年末恒例ゴジラ鑑賞のついでに2本ほど見てきました。以下簡単な感想。細かく突っ込んだのは本体に。
「ULTRAMAN」
低予算から来るであろうチープさはあるが、素直な姿勢で作っている感じがした。
人間を超えた力に戸惑いながらも家族のため、人々のために戦いに赴くという王道的展開は共感できた。説明不足な部分はあるものの、1時間40分の中で必要な部分をうまく刈り込んでいる。
予想以上に楽しく見れた。続編の告知があったが、来年年末また見に行こうかしら。
追加:大澄賢也はやっぱり大澄賢也で草刈正雄はやっぱり草刈正雄だった。
パンフを読むとネクサスの前日譚らしいのだがこれだけあからさまに怪獣が出現した後では秘密もへったくれも無いと思うんだが・・・。
「エイリアンVSプレデター」
開き直って細かい理屈抜きのB級映画を作ろうというのはいいけど、微妙に不満。
最大の不満点は序盤に悪役然としたやり方で人間をぶちのめしたプレデターが「敵の敵は味方」という言葉以降、正義の味方的な扱いになってしまったこと。こうするならはじめから「プレデター=人間とは考え方こそ違うが味方、エイリアン=敵」という図式を明確にした方がB級的には正解だったんじゃないだろうか。
それゆえにチラシのあおり文句を考えた奴に言いたい。
「詐欺じゃねえか。」
あと、エイリアン、プレデターと来たらやっぱり海兵隊だよなあ。リン・クロサワ中尉は何処?
「ゴジラFINAL WARS」
北村龍平という監督は「ゴジラ」をバカアクション映画に仕立て上げてしまった。
それゆえにゴジラ以下怪獣など添え物程度の扱いしか受けていないように感じてしまった。その怪獣アクションはスピーディーというより軽すぎ。
こういうのもアリかな、とは思うけど、ゴジラ映画が復活することがあっても北村監督には撮らせない方が良いと思う。鬼子は所詮鬼子に過ぎないのですから。
個人的には中尾彬艦長率いる轟天号がゴジラを封印した時点で終わってもOKだったんだけど。(←開始10分経ってません)
P.S.
中盤のバイク追走シーンで思ったこと。「ケイン・コスギ早くライダーへ来い!」
「ULTRAMAN」
低予算から来るであろうチープさはあるが、素直な姿勢で作っている感じがした。
人間を超えた力に戸惑いながらも家族のため、人々のために戦いに赴くという王道的展開は共感できた。説明不足な部分はあるものの、1時間40分の中で必要な部分をうまく刈り込んでいる。
予想以上に楽しく見れた。続編の告知があったが、来年年末また見に行こうかしら。
追加:大澄賢也はやっぱり大澄賢也で草刈正雄はやっぱり草刈正雄だった。
パンフを読むとネクサスの前日譚らしいのだがこれだけあからさまに怪獣が出現した後では秘密もへったくれも無いと思うんだが・・・。
「エイリアンVSプレデター」
開き直って細かい理屈抜きのB級映画を作ろうというのはいいけど、微妙に不満。
最大の不満点は序盤に悪役然としたやり方で人間をぶちのめしたプレデターが「敵の敵は味方」という言葉以降、正義の味方的な扱いになってしまったこと。こうするならはじめから「プレデター=人間とは考え方こそ違うが味方、エイリアン=敵」という図式を明確にした方がB級的には正解だったんじゃないだろうか。
それゆえにチラシのあおり文句を考えた奴に言いたい。
「詐欺じゃねえか。」
あと、エイリアン、プレデターと来たらやっぱり海兵隊だよなあ。リン・クロサワ中尉は何処?
「ゴジラFINAL WARS」
北村龍平という監督は「ゴジラ」をバカアクション映画に仕立て上げてしまった。
それゆえにゴジラ以下怪獣など添え物程度の扱いしか受けていないように感じてしまった。その怪獣アクションはスピーディーというより軽すぎ。
こういうのもアリかな、とは思うけど、ゴジラ映画が復活することがあっても北村監督には撮らせない方が良いと思う。鬼子は所詮鬼子に過ぎないのですから。
個人的には中尾彬艦長率いる轟天号がゴジラを封印した時点で終わってもOKだったんだけど。(←開始10分経ってません)
P.S.
中盤のバイク追走シーンで思ったこと。「ケイン・コスギ早くライダーへ来い!」
さて、今回見た作品は兄弟そろって「ゴジラ」「エイリアンVsプレデター」です。
では久しぶりに行ってみよう十字路の映画がいっぱい。
「ゴジラFINAL WARS」
シゲ氏は北村龍平監督は「ゴジラ」をバカアクション映画に仕立て上げてしまった、と批評しておりますが、十字路も同じで素直に「これ、ゴジラ映画じゃないよな」でした。
なんというか、東宝特撮映画の総出演ってかんじがひしひしと。
轟天号が敵宇宙船に突っ込んでいくあたりなんざ、兄弟そろって見に行った「惑星大戦争」っぽいし…。
怪獣側の方はもう、ゴジラ引退試合10番勝負って感じで並み居る怪獣を怪獣王の貫禄でなぎ倒していくのは、長州力引退試合を見てるようでした(笑)
まぁ、今回のゴジラは平成ゴジラの恐い造詣のままコミカル演出OKの昭和ゴジラを撮ったということで個人的には納得。
でもね…ここ最近のシリーズの中では結構面白かった作品ではありました。
PS.
ドンフライ演ずるゴードン大佐。かっこ良過ぎです。
ディレクターズカットされ、エンディングでチョコっと流れてたケインVs舟木観たいです。
そしてケイン、もう少し日本語うまくなれよ。
「AVP」
待ちました。ようやくこの時がやってきたか!って感じです。
シゲ氏と同じで、エイリアン、プレデター、ニンゲンの三つ巴で、ニンゲンはひたすら逃げ回るだけという構図を想像してたのですが、まぁこんなものかなと。
まぁ、十字路が思ったのは途中、ニンゲン側についた形になったというより、主人公の女冒険家をプレデター的に戦士として認めたからこそ共闘したんだろうなぁとひよって解釈。まぁ「なかなかやるね人間も」(意味深です)ってかんじかな。
でも、ラストは主人公はプレデターにぶちのめされて終わりってくらいないと日本のファンは納得しないのでは?
パンフレットには書いてあるのだがアメコミ版ではプレデターは微妙にニンゲンよりらしいからね…。
さて今回の作品、なかなか洒落がきいてます。きがつくとなるほどの設定が直球でひかれていますのでこのあたりは好きな人は見てご確認を…。
(書くとネタばれになるので書きません)
PS.リン・クロサワ中尉かよ(笑)大丈夫「AVP2~今度は戦争だ~」にきっと出てくるよ(大嘘)
電話口で掛け持ちは無理っぽいようなこと言ってたのに結局掛け持ちしたのかよ・・・。
AVPはチラシのあおり文句が無ければねぇ、素直な解釈に納得も言ったんだけど。もう、これは映画の罪ではなく日本側の宣伝の罪でしょうな。
ドンフライは立ち居振る舞いも貫禄十分でしたが、何よりも玄田哲章氏の吹き替えがはまってかっこよさも倍増しましたな。
そうかぁ、君は最近の中では面白かったと評価したかぁ。君に感想を依頼したのはどうもコメントに困ったからと、感想サイトなどを巡ると酷評が多かった事(言うほどつまらないとは思わなかったので)から俺に一番近い人間はどう判断するだろうと思ったからなんですな。
ま、ともあれ今年もよろしゅうに。