ビアンカの  GOING MY WAY ♪

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   人生は ・・・ダバダバダ・・・

新旧交代の丸の内

2009-09-05 | news

駅前のクリニックに行ったついでに、ヒョイとJRに乗ってオープンしたばかりの「丸の内ブリックスクエア」へ足が勝手に向かっていました。

 新しいスポットには初日に行くのが好きでしたが、年と共にどうでもよくなっている自分。ブログ開設時から4年が過ぎ、5年目に突入ですから、最初の頃は今よりそれだけ若かったんですよね。あのころのピチピチしたbiancaが!?懐かしいなぁ。けどもう戻れないから今の自分を素直に受け入れるっきゃないです。

ブリックスクエアは京葉線の東京駅出入口から極めて近いのでヒョイと行く気になったというもの。地下道から雨に濡れずに行けるんです。実際行って見ると、思ったよりショップは少なく、私が利用するとしたらレストランかカフェくらいかしら。

中庭の「一号館広場」は小じんまりしていますが、なかなか洒落た雰囲気。 下の写真の右側の時計のある場所がメインゲートだそうです。そのすぐ左側にはフラワーショップがあり、すてきなブーケやアレンジメントなどが入口の外まで溢れんばかりに飾ってありました。濃淡トーンの組み合わせと言い、花のチョイスといい、センスいいんですよね。各ショップ前に飾られたお祝いのアレンジメントも垢抜けていました。

 

赤れんがづくりの三菱一号館は、1894年に竣工したオフィスビルを内装まで忠実に復元しているそうですが、出来たてのほやほやの復元ものですから 味わいが出るまでかなり時間を要するでしょう。美術館は来年4月6日に「マネとモダン・パリ」を開館記念展としてオープンしますが、ミュージアムカフェとなる“Cafe 18Q4”(じゃなくて、1894)は営業しています。明治期に銀行の営業窓口として使われていたフロアだったそうで、吹き抜けの高い天井が印象的です。入ろうかどうか迷いましたが、開店二日目のワサワサした雰囲気の中ではゆったりした気分になれないのでやめました。

  

賑やかでキュートな花柄が特徴の「キャス・キッドソン」のインテリア雑貨にはつい目を奪われました。布地も少し置いてありましたが、私の年代にはちょっとポップすぎるかも。この店の前で、藤巻幸夫さんそっくりな方をバッチリと見てしまいました。元カリスマバイヤーの彼ですから、こういう場所に現れてもおかしくないですが・・・本当に彼だったのかなぁ。

 「キャス」の前の店、「エシレ」のクロワッサン、フィナンシェなどは、全てがここにしかない新商品のためか、外まで行列が出来ていました。

花屋の前の「ジョエル・ロブション」でパンでも買おうかと思って入ったけど、ここもレジまでの列があり、断念しました。

一号館広場に面した、最もオープンな雰囲気の「A16」は、サンフランシスコで人気の南イタリアレストランの日本初上陸店。ナポリ風ピザがとても美味しそうに見えたので、一人じゃないときに一度入ってみようと思います。 (左の写真)

2階の「Grillうかい」は、中を見せてもらいましたが!庭の緑がガラス越しに見渡せる最高のロケーションでした。うかい鳥山の系列なのでお値段もそれなりですが、グリル料理の好きなお客さまと一緒に、ね。

ナカタヒデさんからのお祝いの花が飾ってあったのは3Fにある京おばんざいの店。

中国料理の青菜(チンツァイ)は、気楽に入りたくなるような店構えが新鮮な気がしました。

初めて耳にする店名が多いブリックスクエアでしたが、シェ三國のフレンチレストランもありましたよ。

  このあとすぐに帰宅するつもりが、今度は足先が丸ビル方面に向いていました。東京中央郵便局が前面を除いてほぼ解体され、その隙間から、私が今まで居たブリックスクエアのある丸の内パークビルが聳えているのが見えました。

     

どうって事ない建物だと思っていた中央郵便局が急にいとおしくなったのは、丸ビル4階のカフェから見下ろした時。針のない時計が悲劇の主人公と重なって迫ってきたのです。この前面の建物も無くなっちゃうのでしょうか。

       

              温故      知新

                             丸の内ブリックスクエア


   ★約4年前のマイブログを読むとブリックスクエアの前身がわかります。