goo blog サービス終了のお知らせ 

そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

子規の一句と時候(2017/07/20)

2017年07月20日 | 日めくり帖

2017/07/20

「土用干や裸になって旅ころも(M26)」
「土用頃衣類や書画を干すことを土用干しとぞ言い慣わすぞ()」
「特別に書籍干すこと『曝書』なる季語もありたり使ってみんか()」
「旅人が土用干しすりゃ裸にとならずばえまい旅は楽しい()」
「窓辺にて本を積ん読曝書かな(隆夫)」
「土用には梅干し作る目安らし二十日前後に土用に入る(約18日間『土用入りの梅干し』)」
「わぎもこのはだのつめたき土用かな(草城)」


日野原さんの言葉

2017年07月19日 | 挽歌もどき

2017/07/19

「成功はもう一回を試すこと諦めたれば成功はなし()」
「夢による幸せなどは儚くて失敗だとか病で崩る()」
「病でもこころの幸福えるために生き甲斐を持ち生き抜くことだ
 (生き甲斐は徹底的に自分を大事にすること)」

「われわれの体は土でできておりそのうち土の器に還る()」
「われわれが土の器に入れるものはかりしれない宝であらん()」
「老いた身の一番の不幸は孤独なり避けるためには未知恐れるな()」
「新たなる環境などに身を投げば違う細胞活動始む()」
「幸福を誰も望んで敏感も実感するに鈍感である()」
「習慣の意義に配慮をしたる者あとの実りも大きくならん()」


日野原さん逝く

2017年07月19日 | 挽歌もどき

2017/07/19

「日野原さん百五歳にて逝きたまう呼吸不全と言うことらしい(7/18)」
「日航機『よど号』事件で乗客に日野原さんは人質になる(昭和45年に発生、それ以降人生変わると)」
「内科医として色々と改革を実践をして普及を図る()」
「メディアとか著作などでも活躍し衰え知らずも終わらない死を()」
「百歳を越えて現役医師として活躍をして命を燃えさす()」
「そのうちに日野原さんの著作にも目を通しては参考にせん()」


万葉〜岡部弘彦(1)

2017年07月18日 |  / 万葉集

2017/07/18

「日本の叙情の源ミナモト万葉と深く読み込み実感を知れ
 (現代の軽躁な言葉、乾いた心の時代に万葉集は美しい感情や深い思索を与えてくれる)」
「第1章-1 万葉人の思いをうけとめる(八人の歌人と東歌、防人歌の紹介)」
「岡野氏は折口、武田の師について万葉集を学びたるとか
 (二人では、万葉集の読み方まで違う)」
「折口は常にいいたり歌の持つ生活実感感じて読めと()」
「この時代平かな等の日本語はなくて表現みな漢字なり()」
「漢字にて表現するに工夫あり平安初期までややこしかった
 (漢字の音を借りた音仮名
 /漢字の訓を借りた訓仮名
 /十六シシ、八十一ククという戯訓的読み
 /漢語の意味を生かした女郎花ヲミナヘシ、古昔イニシヘ
 /漢語をそのまま利用した力士、功等
 /上代特殊仮名遣い:エ,キ,ケ,コ,ソ,ト,ノ,ヒ,ヘ,ミ,メ,ヨ,ロという13音
 /上代特殊仮名遣いは音的にも二種類に使い分けし、漢字も甲・乙二類に分けられていた)」
「第1章-2 万葉人の思いをうけとめる(万葉の人は対象大袈裟によりよき形で表現したり)」
「飛鳥川ひつつ行く水の間も無くも思はゆるかも(斉明天皇紀歌謡118)」
「上の句は『間も無くも』へと導ける序詞なりと解説にあり(『あの飛鳥川が水を湛えてみなぎって流れる』ようにと続く)」
「第1章-3  万葉人の思いをうけとめる(歌なるはその原点に祝福や祈り・鎮魂横たわれると)」
「挽歌にも復活願う歌のあり後は荒びや祟らずを乞う()」
「第1章-4  万葉人の思いをうけとめる(生きた形で万葉歌を立ち上がらせる)」
「万葉は人の個性の現れる時期でありたり細かく見よう()」
「好きな歌覚えて声に出して読み万葉の地へ足も運べよ()」
「横たわる歌も声だし読みたればやがて目の前立ち上がりたり()」