河村市長万歳

おめでとう名古屋
2011/02/07
　選挙で河村前市長が再選され、市議会リコールも成立し、県知事も新しくなり、本当におめでとう。これから名古屋の改革が実行され、全国にこんな革命が真似される時代が、本当の政権交代でしょう。期待しています。
　阿久根市長選は、改革派の負けでしたが、再度の戦いでは住民は名古屋を見習って、やれば出来ると盛り上がるでしょう。
　既成の政党は、現状維持のぬるま湯が理想です。福岡市長選挙では、当選第一で、政策など何の方針もない、ニヤニヤ顔のニュースキャスターを候補者にし、４年間実績の少しはあった新聞記者上がりの民主党前市長を、鳩山・菅の不人気を利用し落としてしまいました。新市長は市民の喜ぶ政治と人気を取って、あの美濃部東京都知事・青島東京都知事・横山ノック大阪府知事のような政治をするのでしょう？
　北九州市議を見ていて、市議活動とは、選挙民の望む要望、多分に個人的な利益を、市役所担当者に伝え脅し実行させると心得ているように感じます。
　アメリカ大統領は２期務めると、３期目は立候補出来ません。ワシントン以来の伝統ですが、日本の国会議員・県知事・市会議員など選挙で選ばれる人は、3選禁止を決めたらどうでしょう？　大相撲の大関のように、負け越せば降格・そして次10勝ならば復帰出来るように、3選禁止、1回休んで再挑戦可とする条例など作らせましょう？
　日本には、日本国を考える学校はありません。昔は陸士・海兵と意欲ある人材を教育する学校もありました。実践や行動のない今の大学教育は、記憶力の優れた人間を選び、官庁に行かせる教育です。司法試験だってそんなものですから、自分のことしか考えない検事や弁護士を作ってしまいます。今日本の科学者が優秀でノーベル賞など取れるのは、実験をして、身体で納得しているからだと推察します。
　政治家の教育は、学校では出来ない。企業の組合活動は、ボス的低次元力を養成するだけだ。菅総理大臣や仙石官房長官を見ていると、市民運動家は見る目が狭く見識もなく、人から尊敬されるようなものではない。
　松下幸之助も現代の政治家を見て、何とかしなくてはいけないと考え松下政経塾を作ったのだろう。第1期生に居たのが、今回の名古屋市長の河村たかしさんだ。河村市長よ、全国の自治体が真似するような政治をして下さい。
　あなたが活躍することが、松下幸之助の偉さ・方針の正しさを証明することになります。あなたは22世紀の歴史の本では、21世紀の偉人と称えられるでしょう。日本の進む道を示す代表者は、今あなたです。

橋本久義先生の景気予測

今年は景気良いですよ
2011/02/05
　橋本久義さんの講演を聴きました。通産省勤務から大学教授になられた方で日本の中小工場を3200カ所を視察指導された方です。２０年前講演を聴いて以来のファンです。
　今年の景気が良いと予想された理由を４つ上げられていましたが、納得出来ることでした。
① サブプライムローン問題の終結
サブプライムローンとは、次のような人を対象とした住宅ローンでした
・５年以内に倒産した経験のある者
・３年以内に金銭問題で有罪の判決を受けたことが有る者
・１年以内に返済が滞ったことのある者
どうしてこんな人に貸すのかと言えば、購入した住宅が担保に入っているし、頭金は払っているし、少なくとも数カ月は払っているから、貸し倒れ率を2.5％と想定すれば、金利を2.5%高く貸せば損は出ないと考えた。
そのローンを債券化して売り出した。アメリカの格付機関がＡＡＡとそれを評価し、信用保証会社が保証し、世界中に売り出し、アメリカにカネを集めたのがサブプライムローンです。ところが2.5%の予想が、１０％倒れ最終的には３０％が倒れそうで、債権は紙くずとなりました。
　金融機関以外の直接被害は少なく。怪我に例えれば、骨折し痛みは激しく、大量出血でしにそうだが、内臓・頭脳などは健全だ　という状態です。
　もっとも痛手を受けた人は、頭が良くて、力があって、強欲な金持ちたちであり、金儲けの新しい手段を考え損を取り戻したと言える。アメリカ８０兆円・中国６０兆円と需要も出ているし、世界の需要は旺盛になってきた。
② 日本国債償還が３０兆円あります。
この３０兆円は、現在金利も下がっているので預金のままと言う事はなく、消費に向かう率は高い。
③ 今年はうさぎ年でアメリカ大統領選挙の前年です。大統領選挙の前年は過去総て景気が良く、選挙に有利なように政策が実行されます。
④ 世界中の複雑・高級・精密・面倒な需要は日本に殺到している。
生産基地がアジアへ移転し、金型・部品の値段が下がっているのに、日本
工業生産は、ほとんど減っていない。
欧米諸国で対応出来なくなったが、中国では賄えない需要は日本に来ています。その傾向は今後もっと顕著になります。
新聞・テレビの解説者が言うことと全く違います。私は橋本さんを信じます。