ビアンカの  GOING MY WAY ♪

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   人生は ・・・ダバダバダ・・・

芦ノ湖ちょこっとドライブ

2010-08-16 | visit/drive

13日の金曜日、母や息子たちと共に墓地公園までお参りに行ったあと、若者は約束があるからと、渋谷へ向かい、熟年組は、箱根に向かって走りました。首都高、東名、小田原厚木道路、箱根新道と、スイスイでしたが、元箱根に近づくに従い、徐々に渋滞が。海老名PAでトイレ&ストレッチタイムをとって正解でした。
だいたい、母が箱根へのドライブを了解するとは、内心びっくりしました。が、
当日はもう、どこに行くのかさえ忘れ「余り遠くには行かないでね。」と・・・。

わが街を出たのが11時過ぎだったので、向こうに着くころはランチタイムのピーク過ぎている筈。が、これ誤算でした。

予定していた場所 家族連れや老若のカップルなどでごった返しており、少なくとも一時間待つと言われる。仕方なくその向かいにある大衆食堂的な店へ行くが、入った途端赤ちゃんの泣き声が!しかも、そこも約20分待ち。母と一緒だし、もう移動したくないので、渋々そこに決めました。ロケーションはいいんですけど、あちこち入りたい店を思い描いて、はるばるやって来た身にとって想定外の結果でした。

食後は玉村豊男ライフアートミュージアムを覗きましたが、なんでここが美術館?外からも見える一室だけで、作品すべてに値段が付いています。これってギャラリーですよね。ま、入場無料だったのでどうでもいいですけど、玉村氏のライフワークは素敵だと常々思っていました。

次は遊覧船に乗船しよう
と発着所に行くも出航したばかり。もう待ちたくない。そこですぐ近くの美術館に入ることに。この美術館は有名作家のみならず、無名でも将来性のある芸術家を発掘し、精力的に収集、展示してきた個性的な美術館です。現代日本画を中心としたコレクションの数は4000点を越えるとのこと。

四つある展示室で開催されていたのは、下記の通りです。

     1「今日の巨匠展~文化勲章受賞作家を中心に~」 及び
      
      「未来の巨匠三人展」と題して、
     2
柳沢 正人 「地の鼓動~世界遺産を描く」
     3 黒光 茂明  「花の移ろい」
     4 芳澤 一夫  「心の色・心の像(かたち)」


中でも高山辰雄氏の絵や、黒光茂明氏の花の絵などに引かれるものがありました。


山辰雄「花と」


 黒光茂明 (上下j



一階テラスからの眺めが素晴らしく、窓の前に置かれた椅子に腰掛け、時間が止ったように静かな、至福のひとときを過しました。

 

庭に出てゆっくりしていたら、併設カフェのラストオーダーの時間が終わっていました。お盆休みに関係なく、美術館の閉館時間は決まっているのですね。

玄関の~以前お会いしたことがあるような~この女性に再会の約束をして車に乗り込み、向かったのは、山のホテルの「サロン・ド・テ ロザージュ」。せっかくの箱根ドライブです。一ヶ所位は洒落たカフェに入りたいと、必死なbianca。なのに悲しいかなここも閉店の時間でした!夏場なのに5時までとは、早過ぎますよね。ヤケのヤンパチでプリンスホテルまで突っ走りましたが、中が広すぎたことを思い出しUターン。近くの箱根園に立ち寄るも面白くない。強羅花壇までは遠すぎるし・・・で、来る時、気になっていたところへ行くことに。

私以外は、コーヒーなんかどこだっていいじゃない、と言います。でも特に今日はランチが冴えなかったから、どうしても場所にこだわりたいのでした。ようやくコーヒーにありつけたころ、ウェルカムドリンクを片手に、大勢の宿泊客が湖畔に繰り出しました。あぁ、泊まっちゃえばよかったな~。

帰路はわざと宮ノ下経由にしたら大渋滞に巻き込まれました。私馬鹿よね~♪
ガソリンが四分の一しかなく心配になったので、途中のガソリンスタンドで初めてセルフを体験。親切に教えていただきましたが、一人じゃちょっと怖いデス。

もっと寄りたい所だらけだった芦ノ湖周辺でしたが、時間的にこれが精一杯でした。
疲れたにもかかわらず、母がとても喜んでくれたので、そのことが一番嬉しかったチョイドラ箱根版でした。(この日行ったことを忘れていないよね?お母さん。)