去年の9月の中ごろにデザートに使ったフランボーズ(フランボワーズ(仏)、ラズベリー(英)、ヨーロッパキイチゴ(和))の写真を日記に載せているから、このキイチゴの季節は長いようだけれど、今年は6月1日に最初に赤い実がうちの庭の葎に確認された。
http://blogs.yahoo.co.jp/vogelpoepjp/59701348.html
今日から6月に入って、テレビの天気予報では5月の統計が言われていた。 今年の5月はこの300年来の上天気で、日照時間は平年の3倍ほど、したがって降水量は平年の約60%程度だったらしい。 だから草花の開花、成熟が半月から一ヶ月早いようだ。
毎年フランボーズは赤から赤紫になるのを待って時々に摘んではデザートに使うのだが、そういえばこの果実も赤くなるのは半月は早いような気がする。 ブッシュ一杯に軽く100個以上の緑の実が見えるのだがこれがその中でこれだけが赤く今年の初物となる。 赤いといっても摘むまでまだ2,3日は早いような気がするし、明日から4日ほど家を留守にするからこれは戻った頃には鳥に啄ばまれてなくなっているに違いない。 だから初物は口にはいらない。 いや、初物といえば口に入ったときに、ああ、これが今年の初物だ、と言うのかもしれないが、いづれにしてもまだまだ沢山の実がこれからどんどん熟れてくるから時に応じては小さな椀を持ってこの葎にくることになる。
家の葎は年々増えているようだからそのうちジャムにできるぐらいになるかもしれないけれどそうなると小さい庭の端で細かいとげのある植木が場所をとるようになるだろうから見栄えもあまりよくなく、少しは整理して今程度に抑えるかもしれない。 苺と同じように、それを食べたければマーケットや店にさまざまなものが廉価で出回るのだから別段家庭でがんばって作るほどのものではない。
明日からオランダの北部、フリースランド州の湖水地方で3晩バンガローを借りて小さなバケーションをする。 天気予報では晴れが続くといっているから戻ってきたときには両手に一杯ぐらいのフランボーズが採れるのを期待している。