文学界9月号の特集にこういうのがあり読んだ。
立川談志 家元、文学を語る
橋本治 落語のルーツは源氏物語かもしれない
小谷野敦 落語を聴かない者は日本文学を語るな
春風亭昇太、立川談春 対談 落語の自由
それぞれ肩のこらない面白い話だったのだが、橋本の自身歌舞伎にスタンスを置いた源氏のユーモアの分析が面白かった。 すでに自身でも現代語に源氏を訳した仕事があるのでこの文は少々やっつけのの感があるがけれども面白かった。
小谷野は妙な男だ。
このせいでもないのだが、今日、桂米朝落語全集 10巻のDVDのうち第8巻
「五光」と「天狗さし」を観た。30年ほど前は米朝を西の嚆矢としたが、1989年録音のこのシリーズを見ていると語り口に淀みがみられ、若いときの端正な語り口が老いを含んだものになっているのに少々残念な思いをするとともに、当時は苦手だった春団次の方に今は興味が向いている自分を見出す。
立川談志 家元、文学を語る
橋本治 落語のルーツは源氏物語かもしれない
小谷野敦 落語を聴かない者は日本文学を語るな
春風亭昇太、立川談春 対談 落語の自由
それぞれ肩のこらない面白い話だったのだが、橋本の自身歌舞伎にスタンスを置いた源氏のユーモアの分析が面白かった。 すでに自身でも現代語に源氏を訳した仕事があるのでこの文は少々やっつけのの感があるがけれども面白かった。
小谷野は妙な男だ。
このせいでもないのだが、今日、桂米朝落語全集 10巻のDVDのうち第8巻
「五光」と「天狗さし」を観た。30年ほど前は米朝を西の嚆矢としたが、1989年録音のこのシリーズを見ていると語り口に淀みがみられ、若いときの端正な語り口が老いを含んだものになっているのに少々残念な思いをするとともに、当時は苦手だった春団次の方に今は興味が向いている自分を見出す。