プリンス・オブ・ウェールズ (HMS Prince of Wales)撃沈
HMSとはHer Majesty's Shipの略で英国艦船の名前に冠される言葉・略号
太平洋戦争開戦直後の1941年12月10日、日本軍の上陸を阻止するため出撃したプリンス・オブ・ウェールズは日本海軍航空機（九六式陸攻、一式陸攻）の雷撃及び爆撃により、僚艦レパルスと共にマレー沖にて沈没した（マレー沖海戦）。出典：『ウィキペディア(Wikipedia)』
アメリカの金融艦隊の駆逐艦（destroyer）＜産業資本の破壊者＞は全艦退役した。かの有名なるリーマン号（リーマン・ブラザーズ）は、北欧戦線と南太平洋会戦おいて被弾し、遂には朝鮮半島の済州島沖で謎の長距離魚雷により、撃沈された。2028年9月15日のことである。などと、左近尉艦長宜しく近未来小説風に描いてゆこうと思いましたがどうも、乗ってきません。実際のリーマン (Lehman Brothers)は2008年9月15日に連邦倒産法第11章（日本で言えば民事再生法のようなモノ）の適用を連邦裁判所に申請し倒産しています。これが世界を股に掛けて荒らし回り、海賊船宜しく産業資本を食い物にして、それらの企業を家畜のように隷属させようとした謂わば海賊達の終章でした。象徴的な、記念碑的な出来事でした。 色つき文字はクリックするとWikipediaが開きます。
ベア・スターンズ（Bear Stearns）は、サブプライム問題の渦中で経営が行き詰まり、同業のJPモルガン・チェースに買収されました。2008年の5月30日のことで、前出のリーマン号の沈没の3ヶ月あまり前でした。南国の常夏の楽園沖の、返済不能岩礁の浅瀬に無理に操艦したためで、座礁は自然の成り行きでした。
ゴールドマン・サックスは、ポールソン（Henry Merritt "Hank" Paulson）元CEOが政府の中央担当長官に就任していたため、厚情を得て銀行持ち株会社に急遽移行し難を逃れまています。
モルガン・スタンレーは三菱UFJフィナンシャル・グループ（MUFG）と資本提携し、離礁しました。
メリルリンチは2009年1月1日、バンク・オブ・アメリカによる買収がやっと完了しました。
これらすべての投資銀行艦隊は、推進燃料をサブプライム等の将来は必ず目詰まりする粗悪品を使用していたために、メーンエンジンが機能破綻してしまったのです。代わって大量に注入されたのはFRB謹製の基軸通貨ドルでした。これは殆どがメガバンクがFRBから借り入れたもので、金利も殆どゼロに近いので塩漬け燃料とも謂えるものです。
訳知りの一端（いっぱし）の経済評論家が、『貨幣の大量増刷はインフレを引き起こす。』とかおっしゃいますが、「国際金融資本の欠損の穴埋めのための大量増刷」は使用目的が限定されているために、決して一般流通経済のインフレには繋がりません。どちらかというと一般の産業経済は、是等の海賊金融に成されるままに、利を毟られた訳ですから、デフレになっています。日本は特殊な文化をもつ社会なので、企業は何世代にもわたって存続することが前提になっています。中には千年以上も引き続いて事業を継続している会社もあります。 ところが欧米の企業は一つのゲーム（収穫物・獲物）毎に、船団が建造されて役目が終われば、この事業体は解散されます。 このリーマン倒産により象徴される『百年に一度の経済危機』は海賊船団の謂わば解団式なのでしょうか。儲けは既に、それぞれの海賊船の乗組員に分配済みです。彼等はそのお宝を南国の常夏の楽園の熱い砂の下に隠匿してしまいました。
アメリカのサブプライム艦隊は全艦目出度く、本来の自由金融市場破壊の任を解かれて退役しました。
UBS（ユービーエス）（Union Bank of Switzerland）も金融破綻して自国つまり、スイスの中央銀行より直接の資金注入を受けました。平たく言えば国営金融機関になったわけです。
本日は日本に取っては屈辱の記念日です。東京湾上の米戦艦ミズーリ号の甲板で降伏文書の調印式が行われた日から、既に60有余年が経ちました。
以下は、 時事ドットコムの記事です。
http://www.jiji.com/jc/v?p=vs_end-of-pacific-war21
▼戦艦ミズーリ艦上での降伏文書調印式 日本がポツダム宣言を受諾した２週間後の１９４５（昭和２０）年８月２８日、米軍の第一次進駐部隊が神奈川県の厚木飛行場に着陸した。２日後には連合国最高司令官として占領地である日本の最高権力者となった米国のダグラス・マッカーサー元帥が厚木飛行場に降り立った。９月２日には東京湾上の米戦艦ミズーリ号の甲板で降伏文書の調印式が行われた。日本側の全権団は重光葵外相、梅津美治郎参謀総長らで、これを迎えたマッカーサー元帥は「相互不信や憎悪を超え、自由、寛容、正義を志す世界の出現を期待する」との演説で終戦を宣言した。降伏文書が調印されたことにより、足かけ５年にわたる太平洋戦争は公式に終了した。以後、５１（昭和２６）年９月の対日講和条約調印まで、日本は連合国の占領下に置かれることになった。
戦艦ミズーリ
このときのマッカーサーの言葉には当然裏がありました。それは接収した第一生命ビル内の執務室から出される様々な指令を検証すれば、納得できます。＜相互不信と憎悪＞のもたらした結果が、東京裁判でした。＜自由＞に政治家達は操作されて、国際法（陸戦の法規慣例に関する条約）に違反した憲法改定がすすめられました。＜不寛容＞とは報道の検閲と、学校教育の支配です。原爆と大都市への無差別攻撃で、悪魔の名声を手に入れた米軍はそれ以後半世紀以上にわたり、世界の正義を踏みにじり続けました。国際法には戦勝国は相手国の基本法をみだりに変更してはならないという決まりがあったのです。ですから当初はこの憲法はすべて日本人の主体性により制定されたものとの偽装が成されていました。最近はこのメッキがボロボロに剥がれて占領軍押しつけ憲法の地金がむき出しです。
＜パリは燃えずに東京は焼け野原＞http://blog.goo.ne.jp/wagasato/e/d4bac26e7e89edd33ebd658ce4a0f175
にも登場しましたが、自由フランス軍第2機甲師団を指揮して進軍、ドイツ軍司令官コルティッツ将軍を降伏させた、仏のルクレール将軍もこの調印式に参列していました。
ミズーリ号の 満載：53,000トンは、戦艦大和の 満載 72,809トンに比べればずいぶんと小振りです。それは
＜アメリカ海軍戦力＞
http://blog.goo.ne.jp/wagasato/e/54f691a4effe43283cdcc2e75da7e0e9
でも紹介しましたが、戦艦は飛行機や潜水艦の攻撃には弱いことが、実戦で明らかになったために、大和級の戦艦は建造が中止されたためでした。
日本の金融艦隊も小鼠宰相コイズミ氏の外資艦隊＜引き込み＞超弩級作戦(城内実氏当選おめでとう 小泉・竹中構造改革の真実を追及して欲しい。)により、山一證券号はキングストン弁を無理矢理開けられ『自沈』し、足利銀行なども危うく、外資艦隊に身売りされるところでした。そのような太平洋後世会戦で謎の紺碧の艦隊の出撃により、幾つかの日本金融艦船は戦闘海域から離脱に成功したのです。
アメリカの無敵艦隊の主力艦、バンカメ戦艦(バンク・オブ・アメリカ) やシティ空母(シティバンク )は、基軸通貨発行権のシニョリッジ効果により空中飛行艦隊として現在は機能しているかに見えます。でも何時までこの不思議な呪文の効果が続くのでしょうか。実体的な産業経済は疲弊し内部は鬆（す）だらけです。アメリカの代表的な自動車会社GMもリーマン沈没の余波を喰らって破綻しました。アメリカでは弱電気産業は既に壊滅しています。これと同じようなことが自動車産業にも隅々にまで波及するのでしょうか。
シニョリッジ
＜http://note.masm.jp/%A5%B7%A5%CB%A5%E7%A5%EA%A5%C3%A5%B8/＞
●「地球防衛軍艦隊 宇宙空母」をノンスケールで
再現したプラスチックモデル組立キット
●地球防衛軍艦隊の主力空母として、アンドロメダ
や主力艦隊などとその中心になって活躍する
●前部は主力戦艦とほとんど同じ武装を搭載するが、
後部が飛行甲板となっており飛行機が着艦する事ができます
●この「地球防衛軍艦隊 宇宙空母」を再現しました
●コスモタイガー×3機が付属
●ディスプレイ用ベースが付属
＜http://www.ms-plus.com/search.asp?id=12597＞
主に第二次世界大戦を扱った戦記物や小説などで「キングストン弁を開けて船(艦)を自沈させる」との記述が見られるが、航海中はもちろん停泊時も動力を使用する場合は開けておく必要があったので「自沈専用の弁」というのは誤解である。弁体や配管を破壊して浸水させることは実際に行われたが、軍艦は水密区画で仕切られているため、浸水だけで沈めることは難しく、主に爆薬が使用されている。 『ウィキペディア（Wikipedia）』抄出記事中に漫画的記述が混じるのは、作戦秘匿の為で実際の組織を五里霧中にするためカナ？
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