そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

万葉集#10.2292-10.2294

2011年10月15日 |  / 万葉集
10/15
「秋津野アキヅヌの尾花刈り添へ秋萩の花を葺かさね君が借廬に (#10.2292)」
「秋津野の尾花を刈って秋萩を葺き重ねては君の仮庵に()」

「咲きぬとも知らずしあらば黙モダもあらむこの秋萩を見せつつもとな (#10.2293)」
「咲いたとは知らないならばしかたないこんな秋萩見せつけておき()」

「秋されば雁飛び越ゆる龍田山立ちても居ても君をしぞ思ふ (山に寄す #10.2294)」
「秋来れば雁飛び越える龍田山そわそわしたる君を思って()」
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万葉集#10.2289-10.2291

2011年10月15日 |  / 万葉集
10/15
「藤原の古りにし里の秋萩は咲きて散りにき君待ちかねて (#10.2289)」
「藤原の古里に咲く秋萩は咲いては散るよ君来ないから()」

「秋萩を散り過ぎぬべみ手折り持ち見れども寂(さぶ)し君にしあらねば (#10.2290)」
「秋萩が散るからといい手折り持ち見て寂しいかりみたく()」

「朝咲き夕へは消ぬる月草の消ぬべき恋も吾はするかも (#10.2291)」
「朝に咲き夕べに消える月草のそんなはかない恋してるかも()」
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