2017/03/06
「芹薺ナズナ汽車道越えて三河島(M35)」
「七草の言葉続きが汽車道にその先にある三河島かな()」
「根岸から散策に出て見たままを淡々と詠む雰囲気のあり()」
「虫動き寒い北風温かくなってきたりて窓開くなり(『北窓開く』)」
「窓開くこれも季語なり窓開けるたったそれだけ繊細なりし()」
「北風を開け父の顔母の顔(阿波野青畝)」
「声明のきこゆる如き谷間にショウジョウバカマ花つけいたり(鳥海明子)」
「タンポポのような花にて紅紫の花をつけおるショウジョウバカマは(『希望』)」