1995 ー 2016

2017-02-11 | Something Old


ロンドンの家の買い手がみつかったのは数年前のような気がするが ちょうど1年前のことだった。
ビューイングの時は犬はいない方がいいだろうと寒さの中公園を 歩き回ったものだ。
今はきっと家具も入れ替わりすっかり変わってしまったことだろう。
記念に撮っておいた写真を載せてみる。

テレビが邪魔だけれどここはいわゆる応接室、
二階にありバス通りに面しているため騒音は激しい、
前のオーナーがブライトンのパビリオンの内装を参考に装飾した部屋で
壁のペンキを同じ色に塗り替えただけでほとんど当時とは変わってない。
暖炉の周りとシャンデリアは陶芸家の奥方の作品である、
シャンデリアだけは外して持ってきた、
これは家を買う時に余分に払ったものだから当然だ、
さすがに暖炉は剥がすことはできなくそのまま置いてきた。

新しいオーナーはその世界では名の知られた若いモダン アーティスト、
裏庭から続く大きな使われていない建物をスタジオとして購入したくてどうやらこの家を買ったようだ、
才能のある画家だからきっとこの家でいい作品を描いていくことにちがいない。