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そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

笑う子規~象

2015年02月09日 | 日めくり帖

2015/02/09

「春風や象引いて行く町の中(子規)」

「上野では動物園に象がいる町中引くはこの象なるや()」

「夏もダメ秋冬まして似合わない象歩くのは春しかあらず()」

「ひょっとしてサーカスの象歩けるや際どいけれど似合いたる絵か()」


漂流郵便局

2015年02月08日 | 日めくり帖

2015/02/08

「受取手ない伝言を受け止める郵便局が瀬戸内にあり()」

「瀬戸内の栗島にては流れ着く漂流物としての手紙が(『漂流郵便局』と言う名前で局留めで受信。定期的に展示。)」

「いかりやの長介さんは親父から『おい、見たぞ』という短き電話()」

「亡き父にまた『見たぞ』って電話くれいかりやさんならかく言われるか()」

「深海のポストに投函された文回収もされ配達される(南紀すさみ湾穂積島付近の海底にある世界一低いポスト)」

「ダイバーの郵便局員回収に毎日潜る海底ポスト()」

「現し世と異界をつなぐ郵便は一方的もありうる世界(言いたいことをいって本人が慰められればよい)」


沙翁のソネット#01 ~#07

2015年02月07日 |  /シェイクスピア

2015/02/07

「出し惜しみしながら浪費する君は大食の罪犯して墓へ(#1)」

「美しいわが子を持てば決算で投資の意味は認められたり(#2 この頃は40才で老人?)」

「もし人に忘れられたる生きざまを望めば一人で死にゆきなさい(#3)」

「君の美は投資をしたら意味がありあなたの遺志も執行される(#4)」

「残酷な時は精気を奪いたり夏のあいだに香水残せ(#5)」

「あまりにも美しい君意地はらず蛆虫だけは後継ぎにすな(#6)」

「立ち昇る陽は敬えど沈む陽はそっぽ向かれて誰も見向かぬ(#7 息子を持たない限り)」


立春・春風

2015年02月06日 | 日めくり帖

2015/02/06

「毎年よ彼岸の入に寒いのは(子規)」

「立春に満月みたり未年ヒツジドシ()」

「春風にこぼれて赤し歯磨粉(子規)」

「チューブにと入っていても歯磨粉()」

「赤いのはなんの成分入りたるや子規が使いし赤の歯磨粉()」

「春風にこぼれて赤し歯磨粉それも飛ばせる次の一風()」

「歯を磨く朝から吹ける春風は気まぐれで吹く気圧配置か()」

「山の神フリフリすれば歯磨きもまだまだ出ると一ヶ月置く(私は使っていないが)」