我が郷は足日木の垂水のほとり

文化芸術から政治経済まで、貧しくなった日本人の紐帯を再構築したいものです

戦うことと 希望を忘れれば 底なしの恐怖の沼へ沈む

2011年01月14日 | 政治

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Jean Leon Gerome わたしの里 美術館

 

 

カンカラン、カンカ ラ~ん 

缶カラ内閣が、支持率低下の坂道を すっとんで逝くのが 国民の目には ありありと見える。

消費税は企業減税をもっと、するため。 カンカラ~ン  脳味噌 すっから か~ん 菅内閣  菅内閣 ……。

 

企業減税は企業経営圧縮への最大のモチベーション。

はやくいえば、バカ旦那が会社の金庫から、ゼニを盗み出すのに、罰則は軽くする。

どんどん盗め、カネもってこい。

賭場のわきには、ハーレムがあるぞ。酒池肉林だ、どんどんいけ。

 

経済学を勉強しなくとも、会社の金庫から、1割の現金預金を外へ持ち出せば、次の会社運営は、1割縮小の再生産となる。

これくらいは、中学生でもわかる。

足りなくなったら、博打場つまり株式市場から都合する。これで経営拡大すれば、外からの資本参加が増える。アメリカでは、FRBがドル札をキナ臭くなるほど、刷りまくっている。日本の缶カラ・日銀も、日銀砲で、応戦してる。日銀券の紙吹雪でござ~い。

金融市場にドルと円があふれる。それがバカ旦那や官僚崩れの、アホ経営者の通う賭場に流れる。

『旦那~ァ』 『札はいくらでも用立てますよ』 

 

菅内閣はやいとこ、消えてくれ
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命の灯火が、消えたも同然と、石原東京都知事に言われてしまった人が

この人といおうか、人にあらず、『財務相のポチ』 すなわちたちあがれ日本の元・共同代表の与謝野馨である。

 日本国の財政を破綻させた、霊柩車の両輪がある。ひとつは、企業減税である。もうひとつが、社会基盤投資に名を借りた、利権政治家の濫費である。社会保障が必要になった原因は、日本の家庭が貧しくなったから。主人の他に、奥方もはたらきにでないと、家計が維持出来ない。それで老人が病弱になれば、面倒を見る者がいなくなった。

 これは社会や政治の問題を超えて、経済の問題である。

 政治の扱える範囲は、社会経済の、1割ほどの予算しかないので、極めて限られてしまう。

 ざっくり言って、国民経済が、500兆円で、国家の税収は、40兆円しかない。

 

 経済の専門家と自称する、会計士が言うように、理想的な企業利益を、10%獲得する経済運営をすべての企業が行ったならばどうなるのか。日本国では、500兆円の、10%つまり、50兆円が営業支出から減じられて、翌年の総営業経費は、450兆円に減じてしまう。これがデフレギャップが生じるカラクリである。国家予算は、これでは足らずに国債で穴埋めしている。政府が国民から借金している。

 マスコミがよく言うことに、『国債は国民の借金』これは、作為あるウソである。国債を買っているのは、銀行や生保などの機関投資家と一部の裕福な個人である。借りたのは政府であり、国民ではない。政府の借金は政府が返すべきである。つまり、公務員制度改革や、小さな政府指向の財務縮減で、予算執行を減らすのが筋である。こうすれば経済が悪くなると言う、逃げ口上があるが、これもウソである。そもそも、企業利益が、10%出る経済が、縮小再生産のデフレ経済なのを隠している。もしくは、経済にオンチで、この中学生でもわかる、イロハが分からない。馬鹿である。ならばこのようなアホウに、財政は委せられない。

 経済を良くするには、企業利益に課税する。

 これが正解である。

 課税されても、企業家が自己の利得を得て、企業の屋台を削るならば、応分の課税を行う。これで、経済対策を行う。これは正しい。

 しかし、利己的な企業所有者が、事業の未来を搾り取っても、課税しないで放置する。

 そのうえに、給与や賞与を減らされた、労働者から消費税をまきあげる。

 資材調達の価格を切り詰められた、下請け中小企業からも、消費税課税で重圧をかける。

 

 これでは、経済は疲弊するばかり。

 なぜこのような不合理な、経済になっているのかは、金融を見なければ解らない。

 1980年代ごろまでは、企業利益が、10%でてもそれ以上の、たとえば日本経済総体では、毎年 50兆円以上の貸し越しが金融により行われていた。その金利が、6%とするならば、3兆円が金利であり、金融の営業利益であり、営業経費の財源であった。生産性の伸びが、4%あれば、インフレ率は2%である。これが成長期にある健全な国家経済のあり方であった。これは、金融資産の毎年、2%の目減りを意味する。つまり資産家は、有利な運営を求めて苦労しなければ、預貯金が減ってしまう。しかし、経営者や労働者は、生産性や商品価値の高い事業に参加すれば、その経済発展の恩恵を得られる社会であった。

 この毎年 50兆円以上の貸し越しを止めてしまったのが、小泉・竹中の経済金融カイカクである。

 これで日本経済は失速した。

 

 最初の頃は、アメリカへそして後半は、支那への資本と技術の移転が行われた。

 その結果が日本経済の、空洞化である。

 

 日本経済がアメリカへ進出した。やれ嬉しやと思ったのはマチガイであった。西欧型簒奪支配の支配下に入っただけのこと。千石船で物資を運んでいた船頭が、気がつけば、ガレー船の奴隷頭にメタモルフォーゼである。まるでカフカの変譚章である。此処まで書いてきても、世襲や、弁当はこびの合間に、司法試験しか勉強しなかった、トンカチ頭にはわからない。ならば、尖閣諸島で日本国が闖入者を逮捕したくだりを思い出せばよい。フジタの社員が、唐突に逮捕監禁されてしまった。あるいは、トヨタ自動車が、ブレーキがどうのと、政府とアメリカ・マスコミに難癖つけられた。失った売り上げは如何ほどか。

 自由貿易などというタワゴトはもうよしにしたらよい。

 

 

ここで話を脱線する。

『二発の原爆を落としての、占領軍を同盟軍とよぶ、アホウぶりには、嗤うしかない。』

などと左近尉が言ったならば、

 

『雨と縁を切ったら、三発目の原爆(水爆かな・・・)が落ちてきます。昔も今も、国を危うくするのは、威勢の良いことばかりをいう似非愛国者です。』

などといわれてしもうた。

 

こうも言われたぞ。

『TPPが締結されたら、生活を脅かされる国民が出てきます。だからこそ、TPPは国益に叶うのです。なぜなら、TPPで生活を脅かされるのは、既得権益者ばかりだからです。』

この既得利権者とは、農業者などのことらしい。

 

 

外国から安い穀物が輸入されれば、市民は安い食料にありつける。

これは一片の真理ではある。

しかし、国家全体像を眺めれば、欺されたもののトンチキが隠されている。

 

日本の自動車労働者は、年収500万円で車を作る。

アメリカでは、金融破綻の前までは、自動車労連の労働者は、年収ざっと、1,000万である。

 安い穀物を輸入して、日本農業を喰えない産業にした。それで日本の第一次産業の従事者は、工場で自動車や家電製品を作らざるを得なくなった。安い日本産がアメリカの市場を席巻する。この絵柄を描いた者は、ユダヤ金融であったが、素人には見えない。日米の貿易摩擦にしか見えなかった。

 アメリカで作れば、1,000万円かかるモノが、日本に作らせれば、500万円でできる。その日本の労働者には、豚や牛や鶏にくれてやる、トウモロコシや出来損ないの、小麦をくれてやればよい。本当は粉屋の娘がどうのともいえる話もあるのだが、それは昔のこと。この話はコレマデ。

 

 アメリカ金融は、アジアとりわけ、東南アジアでは信用がない。アジア通貨危機を演出して、東南アジアの富を二束三文で買いたたこうとしたのが、アメリカ金融であった。であるから、ASEANでは滅法信用が無いのがアメリカである。

 

アメリカの金融ヤクザとアメリカ国を同一視して語れば、『雨にさからえば、水爆が落とされる』となる。

 しかし、如何に落ちぶれたとはいえ、アメリカは一応民主主義の体制のある国柄、米穀ヤクザ利権追求の、TPPに反対したところで、原爆など落とせはしない。このようにびくついているのは、東京裁判や原爆投下の脅しに震えているからか。たぶん御身は、公務員利権とか、大企業のご身分で安泰なればの、世迷い言なのだろう。現実の世界を見ずして、黴び臭い昔の本などばかりよんでいるとこうなってしまう。

 まさに、 『 財政再建や社会保障制度改革、環太平洋連携協定(TPP)参加問題な (※1) とアメポチの心情やかくやあらんと、偲ばれる。

 

 

 これほど米穀ヤクザの手羽先をつとめたのでは、エテ公の与謝野氏には、明日はない。落選が目に見えている。ならば、自分が地獄に堕ちるその道連れに、日本の政治も泥沼へ沈めようというのか。

 たがいに悪事を重ねて、罪科の沼にずぶずぶと沈む。菅と与謝野の抱き合い心中。これを『ズブズブの関係』とはよく謂った。

 

 早く、逝っちまえ。

 

 

 ネット・ブログに噛みつかれた、仙谷由人は今日逝く。

 罪名は、『尖閣を売ろうとした』だが、死刑執行人・自民の出した罪状は、『自衛隊を侮辱した』である。

 

 菅と与謝野の罪状は、『日本を米穀に売ろうとした』であるが

 

 さて、自民党の諸君のつける罪状や如何に。

 内閣不信任成立まで、民主党を分裂に持ち込めるのか。

それとも、波状攻撃で、菅直人の神経をズタボロにして、総辞職に追い込むのか。

 

民主党や、与謝野にコケにされた、たちあがれ日本の健闘を期待する。
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本日の話題の記事

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2011 01 13  与謝野氏、政権参加に意欲 「政治生命ささげる」 【共同】  (※1)

 

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酒を飲んだらオレ様が世界一だ~ 大トラだぞう。

 

 

取材ノートから:タイガーマスク /山形

 伊達直人の名前でランドセルなどを贈るタイガーマスク現象がこれほど急に広がるとは、びっくりした。世の中を明るくするニュースだが、かつて寄付をした時に嫌な経験をしたことがある▲東京都内の街頭募金で具体的な金額を要求されたり、財布を出すまでしつこくつきまとわれたことがある。インターネットから実名の寄付をした時は、その後もしばらく寄付を求めるダイレクトメールが送られてきた▲タイガーマスク現象がこれほど拡大しているのは、匿名ということも理由の一つだと思う。残念なことだが、人の善意を踏みにじる詐欺事件が後を絶たない。伊達直人に共感して寄付をする人が増えるだろうが、それを温かく受け入れる社会であってほしい。【湯浅聡】

 

 

知らない人は知らない。

これを知らぬが仏という。

 

最近はこれを、そんなのしらネエよ。ホットケよというらしい。

善意の行為だ。

たしかに、20万円の寄付行為は、その点は確かに非の打ち所がない、善意の天然色だ~っ

 

しかし、NHKをはじめとした、ニュースを装った、宣伝のコストは ン億円をはるかに超えるのだろう

パチンコをやらない人間には、何のことか解らない。

しかしパチンコ中毒者には、禁断症を悪化させる、強烈な覚せい剤になる

 

 20万円宣伝のコストは ン億円 < 全国のパチンコの売りあげ増  < 日本の民度の低さ

 

 

 

知らぬが仏なのか。

 

それとも、マスゴミよ、仏の顔も三度まで、なのか

 

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4 コメント

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怒りだけでは現実を変えられぬ。 (こってり)
2011-01-14 20:26:26

>この既得利権者とは、農業者などのことらしい。

医者も教師も、もちろん公務員は総て既得権益者ですね。
TPPは、農業に限らず、多方面の既得権益者の権益を侵すので、結果として日本が活性化します。
ただ、これらの既得権益者には、誰でも努力すれば成れるのです。
しかし、農民だけは、農地法の壁に遮られ、農家の縁者でない者は、努力しても容易には成れません。
これを特権階級と申します。
この特権階級が政府とつるんで、日本の食糧自給率を40パーセントに留めています。
誰もが自由に農業に参入出来るようになれば、少なくとも我が郷の耕作放棄地は私が農地に生まれ変わらせるように、都市近郊の耕作放棄地は甦り、裏作の作付け面積も増大します。
別に主たる収入源を持ち、半分趣味と奉仕で耕作するアマやセミプロ農民が増えれば、安くて安全な農産物の供給が増え、TPPにも充分対抗出来るでしょう。

TPPにも、勿論国益を損する条項も多々有るでしょうが、交渉してプラス・マイナスがゼロであれば、日米同盟を勘案して、条約を締結すべきです。

>TPPに反対したところで、原爆など落とせはしない。
雨と縁を切れば、中国や北朝鮮から核恫喝されても、誰も助けてくれません。
それでも、日本が要求に屈しなければ、本当に核ミサイルが飛んで来るかも知れません。
それが、例え東京湾に落ちても、日本は降伏するしかありません。
アメリカが日本に原爆を落すなどという、論理のすり替えはやめて頂きたい。

明治の指導者は、不平等条約に怒りながらも、隠忍自重して、日本を欧米と対等な強国をする努力を重ね、遂に不平等条約の撤廃を達成しました。
「雨の占領政策がけしからん!」と百万遍吼えても何の効果もありません。
核兵器を持てない我が日本国民が出来ることは、嫌でも雨のご機嫌をとりつつ、物質面と精神面の国力を蓄えながら、世界情勢の変化を辛抱強く待つしかないのです。

白村江の敗戦から、遣唐使の廃止まで約230年を要したように、歴史は短期間には変化しません。
まあ、中露が崩壊したり、日本国政府が秘密裏に水爆を開発出来たら、良いのですが・・・

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頭がまっしろ (左近尉)
2011-01-15 04:49:42
儂の古い友人が、
アメリカ大使館に数人でデモを仕掛けた。

邸内に突入して、非常階段を駆け上がり
『アメリカ粉砕』の垂れ幕をおろした。

一時拘束はされたが、殴られもしなかったという。


戦いとはこの様なモノ。


 戦えない理由など数え上げたならば、星の数ほどある。しかし戦う理由は、ひとつしかない。『儂はやむに、止まれぬ』よって、頭をまっ白にして戦う。


 こってり殿、貴重なご意見ありがとうございます。われらは真っ先かけて、日本を縛り付けるものと戦います。貴兄は、銃後にて貴重なご指導をこれからも賜りますように。m(_ _)mm(_ _)m
返信する
命懸けの活動 (こってり)
2011-01-15 12:33:16

私も銃後には居ませんよ。
古代の祭祀遺構を調査し、講演会などで遺構の存在を公表し、日本民族の歴史と精神を明らかにしようとしているNPO法人に参加し、活動しています。
私は、会員諸氏の中では、一番体力があるので、深い山中を掻き分けての単独探査を何度も敢行し、滑落してホームレスも真っ青な姿で電車に乗って帰ったこともあります。

或いは、知らずに廃墟群落に迷い込み、それでも恐怖心と戦いながら、調査を続けたこともあり、後で調べたら、其処に遺体が放置されていたことがあったそうです。

それでも遺跡探査を繰り返すのは、貴兄と同じ、止むに止まれぬ憂国の志があるからです。
明日は、会員諸氏と西宮市の広田神社に参拝し、天候次第では六甲山に向かう予定です。

例えTPPに参加せずとも、今後日本の社会は大きく変動し、既に多くの国民が荒波に揉まれているにも拘らず、農民だけは銃後でそれを見つめています。
TPPに参加すれば、農民を含めた全国民が変化の渦に巻き込まれます。
従って、私は農民の「参戦」を望んでいるのです。
後は、機会あるごとにTORA氏のブログにコメントしますので、どうぞお越し下さって、経験に裏打ちされた貴重なご意見を述べられ、出来得れば、TORA氏の兼業農家敵視の考えを翻して下さいますよう、期待しています。

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餌が命 (左近)
2011-05-28 09:46:35
我が家の猫には、儂は絶対に餌をくれない。

何故ならば、

この猫は、家人Aのペットなのだ。

よって、儂が抱こうとすると、爪をたてて引っ掻く。

なんとならば、儂から餌をもらったことが無い。


生き物は、理屈よりも、『餌』で生き様が決まってしまう。

米穀の家畜の餌を、有り難く喰らうヤツバラは、どのように装っても、米穀のポチの陥穽を出られない。
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