そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

北杜夫さん逝く

2011年10月27日 | 挽歌もどき
10/27
「訃報ありどくとるマンボウ死にたるとやはり残念彼が死ぬのは(享年84才)」
「その娘ユキだかユカも読みたるもやはり親父にゃ及ばないかな
(サントリーの宣伝部に勤めておりマカ娘などと自称)」
「文体もコセコセせずにゆったりで抒情はあるが緊迫がなし(読み方が不味いかも)」
「朋友の辻さん書ける『銀杏…』読みいま文体に引き込まれおり()」
「北杜夫近くで読むは四冊の親父茂吉の伝記書けるを()」
「北区なる市の図書館は三冊を揃えていたが四冊目なし(長田区のものを借りたのだったか)」
「芥川受賞作なる『夜と霧…』一度読んだが再読するか()」
「躁鬱を売りにしたるもどこまでが本当か嘘かよくわからない()」
「躁のとき大博打する株式のその話など読んではいない()」
「快母なる輝子さんとの旅日記図書館などでチョイ読みするか()」
「最近にまじめな作を出しおるかもしあるのなら読んでもみたい()」
「()」
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万葉集#10.2328-10.2329

2011年10月26日 |  / 万葉集
10/26
「来て見べき人もあらなくに我家ワギヘなる梅の初花散りぬともよし (#10.2328)」
「来ては見る人もいなけれわが庭の梅の初花散ってもよけれ()」

「雪寒み咲きには咲かず梅の花よしこの頃はさてもあるがね (#10.2329)」
「雪寒いどんどん咲かない梅の花まあこの頃はそんなものかな()」

「()」「()」
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万葉集#10.2325-10.2327

2011年10月25日 |  / 万葉集
10/25
「誰が園の梅の花そも久かたの清き月夜にここだ散りくる
(花を詠める #10.2325)」
「誰の庭梅の花かな久しぶり清い月夜にここに散りくる()」

「梅の花まづ咲く枝を手折りてば苞ツトと名付けてよそへてむかも (花を詠める #10.2326)」
「梅の花まず咲く枝を手折りてはお土産ですとあなたのもとへ()」

「誰が園の梅にかありけむここだくも咲きにけるかも見が欲るまでに (花を詠める #10.2327)」
「誰が庭か梅であろうか満開に咲いていますよ見たく思わす()」
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万葉集#10.2322-10.2324

2011年10月24日 |  / 万葉集
10/24
「はなはだも降らぬ雪ゆゑここだくも天アマのみ空は曇らひにつつ (#10.2322)」
「そんなにも降らない雪もここいらは天空雲でおおわれてきた()」

「我が背子を今か今かと出で見れば沫雪降れり庭もほどろに (#10.2323)」
「わが夫今か今かと出てみたら粉雪が降る庭もまだらに()」

「あしひきの山に白きは我が屋戸に昨日の夕へ降りし雪かも (#10.2324)」
「あしひきの山に白いはわが家に昨日の夕べ降った雪かも()」
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万葉集#10.2319-10.2321

2011年10月23日 |  / 万葉集
10/23
「夕されば衣手寒く高圓タカマドの山の木ごとに雪ぞ降りける (#10.2319)」
「夕なれば衣手寒く高円山の木個々に雪が降ります()」

「我が袖に降りつる雪も流れゆきて妹が手本にい行き触れぬか (#10.2320)」
「わが袖に降りくる雪が流れては妻の手元にいって触れぬか()」

「沫雪は今日はな降りそ白妙の衣手干さむ人もあらなくに (#10.2321)」
「粉雪よ今日は降るなよ白妙の衣手干せる人あるだろに()」
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