暇つぶし日記

思いつくままに記してみよう

Woody Show / Moontrane Muse 5472 Dec. 1974

2005年04月03日 22時54分50秒 | ジャズ


あまりにもポカポカといい天気だから今日日曜日の朝かみさんが車で海岸まで連れてけと私に御下命なさる。 私も先週一緒に20km弱歩いたのだから、今日も汗ばむだろうけど一緒に行ってもいいんだけどなあ、と思ったんだけど12時から射撃大会があるので御指示のとおり20分ほど車で走って海岸付近の砂丘、といっても低い潅木が幅1kmぐらいで高低差30mぐらいの緑地、丘陵を作っていて車は入れなくしてあるので遊歩とサイクリングには最適でこういう丘陵地が200kmぐらいは続いているんじゃなかろうか。 毎年水際の砂地を3日ぐらいで50km以上歩く催しがあるくらいだが、自分としては丘陵地帯はいいけれど面白みもなんともなさそうな水際をてくてく歩くのは、、、、、。 まあ、それはそれ、楽しみがあるのだろう。15kmぐらい歩くと森鴎外が泊まった有名なホテルが海沿いにあり、今日当たりはそのへんのビーチでははもうビキニやヌーディストでいっぱいなのかもしれない。かみさん、そこまで歩いて市電に乗り中央駅からバスか電車で夕方戻ってくるのだろう。

それで、そのあと車で射撃クラブまで40分はあるので上記CDをカーステレオに放り込んで誰にはばかる事も無く音量を上げる。何年か前2枚ぐみで 

WOODY show SOLID BGM 74321 610792  というのを見つけた。
けれどこれはもともと3枚のLPを2枚のCDに放り込んだものだそうで CDの1枚目に

The Moontrance Dec. 1974 Muse CD 5472 の7曲とImagination June 1987 Muse CD 5338 の「あなたと夜と音楽と」
 
2枚目には
The Solid Mar. 1986 Muse CD 5329 の5曲とImagination June 1987 Muse CD 5338 から5曲となっており何回か聴いたけど、大抵は1枚目を聴く事になっている。

高速を飛ばしながら The Moontrance を聴いていると、いいなあ70年代だなあ、それにNYだなあ、と思ってしまう。 根拠は別に無い。 アンサンブル、リズム、テンポがそういう風に思わせるのかもしれない。録音も考慮のうちに入ってるのだろう。それにこのアルバムはショーと共演者の作品で出来ており、Rosewoodほどではないもののオーケストレーションというのかアンサンブルというのか丁寧な音の層が有機的に作られていて私には彼らの音の嗜好が誠に好ましく思う。 なぜかしらねど、ああ、70年代だなあ、NYだなあ、である。 わけもないのに。

2曲目はトロンボーン奏者のS.Turre作曲、Sanyas。大きなドラの音ではじまり、セシルマクビーのベースが続き、おなじみの主題が始まるが、節回しにしろ、ドラといい、なにか中国的なものを入れてやれ、というような意図があるんではないか。 この思いつき他愛ないし、また、邪推でもあるのだが、誰か明らかにしてくれないものか。閑話休題、私の好ましいMc,Macはマクビーb。、レネ、ジャッキーマクリーンas.、ケンマッキンタイアas.、マクブライトb.、マクローリンg.,マッケンナp.テオマセロ、マッキャンp。、チャーリーマクファーソンas.,カーメンマクレ-vo.、、、こんなものかな。

それにもう一つオーケストレーションで録音のせいなのかフルートのひびきのせいなのか、ああ、またMcだ、スティ-ブマックィ-ンの映画でブリットというのがあってフォードムスタングでサンフランシスコを走り回る、憂愁のただよう刑事ものだったんだけどラロシフリンなんかが作ったその中に出てきそうな音のような感じがあるんだね。ダ-ティーハリーのバックグラウンドミュージックもちょっと似てるのかな、おもいつきだけど。

天気がいいからみなポルシェやカルマンギヤなんかのオープンカーが私の横を通り過ぎて行くのを見るとそんな感じがする。私は今年初めてエアコンをつけながら窓を締め切ってボリュ-ムを上げて聴いているのだ。

4曲目、Katrina Ballerina というのはショーの作だけどずっとカテリーナバレンテだと思っていた。ばかな思い違いだ。私達の年代では昔、カテリーナバレンテというどこの国の女性歌手だろうか、もう大分前ドイツテレビ局の歌謡バレエティー番組に出ていたのを見た記憶があるが、ドイツ人なのかスペイン人なのか理知的な美貌で何ヶ国語でも歌い、日本語でも歌って来日したんではなかろうか。埒も無いはなしだが、ショーの作とは何も関係がなさそうだ。 これはワルツ仕立てである。ふと思ったのだけどフレデイーハバードとショーの音の違いについてだけど、何か、ショーの方は自分の節回しはバップに拘泥せず自分の歌を歌っていて、フレデイーの方はマッチョにハードバップを一生懸命やってる感じがするのだけど、これはハバードを聞き込んでいないものの思いだろうか。ハンコックの処女航海なんかハバード氏いいんだけどそれでもハ氏のリーダーアルバムが私の手元に無いのはどうしてなんだろうか。 ラッパの張り、とか押し、とか音の大きさはハ氏のほうがありそうだけど、、、。

とボーっと物思いにふけりながら緑地のはずれの射撃場について車を停める。 さて、残りは帰りに聴く事にしよう。




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