暇つぶし日記

思いつくままに記してみよう

今年最初のラズベリー

2011年06月01日 22時49分11秒 | 日常

去年の9月の中ごろにデザートに使ったフランボーズ(フランボワーズ(仏)、ラズベリー(英)、ヨーロッパキイチゴ(和))の写真を日記に載せているから、このキイチゴの季節は長いようだけれど、今年は6月1日に最初に赤い実がうちの庭の葎に確認された。

http://blogs.yahoo.co.jp/vogelpoepjp/59701348.html

今日から6月に入って、テレビの天気予報では5月の統計が言われていた。 今年の5月はこの300年来の上天気で、日照時間は平年の3倍ほど、したがって降水量は平年の約60%程度だったらしい。 だから草花の開花、成熟が半月から一ヶ月早いようだ。 

毎年フランボーズは赤から赤紫になるのを待って時々に摘んではデザートに使うのだが、そういえばこの果実も赤くなるのは半月は早いような気がする。 ブッシュ一杯に軽く100個以上の緑の実が見えるのだがこれがその中でこれだけが赤く今年の初物となる。 赤いといっても摘むまでまだ2,3日は早いような気がするし、明日から4日ほど家を留守にするからこれは戻った頃には鳥に啄ばまれてなくなっているに違いない。 だから初物は口にはいらない。 いや、初物といえば口に入ったときに、ああ、これが今年の初物だ、と言うのかもしれないが、いづれにしてもまだまだ沢山の実がこれからどんどん熟れてくるから時に応じては小さな椀を持ってこの葎にくることになる。

家の葎は年々増えているようだからそのうちジャムにできるぐらいになるかもしれないけれどそうなると小さい庭の端で細かいとげのある植木が場所をとるようになるだろうから見栄えもあまりよくなく、少しは整理して今程度に抑えるかもしれない。 苺と同じように、それを食べたければマーケットや店にさまざまなものが廉価で出回るのだから別段家庭でがんばって作るほどのものではない。

明日からオランダの北部、フリースランド州の湖水地方で3晩バンガローを借りて小さなバケーションをする。 天気予報では晴れが続くといっているから戻ってきたときには両手に一杯ぐらいのフランボーズが採れるのを期待している。


日曜の午後久しぶりに地元のギャラリーに行った(1)

2011年06月01日 20時38分40秒 | 見る

2011年 5月 22日 (日)

何の予定もない日曜の午後、久しぶりに地元のギャラリーを自転車で見て廻った。

昔フォン・シーボルトが日本から持ち帰った文物を当時暫くの間保存していた屋敷の近くにあるほんの小さなギャラリーでは家人が時々他の地元の芸術家たちと組んで作品を展示するのだが、その前を通ると一人の作家の小さなコラージュだけを5,6点大きなガラス窓の内側から外に向けて飾ってあるだけで内部のスペースは使われておらずドアは閉まっていた。 ま、もう夏休みに向けて準備かと自転車にのったままその5,6点をながめて次のところに行った。

大分前に、多分去年だっただろうか、そのギャラリーについて書いたことがある。 そこは昔の中央郵便局の建物を地元の芸術家の有志が市から借り受けてグループで管理しているギャラリーで何ヶ月かに一度は入れ替えをしていて、このあいだも知り合いの造形作家に道であって立ち話の中でそのグループの活動の具合をきいていたこともあって今日立ち寄る気になったのだ。 

http://blogs.yahoo.co.jp/vogelpoepjp/61035137.html

中に入るとグループの一人だけがぽつんと一人いるだけでだれもいない中はがらんとしているものの「生き物」という大雑把なタイトルでみんなから集めた作品がならんでいた。 大抵は具象作品であり、見るからに一目でそれは何かが分かるものの一人のものだけにはいくら考えてもそれは何かわからなかった。 抽象的なものを創る人らしいけれどそれなら無題なりなんなりつけるのが普通らしいのだがそこには野良犬なり崖の上の山羊、なりの題が付けられていてまわりの作品からはそれだけで際立っていた。

具象から抽象に向かうようなものに「猫に愛玩される」という題のものがありなぜかホンワカとした想いがあふれているようで思わずシャッターを押した。



ギャラリー、「デ ピーター」;しばらくはこのときの展示物が下のサイトで見られる
http://www.galeriedepieter.nl/diashow-werk-dieren.htm