先日は、仕事関係の勉強会とやらで、仕事のあと、
5時半に間に合うように、新橋のA社まで出掛けました。
勉強会といっても、お話を聞いているだけ、そのあと質疑応答で解散となります。
コックリしたいのを堪えながらの2時間でしたが、こういう時に限って
何回も講師とバッチリ目が合うんです。
やっと解放されてヤッホー!
軽やかな―いや、重い筈です―足取りで夜の街を新橋駅方面へ。
決まって通る細い道は、両側ぎっしりの飲み屋街。
夜空にあかりが眩しいほど連なり、溢れるほどのサラリーマンやOLで大繁盛。
どの店も中まで覗けて、焼き物のにおいが胃を刺激します。
会社が退けるとこの数の人々がこんな所でこんな風に・・と、
通るたびに面白がって人間ウオッチング。
・・・そうだ、急がなきゃ、今日は娘のバースデー。
「ママ、新橋に行くのなら、並木通りに、銀座界隈で一番美味しいらしい
ケーキ屋があるんだけど。」なぁんて言われてしまったものですから、
「ウッ・・なんか高そ~」と思いながらも、
新橋駅を通り越して銀座側へ。
時は8時。銀座はすっかり夜の顔に変身していました。
新橋とは打って変わり、高級クラブの数々が、これまた通りの両端に、
ビルの高さまで色とりどりの看板を掲げ、
出勤途中の美人ママさんや女の子が 足早に目的のビルへと
吸い込まれていきます。
すごーい!かっこいい!もっと見ていた~い!・・・と、
見とれながらも、確か通りの右側・・と聞いていたのですぐに探すことが出来ました。
店の名は “ピエスモンテ”
げーッ、オッサンばっかり・・・。
はは~ん、そうか、バースデーケーキに、「MISS. 〇〇〇って書いてくれ」
なんて注文しているぞ。しかも、「領収証を書いて」とも言ってるぞ。
ここは夕方開業し、夜中近くまでオープンしているらしい。
ショーケースを覗いている間にも、入ってくるのはおじさんばかり。
・・・そうだ、わたしの方こそ変なお客に思われているのかもしれない・・・
ほどほどのお値段の中でケーキを決めて、名入れをしてもらいましたが、
筆記体でスラスラと実に上手いのです。
“Piece Montee” とは、熟練した職人により、厳選された材料で作り上げるデコレーション、という意味のようです。
外に出るとやたらと黒塗りの、運転手付きの御車が目立ちます。
東京駅まで歩いて電車に乗り、家に着いたらもう9時をとっくに回っていました。
急げ、食事だ!ペコペコだ~!今宵の夕食はフェイジョアーダ。
朝に仕掛けたごはんに、この缶詰をかけるだけ。
あとはサラダを超特急で作り上げ、みんなが集まった所で
Happy Birthday to You ♪
の歌と共にケーキカット。パチパチパチ Rちゃん おめでとう!
忙しくも楽しかった一日でした。
ケーキのお味? 美味しかったけど、LALAでもよかったかな。フッフッフ・・・