で「有難う」と言っていると、気分は明るくなり、今まで呼吸が苦しくドキドキしていた心臓も落ち着き平常に考えることが出来ます。
 当たり前のことで、わざわざ文章にするのは、自分の未熟さを書くようで恥ずかしいですが、「引き寄せの法則」も「お金の科学」も「生長の家」も「イエスキリストのキリスト教」も同じことを言っている。「感謝こそがキーワードなのだ」と納得し、悟った気分です。
 「ありがとうって伝えたくて、あなたに・・」と水木しげるの奥さん「ゲゲゲの女房」の主題歌がありました。幸せの基本は感謝ですね。