2020/11/16
「昼過ぎに三宮へと買い物に暑い日となり上着を脱げる
[シーパス、シルバーパスを使って大回りした。料金比較の結果コスパで谷上の勝ち
350+110+110=570〈2*(240+140)=760][日記]」
「あとで知る暖かくなり春越してほとんど夏の暑さであった
[インディアンサマー、小夏日和][日記]」
「短冊の台を求めて富士商会思い通りのものはなかった
[\1,067._だったが、長沢では\640._/台もした。][日記]」
「永井さん『女帝の歴史云々』を完読したりメモ取りながら
[資料の読み方がうまいと関心も、ちょっと違うとこもありそうだ][読書]」
2020/11/16
「日常のごくありふれた事や景おもしろがって詠んでみましょう[][短歌]」
「日常に眼にしているを歌材とし思わぬものの揺れを歌えよ[][短歌]」
「俳句とは認識をする詩型だと短歌は抒情のべる詩型と[][短歌]」
「ポエットは発見なりし発見は常識捨てて見つめ直せと[][短歌]」
「大きなる景詠うよりときにより小さな具体詠ってみよう[][短歌]」
「安易なる形容詞など使わずに小さな具体で代弁させよ[][短歌]」
「悲しいや寂しいという形容詞禁忌となして歌をつくれよ
[形容詞は最大公約数で個々の具体ではない][短歌]」
「言葉にて説明すればわかること歌にしないを基本としたい[あくまでもこころ][短歌]」
「写生とは正岡子規に始まれるアララギ派にて理念とされる[][短歌]」
「写生なる定義は歌人で様々で微妙に違う対比するべし
[子規、茂吉、佐太郎、永田][短歌]」
「属性の一点だけを取出してあとは表現の外に追い出す
[写生とは暴力的行為][短歌]」
「念いれず駄目は押さない表現は単純なれど奥は深けり
[重みがあって純粋度の高い宝石みたい][短歌]」
「念いれぬためには読者を信用し言わずも読んでくれると思え[][短歌]」
「結句にて言い過ぎるとか感想を押し付けるのは不信のなせる[][短歌]」
「単純化するにひとつの手段かな枕詞もときに有効[][短歌]」
「塚本は近代短歌に否(ノン)をいい前衛短歌推進したり[短歌に虚構を持ち込んだ][短歌]」
「『赤光』に改選版のあるという平板であり改悪という[永田の意見][短歌]」
「推敲はすればするほど平板でつまらなくなること往々にあり[][短歌]」
「近松も芸には虚実あるという歌も同じで虚実が基本
[虚にして虚にあらず、実にして実にあらず][短歌]」
「虚を言うてはじめて見える実もある想像力の喚起必要
[実を最優先する必要はない][短歌]」
「機会詠古典和歌にはなかりけり事件・出来事歌に仕立てよ[][短歌]」
「機会詠詠うときにはそのことの枠から出でて吾を押し出せ
[1.枠組みから遠ざかる/2.画面の隅を見る][短歌]」
「機会詠詠うは歴史に参加する自分の感覚歴史に刻め[][短歌]」
「ユーモアを歌に持ち込みにやけさせ読者の肩のこわばりほぐせ[][短歌]」
「短歌とは三十一文字で五句仕立て失敗作は結句に多い[][短歌]」
「結句病オチをつけたる病なり言いさしでよし愛想はしない[][短歌]」
「倒置法・体言止めは修辞的兄弟のやう関係にあり[][短歌]」
「倒置では強調するを逆転し衝撃・期待の効果を狙う[][短歌]」
「体言で止めるはこれという言葉最後に置いて言いさし終わる[][短歌]」
「念押しを遣り過ぎるのは煩わしいじましささえ出ると思えよ[][短歌]」
「短歌では初句はいつでも唐突も穏やかなるか激しくいくか
[たまに冒険して激しくいってみるのも手である][短歌]」
「字余りの破調の歌をつくるにはエイヤという覚悟の要りし
[だらだらの歌は乱調][短歌]」
「字たらずの破調はさらに覚悟いる狙いに不安リズムに出して
[リズムを崩したりする][短歌]」
「偶然にリズムによって破調にと推敲によりどちら選ぶか
[正調に戻すか選択する][短歌]」
「短歌とは説明嫌う詩型だが制限救う詞書あり[][短歌]」
「詞書き多すぎるのは煩わし歌読むリズム損ないかねん
[詞書を読んでいると歌の鑑賞がおろそかになる][短歌]」
「辞といえる助詞・助動詞の大切さ一首の歌を左右するかも[][短歌]」
「推敲に『て』『に』『を』『は』選ぶ工程を組み込み歌を磨きあげれよ[][短歌]」
「なんどでも口の端に歌のせて立ち上がり方検討をせよ
[言葉の浮き上がり方もチェック][短歌]」
「慣用句短歌の敵でありたるも逆襲される歌を作れよ
[手垢のついた慣用句は厳禁。逆手をとる気構えで][短歌]」
「短歌へと俗語もちこむ危険性慣用表現使うも同じ[][短歌]」
「短歌には雅語が基本も俗語など上手く使えば迫力の歌[][短歌]」
「この永田口語短歌は応用で基本はやはり文語であると[][短歌]」
「口語とか文語を選ぶ基準なし勘や語感や律や場による[][短歌]」
「『プーさんの鼻』に明るさあるけれど悲しい歌集と永田はいえり[][短歌]」
「鮮度いい言葉なにかは言いがたしただ実感のある言葉とぞ
[エイヤッと使ってしまえ][短歌]」
「ちょっと箍タガ緩めばすぐに歩き出すそんな言葉はエイヤッと使え
[この辺は、オノマトペと同じ][短歌]」
「短歌には物名・折句と昔から言葉遊びの領域もあり[回文短歌は難しい][短歌]」
「漢字とは関わり深く意味や読み言葉遊びの要素のありぬ[][短歌]」
「初心者に多い失敗擬人法多用をしたる悪弊がある[][短歌]」
「リフレイン同じ言葉のくりかえし韻と律とに効果のありし[][短歌]」
「ときによりリフレインにて窮屈な歌意に穴開けゆとりのできる[][短歌]」
「オノマトペ未生以前の感情を無理に引き出す装置でありぬ[][短歌]」
「アララギは比喩表現を嫌いしも一方的な否定は疑問[][短歌]」
「感情を比喩で詠うは理知が入り概念歌にと陥りやすい
[ストイックな島木赤彦は厳しかった][短歌]」
「『XはYのごとし』は直喩なり隠喩はX省く表現[][短歌]」
「類似にて比喩が成り立つわけでなく比喩が類似を成立させる
[『レトリック感覚』の著者佐藤信夫氏の説][短歌]」
「XとYと類似で繋ぐより意外で繋ぐ工夫をしよう[][短歌]」
「『比喩なるはブーメランなり』この比喩の類似性とはいかなるものか
[][短歌]」「『無い無い』としつこく言われ無いものをくっきりさせる否定の効果[][短歌]」
「否定にて『花も紅葉もない』というそのないものがくっきり浮かぶ[][短歌]」
「反語には直に結論いうだけで出ない膨らみ獲ること多い[][短歌]」
「〈X〉と〈反X〉揺れの中その共鳴が詩の現場なり[][短歌]」
「子規のやる短歌革新蹴散らかす和歌が使いし古典技法を
[枕詞、序詞、掛詞、本歌取りなど][短歌]」
「喧嘩売る子規の常道うわべでは全面否定してはいるけど[][短歌]」
「ある言葉呼び出すための装置なり作者・読者の共同性を
[枕詞は、共同性を生み出す役目][短歌]」
「短歌では意味を希薄に情感を引き出すことが大切である
[枕詞は、歌をしみじみと音感や韻律、
あるいは皮膚感覚で感じる仕掛けかもしれない][短歌]」
「序詞は主想の一部導くにそれを修飾する語句である
[二句以上、七音節以上からなる][短歌]」
「『馬追いの髭の』の語句が序詞で『そよろ』導く働きをせり[][短歌]」
「古典的和歌の技法も先人の血の汗にじむ努力としたい
[類型からの脱出に努力したであろう][短歌]」
「本歌取り俊成・定家本家なり色々細かくルールを規定[][短歌]」
「塚本も断言癖を発揮して本歌取りなき歌はないとぞ[][短歌]」
「本歌取りあまり厳しく考えず引用したと軽き気持ちで[][短歌]」
「引用が自分に出せぬ複雑さ重層性を出せば成功[][短歌]」
「今風に言えば本歌は味付けかかくし味にと作用をさせよ[][短歌]」
「歌の中数詞があるは目立ちたり与謝野晶子は数詞を好む[][短歌]」
「目立つから特にならびに注意せよ『三つ四つ二つ』人それぞれか[][短歌]」
「『一』のつく歌が多いが気になれる虚辞で使うな工夫を凝らせ[][短歌]」
「ふりがなをルビを振るとはいうけれど興ざめのするルビ多い歌[][短歌]」
「ルビ振るに意識的なる歌人あり島田修三アクロバティック[][短歌]」
「歌詠みの仕事は歌をつくるより歌読みになり歌残すこと
[永田和宏の本音の歌
『歌の下手な歌人はいいが歌の読めぬ歌人は悪 と、言いて降壇』][短歌]」
「馬場あき子歌の鑑賞奥深し量の坩堝に光るを探せと[][短歌]」
「良い歌を口端にのせて歌うべしさらに覚えて広げなさいと[私は覚えるのは苦手][短歌]」
「結社とは歌をつくるは二の次で歌の読み方教える場なり
[歌の読み方鍛える場でもある][短歌]」
「一首だけ独り立ちして読まれるは今は少なしまとめて読もう[][短歌]」
「まとまった歌の配列おもしろい並びの妙を楽しんでいけ[][短歌]」
「歌仙まく上句と下句お互いに歌いて継げる三十六句
[連歌で昔は百韻連歌なども巻かれたという][短歌]」
「『赤光』は初版と改版二つあり歌の順番大きく触る
[永田は初版を良いといっている][短歌]」
「歌詠みは一首で勝負できないと駄作の中に残るを期待[][短歌]」
「歌会は『歌読む』ための会にせよ議論の中で立ち上がるがよし
[好きな歌、一言いいたい歌を俎上に上げる][短歌]」
「先人の残した歌集読むことはとりもなおさず作歌の基本
[読んで写す。今のままでいいや‼️][短歌]」
「『継続は力である』という言葉もはや自家薬籠中にあると思わん[][短歌]」
「永田氏はかけがいのない本として自分史・句集、親の残せし[][短歌]」